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都幹部もボヤく“張り子の虎”猪瀬直樹
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2013/11/12 日刊ゲンダイ
東京五輪の組織委員会人事をめぐって、またツバぜり合いか――。
先週7日、官邸で安倍首相に会った森元首相が、組織委員会の“会長”について「財界出身者がやるべきだと提案した」と明かした。すると、翌8日、猪瀬都知事は記者会見で「“理事長”は財界人が適当だ」と発言。どちらも「トップは財界人」と言っているが、微妙に話が食い違っている。
「会見で猪瀬知事は、『組織委に会長(職)はない。森元首相は混乱されているのだと思います』とまで言い放った。もともと猪瀬知事がイメージしていた組織委員会は、名誉職の“会長”と資金集めを担う“理事長”がいて、実務は事務総長が行うというもの。自分は“会長”になるつもりでした。しかし、猪瀬会長には官邸や自民党がNO。東京五輪なのに、主導権が国に奪われ始めている。で、反撃のために会長職をなくし、“理事長”をトップにすることにしたのでしょう」(都庁関係者)
同時に猪瀬は、理事長、都知事、JOC会長、文科相の4人から成る「ボード」という機関も設けて、組織委をチェックするとも言った。
「そうなると森元首相の出番はなくなりますね。猪瀬知事は会長にはなれずとも、ボードの一員。主導権を握るため先手を打ったのでしょう。ただ、最終的にその通りになるか分かりません」(前出の都庁関係者)
五輪決定後、東京都の存在感はどんどん薄れている。それに都庁内は焦燥感を募らせているという。問題は組織委員会人事だけじゃない。新国立競技場の建設でも「国営だから国が出すべき」という抵抗むなしく、周辺整備の名の下に資金拠出を約束させられた。
五輪以外の課題でも猪瀬の力量は不安視されている。
ダメ押しが地方法人税の国税化だ。政府は14年度税制改正で、東京都などの法人住民税の一部を国税化し、貧しい地方に再配分することを検討中。これに猪瀬は猛反発しているが、最終的に、国に押し切られてしまうのではないかと懸念されている。
「オール東京で国に抵抗すべきなのに、猪瀬知事と都議会自民党の関係は最悪です。この局面で議会と共同歩調が取れないのは痛い。官邸も猪瀬さんにソッポというし。都幹部は都議会自民へ日参し、『知事に政治力がないとツラい』とボヤいていますよ」(都政記者)
張り子の虎じゃ、どうにもならない。
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