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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131109/plt1311091448001-n1.htm
2013.11.09
小泉純一郎元首相の「脱原発」発言をめぐって、自民党の石破茂幹事長や高市早苗政調会長らが責任の押し付け合いをしている。国民的人気の高い小泉氏への対応を誤れば、党の支持率だけでなく、自身の政治力にも悪影響が出かねないからだ。こうしたなか、元側近である飯島勲内閣官房参与は、真正面から小泉氏を批判した。
発端は、石破氏から小泉発言の精査を指示された高市氏の発言。7日の記者会見で「小泉氏の講演録は収集して、石破氏に渡した。仕事は終わった」と“終了宣言”を行ったのだ。
これに対し、石破氏は翌8日の記者会見で「『私が発言を精査する』とは言っていない。それなら党の政務調査会はいらない」と不快感を表明。高市氏も「党の公約との違いを書いた紙は石破氏に渡した。終わっている」と突っぱねる始末で、押し付け合いはエスカレートするばかりだ。
残る党3役の1人、野田聖子総務会長も「(幹事長と政調会長の)両者が担うことだ」と、2人にゲタを預ける構え。
小泉氏の主張する「再生可能エネルギーの普及」には、技術的にも相当時間がかかるうえ、原発停止に伴う火力発電用燃料などの輸入増加で、日本の貿易収支は5兆円近い赤字となっている。自民党は7月の参院選で「安全性が確認された原発を再稼働する」との公約を掲げて勝利しただけに、党幹部は冷静に国民に説明すべきだが、「希代のケンカ師」を相手にしたくないのか。
こうしたなか、小泉氏の政策秘書や政務秘書官を務めた飯島氏は8日夜、BS日テレの「深層NEWS」に出演。小泉発言について「小泉氏の感性で、それでいいのではないか」といいながら、「ただ、国の指導者は全体像を見てやっていかないといけない」「ドイツやスペインは(太陽光発電の)負担を上乗せして困っている。日本がそのような状態に陥ることが国民にとって幸せか」と批判した。
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