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2013/11/9 晴耕雨読
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「偽装」はあらゆる業界で体質になっている。
究極の「偽装」は、「福島第1原発事故は、はたして本当に起きたのか」になるだろう。
野田佳彦の「収束宣言」も安倍晋三の「ブロック・コントロール」も撤回はされていないのであり、こんな健忘症の民族は、原発をもってはならないのである。
福島第1原発から出る高放射性核廃棄物は、最低でも数千年間、理想的には25万年間、安全に保管し続けなければならない。
ところで、日本のわずか1万年前は旧石器時代である。
つまり、終わりのない、危機管理に、わたしたちは入るのである。
呪われた永遠のプロセスに入ることになる。
福島第1原発から出る高放射性核廃棄物は、この忘れっぽい民族に記憶を強制することになる。
忘れたら大変なことになる。
しかし数十年で、長崎・広島を忘れるような民族である。
10万年、20万年の管理ができるのか。
技術過信と安全神話が、核のゴミ管理にも顔を出している。
民主党から自民党が政権を奪回したことで、明らかになったことのひとつは、この国を支配しているのが、官僚であり、その官僚が米国に付き従っているという、植民地の実態である。
政権が代わっても何も変わらないのはそれを物語っている。
「民・みんな・維新」に政権を渡しても同じことだ。
特定秘密保護法案が通ったら、国会議員のなかでも、秘密情報を知り得た議員が、仲間の議員に話したら、特定秘密の漏洩で逮捕されることになる。
こんなバカなことはない。
国会議員が仲間同士で政治を語れないようになるわけだ。
官僚が政治家を縛る法律を、与党政治家は喜々として通そうとしている。
特定秘密保護法案が通ったら、被告の裁判が、新聞に載るようなことはないだろう。
秘密を犯した者の裁判だからだ。
しかし、想像すると、これほど人権無視の、反主知主義の空間はないといったものになろう。
弁護士の存在理由はないのであり、法廷では、裁判官の問答無用の、有罪の声だけが響くだろう。
ドイツのメルケルの携帯が、米国に盗聴されたのは、メルケルがドイツ国益のために働く優れた政治家だったからだ。
安倍晋三の携帯が、米国に盗聴されなかったのはなぜか。
盗聴などしなくても、ジャパン・ハンドラーズの指示通りに、米国益のために働く人間だから、必要がなかったのである。
福島第1原発については、終わり(「収束」、「ブロック」、「コントロール」)を語ること自体が、ある種の厚顔無恥である。
次の原発事故は、福島第1原発を、のんびりした事故と思わせるほど過激で深刻なものになるにちがいない。
今でもそうだが、わたしたちは原発の、核のゴミ管理のために、そして廃炉費用を捻出するために、世界一高い税金を搾り取られるのである。
原発のために生かされ、原発によって殺される人生になる。
国家に対するテロリズムもあれば、国家によるテロリズムもある。
これは国民を標的にしたテロリズムである。
原発輸出・消費税増税・NSC法案・特定秘密保護法案・国家安全保障基本法案・TPP参加・解釈改憲・新ガイドライン。
これらはすべて国民をターゲットにし、絶望に追いやるテロリズムである。
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