http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/752.html
Tweet |
2013年11月2日の東京新聞に「イスラム武装勢力指導者ハキムラ・メスード司令官が米国の無人攻撃機によって死亡した。」とのニュースがあった。現在の無人攻撃機は人間が遠隔操作しているが、近未来の自立型無人攻撃機は、ソフトウェアーが殺人の可否の判断をするようになる。自立型無人攻撃機によるターミネーター (映画)の様な世界が目前になっている。密かにピンポイントで特定の個人を殺すことが容易になっている。スノーデンによって国家安全保障局(NSA)の個人情報の収集方法が暴かれたが、今の監視カメラによる「顔認識技術」、携帯やカーナビの位置情報、ネットによるメール、ツイター、プログなどのビックデータ解析によって、特定の個人の思想や行動や居場所が日常的に把握され、国家にとって危険な人物つまりテロリストと判断されると、殺人リストに記載され、国家安全保障局(NSA)の情報収集により居場所が特定され、個人が特定され、コンピュターがGOと判断されると自立型無人攻撃機でピンポイントで殺害することが可能になっている。米国にとって「テロリスト」と判断されると裁判もなしに殺害されることが行われている。これって民主主義や法治国家の根底を無視した暗黒国家状態である。
上記の技術が完備されると、個人個人が日常的に監視され、その思想をコンピューターで点数を付け、権力側がある閾値を設けて、それ以上になると自動的に殺人リストに記載され、自動的に殺されるという社会がもう既に技術的には可能である。
この標的は中東やアジア、アフリカでは無く、西洋先進国で一番有効であり、原発は材料を入手・管理することは困難であるが、自立型無人攻撃機は、評者の私でも金と場所さえあればも手軽に作れる。材料は全て秋葉(古い人間か?)で集めることが可能である。
国家安全保障局(NSA)のエドワード・ジョセフ・スノーデンが行ったことは、世界の一般市民にとって英雄的なホイッスルブロアーになりつつある。
日本でも秘密保護法やTPPなど国家組織自体の暴走により国家が一般民衆を専制弾圧するナチス的様相を示し始めていると感じる。この内容は勿論、特定秘密で国民には教えない。
民主党は官僚支配からの脱却を唱えて政権をとったが、管・野田時代に完全に官僚に丸め込まれ、安倍自民内閣は、官僚のロボットに成り下がっている。リバウンド効果で、以前より官僚支配体制が強固に法的に確立され、ナチスの様に静かに、民主主義が崩壊を始めている。民衆を馬鹿化してこれらの状況に対する目を塞ぐのに絶賛協力している大手マスメディアの罪は深い。
以下のNHKで放送予定のTEDプレゼンテーションを視聴されることを勧める。
スーパープレゼンテーション「SF作家が描く 無人機の未来」
SF作家のダニエル・スアレース
The Kill decision shouldn't belong to a robot.
殺しの判断をロボットにさせてはならない。
11月3日(日)Eテレ深夜0時45分から再放送
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。