「森担当相、原発警備は特定秘密＝秘密保護法案が実質審議入り http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013110800066 」

森特定秘密法案担当相は、原発の警備情報について、「警察などの警備の実施状況、実施計画を公 表したら、テロ（リスト）が知ってしまう」と述べ、特定秘密に該当するとの認識を示したのである。

原発のテロ対策のために原発警備は特定秘密というのは分かるが、ここで言うところの「警備」とはガードマンのことではない。もちろん、最終的には現場はガードマンということになるが、テロ対策というと警察庁警備局が担当である。具体的には警備局公安課である。すなわち、公安警察である。

原発警備を特定秘密にすることで、公安警察としては原発に関わること全てを対象にするものである。当然、脱原発運動に関わる者は捜査対象である。今も、脱原発運動には捜査が入っているだろうが、特定秘密にすることで、公安警察による脱原発運動に関する捜査情報は一切表に出なくなり、違法捜査をしても全く分からなくなるということだ。

そして、特定秘密なのだから、裁判になっても具体的証拠は出さなくてもいいのだろう。なぜならば、出してしまったら特定秘密の開示になってしまって秘密ではなくなるからだ。これは、危険なことだ。

また、森担当相は、特定秘密の指定に当たり「国民の生命、国家の安全のため に指定するが、やはり行政の恣意（しい）はしっかり排除してい かなければならない」と強調、外部有識者の意見聴取などを通じ て適正な運用に努める考えを示した。

この「外部有識者」であるが、集団的自衛権行使の憲法解釈の変更を検討している、安倍の私的懇談会の「安保法制懇」の外部有識者は、全て安倍の意向を受けた者だけを集めており、中立的な観点での検討ではない。他の安倍の私的懇談会も同じである。また、NHKの経営委員人事も極めて安倍の意向を受けた人の人選である。

だから、特定秘密に関する適正な運用のための「外部有識者」とは、安倍が恣意的に集めるということになると考えるのが普通だろう。だから、「外部有識者」の意見とは、安倍の意見であり意味はないのだ。

シリアに戦争仕掛けたいアメリカ政府が出来なかったのも
国民が議員に直接抗議を繰り返したからだと言う。

国民の力を無視する自民党はまたもや下野！
だって結局4分の1くらいの支持しかあつめてなくて
議席数が多いだけでしょ

山形の女新人議員なんて
「聖域が認められなかったらＴＰＰを脱退する！」
って大口叩いてたっけ！
もう次は無しって決定！

国民の力で自民党を下野させましょう！

民主党政権を蹴落とした安倍自民党が、ここまで堂々と警察国家化を推進してくるとは、昨年の衆院選、今年の参院選で自民に投票した人々は、
ほとんどわかっていなかったんじゃないのか？

民主党政権はたしかに最低だった。特に菅以降。

だが、自民は堂々と、民を苦しめる政策を実行する。
安倍氏の支持率が６割というのが本当なら、みんな何も知らないということだ。

民主主義は、情報公開のもとにしか成立しないんだから、
今でも情報請求すると黒塗りを出してくるような秘密国家が、
数周回遅れで、ソビエト連邦衛星国みたいなものになるんだろう。

みなさん、受け入れられるの？がまんできるの？情報統制国家。
タテマエだけでも、自由と民主主義を取るべきじゃないの？われわれは。