http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/926.html
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日本版の盗聴と治安維持のためのNSC(国家安全保障局)を作り、情報の国家独占と情報操作を狙おうとする安倍内閣は、狂信的な国家思想の下に国民の思想を統制しようと狙っている。そのために治安維持法よりも悪法と言われる法案を作り、ナチス張りの警察国家を実現するために、圧倒的多数という数の力を使い強引な政治を遂行している。
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/896.html
これは多様性という民主主義の原理を踏みにじり、独裁権力の意見を認めないという横暴であり、ヒトラーのナチス政権やスターリンの粛清政治と同じである。これを病理学的に見れば異常精神の過剰であり、それは人類にとってのタブーである近親相姦に等しく、安倍君臨している自民党体制の現状は、近親相姦に他ならないという見解が最近の月刊誌に掲載されていた。極めて重要な指摘なのでそれを以下に貼りつけた。
<貼り付け>
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/funai201310.html
『月刊フナイ』十月号の記事からの抜粋
***多様性の消失
本澤 日本の政治が証明しているように、組織がまともに機能していないし、生命力が衰えているのは明白です。 収入はそのままで税金や社会保険料は増え、原発事故で放射能を撒き散らし、国民はストレスで不安に陥っている。政府は戦争の準備に熱中しており、近隣諸国とは紛争や対立が続くので、人々は未来に対して希望が持てません。こうした閉塞状態に国民が包まれているのに、メディアはまるで無関心です。国民の多くは打開策を模索していますが、社会のレベルでは何も変わろうとしない。こうした行き詰まり状態に陥っているのに、国民は反抗さえしない。 一方の政治は、自らの異常を異常と感じる能力さえ失っている。この有機体としての日本社会の生命力が衰えていく状況は、ガイアドクターとしての藤原さんの診断だと、どんな病理現象なのでしょうか。
藤原 生命知のレベルで生理が狂って、病理現象が発現しているようなものですから、典型的な末期症状です。社会の脳機能である政治が狂ったのは、病理学的には病原性突然変異です。生命力が衰退しきっている証拠でもありますね。
本澤 衰退していることは分かるし、狂っていることも明白ですが、なぜこんな状態になってしまったか、その辺に関しての説明はできませんか。
藤原 説明は大学の先生がすることで、私の仕事じゃありませんからね(笑)。といっても自分の頭で考えることは大事だから、参考になるヒントを提供しましょう。 最近の遺伝子学の成果にボトルネック効果(※ 8)というものがありますから、調べたらいいと思います。これはヨーロッパではバカロレア(高卒資格試験)にも出るテーマですが、日本では大学生でも知らない人が多い。そんな実態は、原発事故への無策ぶりを見て日本の衰退を危惧する人が欧米には大勢いるけれど、日本人がほとんど脳天気なのと同じですね。
※8 ボトルネック効果:生物集団の個体数が減り、その子孫が再び繁殖した時に、DNAに多様性のない均一集団として異常遺伝が発生することを指す。
本澤 日本人にも原発の恐ろしさを感じて即時廃止を主張する人は多いのですが、マスコミが報道しないだけでなく、政治家や財閥が原発賛成だから、せいぜい稼働中止くらいしか出来ない状況です。特に酷いのが政治家の危機意識で、与党も野党も原発推進の立場であり、外国にまで輸出したいと考えている。
藤原 まさにそんな、思想や意見の多様性が失われた結果としての絶滅の危機やご臨終を指す概念が、ボトルネック効果と呼ばれているんです。これは遺伝子学や人類学に有効であり、社会病理学で絶大な成果を上げているので、自民党政治の病理解析にも最適でしょう。昔の自民党には多様性があり、自由派や保守派の他に無派閥も大勢いて、共存を容認する寛容性もあった。ところが、密室の闇取引で誕生した森政権以降は清和会が権力を独占し、異なる意見を排除してきた。その結果、独裁者に従う茶坊主で身内を固め、一枚岩の団結力を誇示するようになってきているというわけです。
本澤 昔は宏池会や田中派などの他に、いろいろな考えを持つ政治家や宇都宮徳馬のような一匹狼もいるなど、自民党も百家争鳴で賑やかでした。しかしスターリン的な粛清傾向が排他主義を生み、お友達や世襲議員が群がったり、身内だけで徒党を組んだりという状況が常態化しています。結果的に、いい意味で個性的な人は誰もいなくなりましたね。
藤原 それが多様性喪失の原因です。生態学的には、身内本位になったので、行き着くところは近親相姦の日常化、劣性遺伝子の発症というわけです。近親相姦の禁忌化はヒト科が獲得した重要な知恵の一つです。健全な生命の伝達法ですからね。民主制が独裁制に勝っているのは、多様性を保持する選択に基づいているからに他なりません。だから劣性遺伝の卓越を上手に避けることで、突然変異によって悪魔が出現するのを回避できる。独裁はスターリンやヒトラーを生み、類族絶滅の危機を招き寄せます。今まさにその危険性を感じさせるのが、安倍や麻生の自民党といえる。
本澤 今の説明を聞いて納得できたのは、多様性を保つことの重要性です。多様性の確保は、独裁制を回避するためにも大切だということですね。民主党が壊滅した最大の原因も、菅直人に始まった排他主義の蔓延でしたからね。まるで学生運動のゲバルトのように、反対意見の存在を認めず、それを圧殺したわけです。鳩山や小沢を異端として排除した純化方針の結果が、今日の民主党の姿ですからね。 ところで現状の独裁志向は、日本だけでなく世界をとんでもない状況へと導きかねません。安倍が政府専用機を使って日本製原発の売り込みに奔走する姿は、地獄の使者そのものですからね
<貼り付け終わり>
こうした危機的な状態が放置されれば、安倍の手によって日本にナチス体制が成立するのは時間の問題に過ぎなくなる。
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