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http://31634308.at.webry.info/201311/article_8.html
2013/11/10 22:58
山本太郎氏は脱原発の象徴の候補として、参議院選挙に当選した。当然、原発政策を推進している政府、電力会社、電力会社にぶら下がっている原発関連企業、機関、また電力会社から膨大な広告費を受けている新聞、マスコミ機関、また原発技術を日本に渡し、日本に原発技術を担保してもらわないと困る米国など、全てにとって山本氏の活動は目の上のたんこぶである。
そんな山本氏は、自分の行動には細心の注意を払わなければならない。その最もいい例が、小沢一郎氏である。小沢氏は、自民党政権に慣れ親しんだ政治、官僚社会、社会を根本から変えようとした人物で、日本の首相になる一歩手前で、政治資金規正法の虚偽の疑いで起訴され、首相の芽を摘まれた。
その際、マスコミも加わって徹底的に、「小沢は悪」、「小沢は限りなく灰色」という感覚を国民に刷り込んでしまった。この刷り込みは、小沢氏が強制起訴を受けての裁判で無罪になっても、未だに消えていない。多くの人は小沢氏の話をすると、顔をしかめて嫌悪の表情をする。生活の党が中々党勢を回復出来ないのは、そのせいでもあると思っている。しかし、これを認めれば、負けたことになる。
山本氏も反原発の象徴として、原発推進側から見れば絶好の標的である。山本氏自身が、「天皇陛下に手紙を渡したことがこれほど大きな騒ぎになるとは思わなかった」と述べたように、個人的には軽率であったと思っている。自分なら決してそういうことはしない。容易に結果が予測できるからである。
山本氏は天皇陛下に手紙を渡して、一体何を期待したのだろうか。天皇陛下が、政治的な話を出来ないことは、誰でも知っていることである。原発の状況を知ってもらいたかったと言っているが、天皇陛下はある程度の情報はわかっていると考えている。
これから山本氏に対し、さまざまな攻撃が始まるだろう。参議院議長から厳重注意を受けた影響がすぐに現れた。以下の記事のように、騒ぎを恐れる大学側から会場の使用中止を言われ、講演が中止になった。
山本太郎氏と原発考える講演会中止…会場使えず
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131108-OYT1T01341.htm。
こんなことが、これからずっと続くことになるだろう。反原発=山本氏=非常識という「刷り込み」がなされてようとしている。非常に危険である。所謂論理のすり替えである。反原発=非常識という構図を作ろうとしている。
その攻撃の始まりが、以下の記事に感じる。
脱原発団体にサイバー攻撃か 33団体に253万通
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013111001002010.html
脱原発などを訴える全国の少なくとも33市民団体に、9月中旬から11月上旬にかけて計約253万通のメールが送り付けられていたことが10日、分かった。特殊プログラムを利用したサイバー攻撃とみられ、団体側は威力業務妨害容疑で刑事告訴を検討している。
団体側代理人の海渡雄一弁護士によると、メールによる攻撃は9月18〜30日に石川などの33団体に計約210万通が届いた。このうち2団体には10月24日〜11月4日、さらに計約43万通が送り付けられた。(共同)
原発推進勢力は、今が攻め時と考えている。この風潮に我々は声を上げるべきだ。反原発、脱原発の声を消されてはならない。
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