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「日本版NSC設置法案」が今国会成立へ 〜「秘密保全法」、更にその先にある”漆黒の闇”〜 (暗黒夜考) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/896.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 07 日 00:50:00: igsppGRN/E9PQ
 

「日本版NSC設置法案」が今国会成立へ 〜「秘密保全法」、更にその先にある”漆黒の闇”〜
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/c55135ff9ee1098400c335a43e5492e8
2013年11月07日 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜


本日(11/6)、「日本版NSC設置法案」が衆議院特別委員会にて可決され、今国会にて成立することが事実上確定した。


「日本版NSC設置法案」と、これとセットにて今国会での成立が目論まれている「特定秘密保護法」については、これまでのエントリーにて繰り返しコメントしてきたとおり、国家運営上、国民に知られてはまずい「不都合な真実」を”曖昧化”することを目的としたものであり、国民の目から存在そのものを覆い隠さんとするものである。


そして国家権力にとって都合の悪いことを暴こうとする”反乱分子”を如何様にもあぶり出しにして捕捉可能とする「天下の悪法」である。


即ち、表向きの理由として謳われている「外交」「安全保障」に関する内容は無論のこと、「TPP」や「原発」など、国民に知られちゃマズイ話は”恣意的”に「特定秘密」として如何様にも”もみ消し”が可能だということである。


更に「日本版NSC」については、「首相+3閣僚(外相・防衛相・官房長官)」の4名だけで外交・安全保障政策上の司令を発令できるというのであるから、これは事実上の”独裁”と言っても過言ではないであろう。


「大袈裟過ぎだろう」という方もいるやも知れないが、今や世界で「アベ」と言えば、米国の軍産複合体に隷属する”危険分子”として認識されており、実際、安倍晋三が9月下旬に訪米した際、典型的な”右寄り”のシンクタンク「ハドソン研究所」にておこなった「私を右翼の軍国主義者と呼びたいならそう呼べばよい」という挑発的な演説内容により、その国際的評価は決定的となったと言ってよいであろう。


また「日本版NSC」については、そのモデルとなっている「米NSA」による世界各国の政府高官・政府機関に対する盗聴・監視行為が世界的に大問題となっているが、案の定、日本も「米NSA」の重点監視対象であることが「ニューヨーク・タイムズ」にて明らかとなった。


これを受けて小野寺防衛相が「あくまでも報道であり、同盟国として信じたくない」とコメントをしたのみで、米国に対して何のアクションも起こしていないというのであるが、そもそも論としてこれは「信じる信じない」という問題ではなく、米国に対して事実関係をただす行動をおこなって然るべき話であろう。


米国の属国だからそんなことはできない? 同じく米国の属国に等しい韓国でさえ事実関係をただす行動に出ているのであるから、そのような言い訳は通用しない話である。


「何故、安倍政権はここまで露骨な”棄民政策””売国政策”を執り続けるのか?」


まずは以下3つ目のゲンダイ記事をご覧いただきたい。


TPPについてはその交渉過程そのものが今”流行り”の「秘密」ゆえ、すっかり報道管制が敷かれ、新聞・テレビからほとんどその内容が聞こえてこない状況である。


今回明らかとなったのは、「TPP交渉」にて、安倍政権が”聖域”と称していた農業の主要5品目の関税が撤廃され”完全自由化”される一方で、「米国による日本車への関税は今後20年維持されるということが日米間にて既に合意済み」というトンでもない話である。


さらに同ゲンダイ記事によれば、政府は米国(多国籍企業)の要求どおり「軽自動車の税優遇を撤廃するつもり」と指摘されているが、これが事実であれば、売国行為も甚だしい話であると断じてよいであろう。


何故、何の国益もないことがはじめから指摘されているTPPに、それでも尚、安倍政権は邁進するのか?


また、何故、フクシマ由来の汚染瓦礫・汚染食材を日本全土に撒き散らし、一般市民への重税を強いる一方で、実質的に外資傘下にある経団連企業の税を軽減し、さらには社会保障面にて悉く社会的弱者を切り捨てとする政策が次々と断行されるのか?


安倍晋三ら自民党政権と官僚機構が日本全土を”焦土”と化し、多くの国民を”難民”同然にする”愚行””蛮行”を断行する理由は、すべて「米戦争屋」「多国籍企業」連中にその利益を献上せんがためだということである。


即ち、”米領”たるニッポンに対し、あらん限りの利権・利益の収奪行為が断行され始めたということである。


早い話、いまや日本は「草刈り場」同然だということであり、公然と植民地に対する収奪行為が行われようとしているのである。


そうなれば大衆が暴徒化することは必然であるが、それを弾圧せんとして「秘密保全法」が早期に成立されようとしているのであり、これに加えて安倍政権は「改憲」は勿論のこと、”天下の悪法”たる「共謀罪」の成立まで視野に入れているのである。


安倍晋三が自らをそう称したように「右翼の軍国主義者」が戦時下なさがらの言論統制・思想弾圧を現実のものにせんとしているのである。


「もはや”ネット言論”は危険」


戦時下さながらの言論統制・思想弾圧が現実のものとなれば、新聞・テレビによって洗脳できない一般市民が”反乱分子”として狙い撃ちにされることは想像に難くないであろう。


即ち、ブログやツイッターによる啓蒙行為が煽動や教唆として犯罪認定されるのである。


ブログ「独りファシズム」を主宰するYukino氏が同ブログにて、これに関連して非常に示唆に富む指摘をされているので以下にその一部コメントをご紹介したい。


「(特定秘密保全法案の成立は)思想・信条・言論・結社・集会の自由の全面的削除であり、ひいては基本的人権の廃止であり、すなわち憲法の解体と全く同義であり、この体系は禁圧期への突入」


「電脳空間における情報発信を続けて来られた方々は閉鎖時期を検討すべき」


「彼らは中南米、アジア、中東諸国で経済市場を侵略するにあたり、おおよそ事前に粛清対象者をリスト化し、データ・ベースに落し込み、緻密に傾向分析し、軍隊や警察あるいは私兵によって、合法、非合法の手段を問わず百数十万人を抹消してきた」


「ITとは元来それを目的化した侵略のウェポンなのであり、現実として皆様方のトラフィックは全て捕捉されている」


「『政治は別の手段をもって展開される戦争の延長である』とクラウゼヴィッツが洞察したとおり、特定秘密保護法とは最後通牒であり、本質として軍事行動の一環」


「これから皆様方には、アクセスを断ち、無知を偽装し、言語を慎み、沈黙に徹し、連帯を拒絶し、不信を貫き、大衆と同化し、地下に潜伏し、暗闇に息を潜め、乱反射する衝動を抑制しつつ、生存という課題のただ一点にエネルギーを照射して頂きたい」


これらのコメント内容は我々に非常に重たい現実を突きつけるものである。


もはや国家は「秘密警察国家」たらんとしているのであり、ジョージ・オーウェルの小説「1984」で描かれている「社会的安定性を維持するための抑圧と国民意識の支配に基づく極めて不平等で歪な社会」が待ち受けていることを示唆するものである。


それは「思想警察」「テレスクリーン」による監視が一般市民を萎縮させ、思想犯罪を抑止するための「ダブルシンク」(二重思考)を強要される世界さながらと言ってよいであろう。
(盗聴等により監視・諜報活動をおこなう「米NSA」は「思想警察」、デジタル化・IT機器類は「テレスクリーン」の現出そのものであろう)


最後に、中南米・アジア・中東諸国の経済植民地化の過程で”反乱分子”百数十万人が抹消されたという歴史に学ぶとするならば、いよいよ本ブログも”潮時”ということなのであろう。


「特定秘密保護法は最後通牒」との言葉が意味するところを重く受け止めねばならないと強く感じる次第である。


(転載開始)


◆日本版NSC設置法案の修正案、衆議院特別委で賛成多数で可決
 11月6日(水)20時29分 フジテレビ系(FNN)



政府の外交・安全保障政策の司令塔となる日本版NSC(国家安全保障会議)の設置法案の修正案が、6日の衆議院特別委員会で、与党と民主党などの賛成多数で可決された。7日に衆議院を通過し、今国会で成立する見通し。


安倍首相は「常に国際状況を分析しながら、日本に対する、さまざまな脅威に対して、どう対応していくか。常にさまざまなシミュレーションをして、政策的な選択肢を用意をしていく必要があるわけでありまして」と述べた。


NSCは、外交・安全保障政策の司令塔として、首相、外相、防衛相、官房長官の「4大臣会合」で基本方針を決定し、事務局として、60人規模の国家安全保障局を置くもので、法案は6日夕方、衆議院の特別委員会で、与党と民主党などの賛成多数で可決された。


7日、衆議院本会議で可決されたあと、参議院に送られ、11月中旬にも成立する見通しとなっている。


一方、政府与党が、NSC法案とあわせて成立を目指す特定秘密保護法案は、7日、衆議院で審議入りする予定で、民主党が提出した情報公開法改正案の取り扱いなどもからみ、与野党の駆け引きが、活発化することが予想される。



◆米NSA、日本も「監視」していた 小野寺防衛相「あくまでも報道。信じたくない」
 2013/11/ 6 13:01 J-CASTニュース


米紙「ニューヨーク・タイムズ」(電子版)は2013年11月2日、米国家安全保障局(NSA)が日本を重点監視対象にしていたと報じた。米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者(30)から入手したとする機密文書からわかった。


報道によると、文書は07年1月に出されたもので、「外交的な優位」を得るための監視対象としてドイツやフランス、「経済的な優位」の対象に日本やブラジルが含まれている。小野寺五典防衛相は5日、記者会見で「あくまでも報道」と前置きしつつ、


「同盟国間含めて様々な友好国との信頼を傷つけるような行為は決して望ましいことではないと思いますから、そのような報道を私どもは信じたくない」


と発言した。


「日本経済新聞」(電子版)は6日、「日本も『盗聴すべきだ』8割」と題するアンケート結果を掲載した。「日本も外国首脳の活動を盗聴すべきですか」との問いに、「敵対国に絞ってすべきだ」が36.1%、「同盟国を含めてすべきだ」が43.3%、「すべきでない」が20.6%と答えている。


◆TPP日本完敗…日本車へは20年間「関税」、軽自動車は廃止
 2013年11月6日 ゲンダイネット


これでは、何のためにTPPに参加するのか分からない。


日本が参加する唯一のメリットは、アメリカが日本車にかけている関税がゼロになることだった。現在、日本は輸入車に関税を課していないが、アメリカは乗用車に2.5%、トラックに25%の関税をかけている。日本の自動車メーカーは約900億円の関税を払っている。TPPに参加すれば、関税はゼロになるはずだった。ところが、関税は約20年間、撤廃しないことで日米が“合意”した可能性が浮上しているのだ。


「TPPは秘密交渉なので真相は表に出てこない。しかし、どうやらアメリカは“関税は20年間撤廃しない”と譲らないようなのです。今年4月、日米は日本車の関税撤廃を〈TPP交渉のなかの最も長い期間で撤廃〉すると合意している。アメリカはその合意を盾にとって、他国との交渉を持ち出し、20年間で押し切るつもりです」(外務省事情通)


アメリカにとって、日本車への関税を残すことは死活問題なのだという。


「日本の自動車メーカーは、ほとんどアメリカで現地生産しています。だから関税をゼロにしても、日本車がアメリカでシェアを伸ばすことはないと思う。アメリカが心配しているのは、関税をゼロにすると、日本メーカーが生産拠点を日本国内に戻し、アメリカの雇用に打撃を与える恐れがあることです。日本メーカーは、多くのアメリカ人を現地で雇用している。もし、アメリカから撤退したら失業者が急増する。それだけは阻止したいのです」(経済ジャーナリストの井上学氏)


その一方で、アメリカは「日本でアメリカ車が売れないのは市場が歪んでいるからだ」と、軽自動車の廃止を要望している。安倍政権も軽自動車の税優遇を撤廃するつもりだ。日本はメリットゼロのTPPからいますぐ撤退すべきだ。


(転載終了)


 

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コメント
 
01. 2013年11月07日 01:42:59 : e9xeV93vFQ
日本は「スパイ天国」である

秘密をルール付きで守る仕組みの実現を

2013年11月7日(木)  慎 泰俊

 最近、インテリジェンス(諜報活動)に関するトピックが何かと話題になっている。

 米国の公安であるNational Security Agency(NSA)の仕事を請け負っていたエドワード・スノーデン氏がその情報を公開してからもう3ヶ月以上が経つが、今も余波は続いている。最近明らかになったのは、NSAが敵国だけでなく、友好国であるドイツのアンゲラ・メルケル首相の電話やメキシコのフェリペ・カルデロン元大統領の電子メール、フランス在住者数百万人の電話記録などを盗聴・閲覧していたことだ。

 メルケル首相も、フランスのオランド大統領も米国のオバマ大統領に抗議の電話を入れている。ヨーロッパの情報取得については、各国のNSAの協力を得てのことだったとされているとはいえ、普段友好関係を築いている国家主席から抗議を受けるのは随分と嫌な経験だっただろう。

 日本でも、特定秘密保護法案が自民党から提出され議論を呼んでいる。野党各党のうち半分は条件付きの賛成、残り半分は無条件反対といったところか。今回はこういった秘密情報の取り扱いについて考えてみよう。

諜報活動はなくならないという前提に立つべき

 日本には戦前の情報統制の暗い歴史があり、教育現場でもそれが教えられているので、国家が人々の情報を取得することについて、脊髄反射的に批判する人々が後を絶たない。しかしながら、こと外交や安全保障に関しては、こういった諜報活動はまず無くならないし、無くすべきではないということを確認しておこう。

 古今東西、正しい情報へのアクセスは物事を円滑かつ効果的に進める上で必要不可欠なものだ。日本軍が敗れた最大の理由も情報を軽視した点にあるというのは、野中郁次郎教授らがその著書「失敗の本質」などで指摘されている点でもある。こと安全保障のような分野に関していえば、諜報活動なしにやっていけるというのは理想論でしかない。

 誰が何と言おうと、国家による諜報活動は止まらない。だからこそ重要なのは、諜報活動は国家にとって必要不可欠なものという前提に立って、どのようにそのルールを定めるかにある。どうせやる人に対して「やってはいけない」としか言わないのは単なる思考停止に等しい。また、相手国がそのように諜報活動を行うという前提に立って、自国の機密情報を守るためのルール作りをすることも必要になる。

 具体的には、国家が盗聴・閲覧することが許容される情報とその権限を有する者、国家が国民を保護するためにリークさせたくない情報の範囲とその目的が明確にされ、その実施における手続きが法的に適正であることが求められる。

 例えば、各国の一部の国営企業が自社の利益拡大のためにスパイ活動を行っていることは許容されるべきでないし、公安委員会で働く職員が好きな人のことを調べ、その情報をもとに何かいかがわしいことをするのも論外だ(ありえない、と思うかもしれないが、海外でこういった事例は結構ある)。

「スパイ天国」と揶揄される日本

 インテリジェンスにおいてテーマとなる情報の取得と秘匿において、国内でいま問題になっているのは後者の秘密保護なので、後者についてもう少し話しておきたい。

 多くの人は、日本の機密情報がほぼ「ダダ漏れ」状態で、一部の国のインテリジェンスから「スパイ天国」と揶揄されるほどにザルになっていることを知らないかもしれない。各国の関係者は、先進国中日本の情報セキュリティは格段にゆるいと口を揃える。

 ザルになっている一因として考えられているのは罰則規定のゆるさだ。現状では、公務員が国家の機密情報をリークした場合は最大でも懲役1年、自衛隊で最大10年にしかならない(通常は5年)。

 刑罰の水準は保護法益(その罪を規定することによって守られる利益)との比較衡量によって決まるものだが、現状の罰則は保護法益に鑑みると緩すぎる。その機密情報をウィキリークスに暴露させたために、検察から90年の懲役を求刑されたブラッドレー・マニング氏とは大きな違いだ。2001年の世界同時多発テロ以降、各国の関連規制はより一層強化されたが、日本のそれはほとんど変わっておらず、差は大きくなる一方だ。

 自民党の法案が可決することで、国民の「知る権利」が損なわれるのではないか、また、ジャーナリズムが危機に陥るのではないかという議論がかまびすしい。そういう人々は、日本よりはるかに厳しい罰則規定が存在している国における知る権利やジャーナリズムの現状が日本と比べてどのような水準にあるか考えてみるとよい。また、自民党案は世界各国水準でいえば「若干厳格」という程度であるということも併せて書いておきたい。

 もちろん、自民党法案に諸手を挙げて賛成というわけではない。その目的と対象となる情報の範囲は明確にするべきだし、情報が保護される期間を例外なく30年にすれば良いのではないか。その他にも、恣意的な運用が可能となる条項を可能な限り排除すればよい。

機密情報保護の利益はそのコストを上回る

 国家にとって重要な機密情報がほぼ「ダダ漏れ」状態にある現状は早急に改善するべきだというのが、この法案が提出された背景にはある。その趣旨に筆者は大いに賛同する。第三者の情報すっぱ抜きによって外交上の案件が頓挫したり他国から信頼を失ったりすることの損失は、知る権利が制約されることによるコストと十分に比肩しうるもので、両者のバランスをきちんととるような規定を早くつくるべきだ。

このコラムについて
越境人が見た半歩先の世界とニッポン

 この連載では、我々のすぐそこにやってきている新しい潮流について、投資ファンド―NPO、先進国―途上国、日本―世界、と様々なボーダーを跨いでいる筆者の視点から紹介していきます。

 連載で取り扱うトピックは100人中で3番目〜10番目くらいに情報取得の早い人が知っているようなものを目指しています。連載を通じて、日本だけにいては分からない世界の変化の躍動感を、垣間見ていただければ幸いです。

[12削除理由]:無関係な長文多数

02. 新共産主義クラブ 2013年11月07日 07:41:04 : w0NMVeciJ/Y.. : Od3zRGIrsM
安倍自民党は、東日本大震災のときに、菅直人にもっと権限を与えて、菅直人によって独断即決できる体制をとった方が良かったという立場である。



03. 2013年11月07日 08:32:46 : 8hRboDr0Qs
NSC法案が衆院通過へ=秘密保護法案審議入り

 安倍政権が外交・安全保障政策の司令塔と位置付ける日本版NSC(国家安全保障会議)を創設する関連法案は7日午後の衆院本会議で採決され、与党や民主党などの賛成多数で可決する。衆院本会議では、NSCと密接に絡む特定秘密保護法案も審議入り。政府・与党は今国会での成立を目指すが、野党は行政による恣意(しい)的な秘密指定や「知る権利」の侵害などの懸念を指摘しており、国会審議での焦点となりそうだ。 

 NSC創設は、首相や関係閣僚による「4大臣会合」を中核に、外交・安保の迅速な意思決定を図ることが狙い。民主党の主張を受け、各省庁にNSCへの情報提供を義務付ける修正を行ったほか、衆院特別委員会ではNSCの議事録作成を「速やかに検討する」との付帯決議を行った。NSC法案は参院審議を経て今国会で成立する見通しだ。

 一方、秘密保護法案は同日の本会議で、安倍晋三首相も出席して趣旨説明と質疑を実施。秘密保護法案は、「防衛」や「外交」など4分野で特に秘匿が必要なものを「行政機関の長」が特定秘密に指定。特定秘密を取り扱う国家公務員らが漏えいした場合、最高10年以下の懲役とするなど厳罰化した。

 同法案は、「国民の知る権利の保障に資する報道または取材の自由に十分に配慮しなければならない」と規定したほか、報道記者らの取材活動を「正当な業務」と位置付け、原則として処罰対象外とした。ただ、取材が「不当な方法」だった場合は例外で、行政の裁量で「不当」認定できる余地が残るとの指摘もある。

 本会議では、秘密指定の妥当性を司法がチェックできる仕組みを盛り込んだ民主党提出の情報公開法改正案の趣旨説明、質疑も行われる。(2013/11/07-05:50)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013110700042


04. 2013年11月07日 20:54:23 : FfzzRIbxkp
『 国家安全保障と情報への権利に関する国際原則 (ツワネ原則)』

政府は人権、人道に関する国際法の違反についての情報は決して制限してはいけない。これは、現政権より前の政権下における違反行為についての情報、また、自らの関係者あるいは他者により行われた違反行為について政府が所持する情報についても当てはまる。(原則10A)

こちらが国際原則なんです。
311・原発事故・被曝被害はツワネ原則が明らかにしましょう。


05. 2013年11月07日 22:01:19 : J1NFb0tDzg
・・・!、60人?!、お〜い、ほんとに、やる気あるのかよ。600人の間違いかと思った。左翼ども、安心しろ。60人じゃ、存在しないのと一緒だ。


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