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不安定化する中国の「揺さぶり」に日本政府は毅然と原則を通せ。(日々雑感) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/173.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 11 月 10 日 08:57:25: EaaOcpw/cGfrA
 

http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/3217932/
2013/11/10 07:09

 中国国内が不安定化している。従来から中国内で民衆による公権力に対する「暴動」が年間8万件ないし10万件も起こっているとされていた。正確な数字は中国政府が発表していないから解りようもないが、それですら驚きだった。

 が、今回は先日天安門広場に暴走車が突入して死傷者が出るという事件が起こり、山西省の共産党本部ビル前で爆弾テロと思われる事件が起こった。いずれも中国政府の威信に関わる場所で起こった事件なのが目を引く。

 承知の通り中国は情報管理国家だ。同時に権力による情報操作と盗聴や告発を奨励する情報統制社会でもある。その中国内で起こった象徴的な事件により中国権力による統制と規律にガタが来ていると思われる。それも相当深刻な状態になっていると思わなければならないだろう。

 時恰も、産経新聞報道によると中国政府の意を受けたと思われる中国外務副局長が極秘に中国訪日経済団体にまぎれて訪日し、外務省や官邸で日本政府と接触しているのが確認されている。福田元首相が訪中し中国外務大臣と面会するとの報道もある。中国政府が何とかして日本と外交関係を改善しようとしているシグナルと思われる。

 その一方で中国艦船による尖閣諸島近海のEEZ侵入を繰り返しているし、中国政府による世界各国へ「尖閣諸島は日清戦争により日本が略奪した」ものだと捏造した歴史を頻繁に発信している。前記に紹介した中国外務省副局長の正常化交渉も「尖閣諸島の共同管理」などを前提としたもののようで、中国政府は何も譲歩していない。むしろ明確な尖閣諸島領有への足がかりを日本政府に認めさせる魂胆が明らかな外交姿勢でしかないようだ。

 しかし中国政府は日本との外交を正常化したい思惑もある。習主席のライバルとされ、終身刑となった薄煕来(はくきらい)元重慶市党委書記を終身主席とする政党が作られたという。本来中国は中国共産党の一党支配を謳い、現在ある共産党以外の8政党は共産党の補助機関という位置づけになっている。しかし薄煕来氏を終身主席とする「至憲党」がどのような運動を展開するのか予断を許さない。

 中国を理解する時に日本の統治や自衛隊の在り方を前提としてはならない。むしろ戦国時代の日本をイメージした方がより近いだろう。中国政府による全軍に対する軍事統帥権は確立したものではなく、空軍の一部と海軍の一部10万人程度の精鋭軍を直接掌握しているに過ぎず、全国各地の人民解放軍はかつての軍閥の域を脱してはいない。

 いわば中国政府によるモザイク国家を統一しているのが共産党思想による情報管理と恐怖政治の賜物だ。だから何年かに一度は国民を震撼とさせる「恐怖」を与えなければ統治が弛緩する脆弱性な一面を持っている。

 文化大革命はそうした締め付けにより文化人や学者や教師や医師などを大量(3000万人)に虐殺したのだ。天安門事件でも1万5千人もの学生たちを虐殺した。それでも中国は統治・統制力を失いつつある。

 その主な原因は貧富の格差拡大にある。そもそも共産主義社会に格差があってはならない。すべては平等に分配されるのが共産主義の大前提だ。そうした「毛沢東主義」を前面に出したのが薄煕来(はくきらい)氏だった。だが薄煕来(はくきらい)氏も中国政府官僚の例にもれず蓄財を図っていたが、彼を終身主席に仰ぐ人たちは現在の極端な貧富の格差是正を党是に掲げている。

 習主席はガタのき始めた中国内を纏めるためにも反日姿勢と尖閣領有を叫び続けるしかない。その一方で外資と外国企業の導入を主力エンジンとして発展を続けて来た中国経済を今後も維持するためには経済大国の隣人・日本の力を借りなければならない。中国政府はトヨタ元社長の張氏を団長とする150人規模の経済視察団を近々受け入れるようだが、それこそが中国政府の本音だと見るべきだろう。

 しかし日本の経済界も中国民の反日運動で日本企業が焼き討ちや破壊・略奪にあった事実を忘れてはならない。中国は安定的な安心して投資できる国ではないことを十分に認識すべきだ。今後とも中国政府は反日姿勢を崩すことはではないだろうし、やがて経済の不振から中国国内政治と国内統制でもダッチロールを演じることになるのは明らかだ。日本政府も中国の外交打開姿勢に乗じて安易な妥協を図ってはならない。毅然として尖閣領有を主張し、その主張は海外へ向かっても大いに宣伝すべきだ。「白髪三千丈」の誇大妄想中国に対抗するには事実を繰り返し世界に訴えることが何よりも必要だ。


 

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コメント
 
01. 2013年11月10日 09:29:09 : 085QMSchMU
日本の存在がなければ、極東はアフリカの土人社会と同じであったろうと、米国人
の誰かだったかな、ゆーておる。シナもチョーセンも、本質的に未開の地、無法と
暴力と嘘の大地だ。清末の思想家・梁啓超が「野蛮の自由」と中国文明を指して
ゆーておるらしい。
 核武装を急がなくてはなりません。

02. 2013年11月10日 09:51:00 : nNyEQHK3hY
>日本政府は毅然と原則を通せ

駄目ですね
なぜなら国際社会は中国より日本側に批判的
理由は安倍政権が極右政権と認識されているから
極右安倍政権がわざと対立を煽ってそれを政治に利用していると見ている
それをやっているのは中国だろうと言いたい奴もいるだろうが
中国は同時に対話棚上げ路線に戻るようにとのサインを出しているし
それを日本の極右政権が拒否している
国際社会はそう認識している


03. 佐助 2013年11月10日 20:03:48 : YZ1JBFFO77mpI : 2AYIRQbqkw
「中国解体の危機」一党独裁政治体制の自壊も避けられない
中国のバブルは、クルミの殼一個が百万に高騰、住宅土地バブル中心に、日本と米国と同じように破裂した
のに、2015年までは見えない。

民衆が土地を強制収用した共産党を追放に成功したニユースが流れ、全国で汚職が摘発されてるが、これは経済暴動で政治暴動ではない。一党独裁支配から開放される自由革命の蜂起成功は2020年以降になろう。日欧米の指導者は、中国の資本主義経済システム導入は、自然に、資本主義政治システムに移行すると期待している。さらに、政治家とマスコミは日米欧に遅れて2011年12月にバブルが破裂したことを無視している。

ロシアや中国より工業化が進み農奴制から自営農に移行してた東欧の社会主義国の一党支配制度は40 年後に自壊した。そして中ソ社会主義国家は80 年目に自壊する。それは、三世代目になると、革命を直接経験しない世代が多数派となるためだ。彼らは、低生活水準での平等より、自由を求めるため自壊するのである。政治と経済レベルは、それぞれ独立した利己的なシステムをもっているため、社会主義国家が資本主義的経済を導入することは可能だ。レーニンはネップとよぶ資本主義的経済制度と外国資本導入を計画した。

社会主義政治制度が、資本主義的経済を採用したとしても、80年後には、政治的自由を求めて民衆は蜂起し、自壊を絶対に避けることはできない。中国経済のバブルの崩壊は2015 年には認識されるが、その十年後には一党独裁政治体制の自壊も避けられない。

「シーラカンス銀行の膨張から破裂に向かう」
香港に生き残っているシーラカンス銀行が(英国と香港と中国の経営する銀行で、それぞれ香港ドルを印刷発行)している。この香港のシーラカンス銀行の紙幣は、中国政府の元の影武者として、米国の切り上げ圧力のクッションになって膨張をつづけている,しかも香港と中国の土地や株に投資されている。これはインフレを抑えようとする中国政府の施策を尻抜けにさせていることになる。

「多民族国家&多部族国家の悲劇」解体の危機
中国は多民族国家&多部族国家であるために一致して協調できないから常に対立から解体の危機に襲われていく,英国と香港と中国の経営する銀行が、それぞれ香港ドルを印刷発行している,その香港ドル紙幣を発行する銀行が、中国と香港の不動産と株式バブルの破裂で債務不履行になると中国は溜めたドルを全部吐き出す。そして貴任のなすり合いが英・香港・中国で発生することになる。この時が戦争の危機なのかも知れない。ドルが自滅を免れ、米英覇権が延命するかどうかという、金融世界大戦に元は巻き込まれないことだ。

中国の元も米ドルとのペッグ制を採用している。そのために香港ドルを売り米国のドル買いを続けた。そして米ドルの世界的暴落と、中国元の米ドル切上げ政策への転換は、最後の民営通貨である香港ドルの崩壊消滅を、秒読み段階に突入させている。米ドル大暴落は、確実に、香港銀行のデフォルト(債務不履行)を間違いなく発生させるだろう。だから2015年の第二のリーマンショックはここらだと予告できる。

日本は需要より供給(生産能力)が上回っているため、日本の税金で大企業を救済しバラまいたお金は、後進国のインフレ投機バブルに注ぎ込まれ,そのため、中国・インド・ブラジルを中心に、後進国のバブルは破裂は加速され、第二のリーマンショックになることは避けられない。


中国と同じく「日本の応仁の乱はまだ初期段階」
日本も【右翼左翼中道に関係なく選挙ごとに得票を減らす】選挙結果から日本国民の50%以上はすでに既成政党にノーを突きつけている。右翼左翼中道に関係なく、2016年前後まで選挙ごとに得票を減らす。そして、2016年前後の証券・為替・銀行の窓ロ一時閉鎖に追い込まれ超党派法案可決まで、政権交代はつづくことになる。今後も民自公の政権が続くと保守政治家や官僚、天下り既得権益よって開発は阻止されていく。政府とマスコミ官僚により産業革命が先送りされると,日本は世界でも景気の回復が一番遅れることになる。つまり政治経済の転換点での官僚(天下り)メディアの腐敗・不信は痛い。政治家と官僚マスコミたちにより日本は未曽有の地獄絵図を体験することになる。

「官僚が支配する社会では自由経済システムそのものが腐敗堕落する」
資本主義国家は、官僚支配するビジネスに参加するにはコネと賄賂が絶対必要である。社会主義政治体制は官僚支配なので、どんな開放政策にも認可権がつきまとう。そのため、自由経済システムそのものも腐敗堕落が避けられない。そして資本主義国家でも社会主義国家でも、国家と企業と個人は、それぞれ利己的な自衛思考と行動をするために、短所や矛盾の発生は避けられない。

アダム・スミスは「神の手」だと解いた。日本マンガ経済教科書にはダーウィンの進化論ばりに「生存競争と淘汰によって需要と供給は自然に均衡されるので、景気は自動的に回復する」と解いた。このような競争と淘汰の常識をもっているは「貧乏人や中小企業は首をつって死ね(そうすれば淘汰され景気は早く回復する)」と、財務大王と民自公議員は常々思っているのである。

仏典に「三災七難」という名言がある。国家の最高指導者が間抜けで最悪だと、あらゆる災難が競って襲ってくるというのである。そして国民を不幸のどん底に突き落とすのである。平家を滅ぼすは平家と言う諺がある,自業自得になる平家は間抜けで自分のやった所業のために自滅したのである。

間抜けな日本の政治指導者「過剰生産でダンピングが不可避」
世界的な需要(市場)が供給(生産能力)を下回っているため,すべての国が関税をゼロにしても、世界の貿易額は拡大できない。なぜなら保護しなければならない産業が発生するし世界的な過剰生産でダンピングが不可避になるから,間抜けな日本の政治指導者や官僚マスコミは長期大不況の原因を為替の上下動に責任転嫁してしまうだろう。


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