04. 2013年11月02日 02:01:38
: L3EWOYHIjP
これまでも園遊会で天皇陛下に自分の考えている各地の現状の問題点を伝えたり、もってきた物を手渡したりした人々は多数いますよね。 天皇は国政に関して直接意見を言われたりする事もなく、国民の象徴として人間天皇として居られるのでしょう。マスコミや天皇が接触される人々からの情報以外に、原発の危険性、危険な状態の下働いている作業員の事などを伝えたかっただけであり、天皇の政治利用などとは全く無関係でしょう。 なぜ死刑だ、議員辞職だと騒ぐのでしょうか、全く理解できません。 産経新聞が彼の手紙手渡し事件についての考えを詳しく伝えていますので、彼のブログと共に参照下さい。 http://ameblo.jp/yamamototaro1124/ 山本太郎のオフィシャルブログ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103120300008-n1.htm (1)「どんなレッテルを貼ってもらっても結構」 2013.10.31 20:14 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103121000010-n1.htm (2)「伝えたいことというものがあふれた形です」 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103121150011-n1.htm (3)「原発作業員、ひどい労働環境の中で働かされている」と http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103121350012-n1.htm (4)「田中正造さんが直訴されたということも知っています」 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103121510013-n1.htm (5)「この星に生きるものの一人として向きあわないといけない」 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131031/stt13103122000014-n1.htm (完)「言いたいように言っていただいて結構です」 (1)「どんなレッテルを貼ってもらっても結構」
山本太郎参院議員(無所属)は31日、同日の園遊会で天皇陛下に手紙を渡したことをめぐり、政治利用にあたるとの指摘に対し「どのようにレッテルを貼っていただいても結構です」と述べた。参院議員会館の自室で行った山本氏の記者会見の詳報は次の通り。 「めずらしいですね。みなさん」 −−園遊会での出来事について説明してください 「説明というのは」 −−今日、山本氏が陛下に手紙を渡したという報道があるが、事実関係は 「陛下にお手紙を渡させていただきました」 −−内容は 「内容ですか。現状をお伝えするという内容ですね。例えば、いま子供たちの被曝(ひばく)、この先進んでいくと本当に健康被害がたくさん出てしまうといことですね。それだけでなく、食品の安全基準という部分でもすごく危険な部分があるんです、という話だとか、あとやっぱり、原発の収束作業員ですね。この人たちが本当に最悪の労働環境で収束作業をやってくださっているということですよね。本当に劣悪な環境の中で、しかも、搾取されながら労働の対価というものを手にすることなく、命をはりながら、命を削りながらやっているにもかかわらず、健康管理とか放射線管理がずさんなままにされている実情ですか。そのようなことを手紙の中にしたためたという感じです」 −−手紙は前から準備していたのか 「前からというわけではないですけど、書いたのは前日ですね」 −−異例のこと。自民党の中には「世が世なら大変なことだ」という批判がある。また、官房長官が「その場にふさわしいかどうか常識的に判断していただくことだ」と発言している。どう受け止めるか 「確かにいろんなご意見もあると思います。園遊会という場において手紙を渡すことがどうなのかということもあるかと思いますが、本当にこの切羽詰まった状況の中で時間との戦いですよね。その中でどうやって子供たちを守れるのかという部分において実情をお伝えするのは、この国に住むものとして、この世に生まれたものとして、情報をお伝えしたいという気持ちがあふれ出たものだということをご理解いただきたい」 (2)「伝えたいことというものがあふれた形です」 −−国会議員という立場で手紙を出すことが政治利用にあたるのではないかという指摘がある 「もちろん僕は国会議員なので、そのようなお声もあると思いますが、これが政治だとかという問題ではなく、それ以前の問題で、この国では命が切り捨てられようとしている。その現実というものをたくさんの人たちに認識していただかなければいけないし、もちろん、陛下は聡明(そうめい)な方なので、すでにご存じなこととは思うんですが、自分の中で、この国のおかれた現状、世界中がたったことのない、そして家族もふみこんだことのないようなところに僕たちはたたされていて、そして、やっぱり健康被害だとかという部分に関してはほとんど考えられていない中、本当にこの先、この国がどうなっていくのかということを本当に憂いて、その気持ちがあふれたという部分ですね」 −−パフォーマンスじゃないですか 「うん?」 −−パフォーマンスじゃないですか 「パフォーマンスですか。何のためのパフォーマンスですか」 −−単なる、政治パフォーマンスにしかみえない 「どうしてですか」 −−天皇陛下を政治利用したことにはつながらないか 「つながらないですね」 −−なぜつながらないのですか 「僕が天皇陛下に対してお手紙を書いたということがどうして政治利用につながるのですか。どのような。どのような利点があるかということをお聞かせ願いますか」 −−それについて、なぜ政治利用でないと言い切れるのか根拠がよく分からない 「今のお話を聞いていただければわかるとおもうんですけど」 −−政治家だったら何をしてもいいということか 「そんなことは一言も言ってませんが」 −−山本議員は実際にやっていますよね 「だから、先ほども言ってます通り、この国に生きるものの一人として、政治家である前に人間として、この、いま僕たちがおかれた立場というものに対して、ものすごく憂いをもっているということですよね。そして、やはり、園遊会という場所に招いていただいて、天皇陛下に対して自分自身で伝えられること、伝えたいことというものがあふれた形です」 (3)「原発作業員、ひどい労働環境の中で働かされている」と −−陛下とやりとりがあったら教えてください 「陛下に僕が話しかけたんですが」 −−何と 「子供たちの未来が危ないですと。健康被害というものも出てきていますと。福島の東電原発の収束作業員、本当にひどい労働環境の中、働かされているという現実がありますということをお話ししました」 −−陛下からは 「ちょっと聞き取りづらい部分があったみたいで、もう一度聞き直していただくというところはありましたね。それでこの手紙に実情が書いてありますので、お読みいただけませんかということで受け取っていただきました」 −−分量は 「文字数にしてというのは分からないですが」 −−便せんに何枚ぐらいか 「そうですね。1枚につながった紙に書いた」 −−1枚につながった 「はい。筆で書いたものですから」 −−巻紙に筆で 「はい。そうです」 (3)「原発作業員、ひどい労働環境の中で働かされている」と 2013.10.31 21:14 (2/2ページ) の園遊会で天皇陛下に直接、手紙を渡した件について記者団の質問に答える山本太郎参院議員=31日午後、参院議員会館(酒巻俊介撮影) −−現状を伝えたいというのは分かったのですが、陛下にどうしてもらいたかったのか 「どうしていただきたいというよりも現状を知っていただきたいという思いが強い。というのも、みなさんよくよくご存じだと思いますが、やっぱりいろんなバイアスがかかりますよね。メディアといえども。スポンサーの影響を受けたりだとか、いろんな部分があると思うんです。いまフリージャーナリストという人たちがすごく頑張ってくれていて、僕たちに真実を伝えてくれていると言う部分がありますが、この先、特定秘密保護法とかということになっていけば、そのような人たちは排除されていってしまうという現実がありますよね。とにかく今この国でおこっている、本当は予防原則にたたないといけないものを一切無視して、安全だと言われ続けると言うことに対しての憤りであったり、不安であったりという思いが自分の中にものすごく大きくて、そういう部分に対してやっぱり、こういうせっかくの機会をいただいたので。もちろん、陛下と会えるという時間というのは素晴らしいものだと思うのですが、自分の思いとか、陛下にその思いを伝えたいという部分なんですかね」 −−陛下は何かおっしゃいました 「特に何か僕の言葉に対して、何かお答えをくださったというわけではないですが、手紙を読んでいただけますかということをお伝えしたら、受け取ってくださったということですね」 (4)「田中正造さんが直訴されたということも知っています」 −−受け取ったのは侍従長か 「いや違います。天皇陛下が直接受け取っていただきました」 −−なぜ陛下だったのか 「なぜ?」 −−なぜ天皇陛下だった 「きょう、園遊会という場面だったのでということなんですかね」 −−陛下は山本議員の中では特別ではないんですか 「この国の象徴であるという意味合いで、やはり全国民にとってはそれぞれ思いのある存在だとは思いますけれど」 −−足尾銅山鉱毒事件があって、国会議員の田中正造が天皇陛下に同じように直訴した。それは、いまでも歴史的にたたえられている。今回の手渡しで、ツイッター上では平成の田中正造という評価がある。田中正造のことは意識したか 「意識というものは、はっきりといえば特にはないです。田中正造さんの存在は知っています。直訴されたということも知っています。当時も公害であったりとか、そういうものに苦しんでいる人たちがいて、やむにやまれずというか、本当にそのメッセージを伝えたいという部分で行動なされたと思います」 −−直訴をして何かしてほしいということか 「現状を、さきほどから繰り返しているとおり、僕が感じる現状というものを陛下に知っていただくためにお手紙をしたためたという形です」 −−足尾銅山の鉱毒事件よりも今回は広がりが大きい。切羽詰まった感じがあったか 「もちろんそうですね。プルトニウムの半減期2万4000年ですよね。プルトニウムはもうおそらく気化したであろうと。なぜならプルトニウムが気化する温度よりもっと高いモリブデンというものもすでに、茨城県の気象台で、あるということは、存在は明らかにされているんですよね。2011年の時点で。じゃあどうして、それだけ多くの放射線各種が日本全体にばらまかれた状態でありながら、セシウム、ヨウ素というものしか中心に調べないのかということですよね。もっと細かく調べていかないことにはそれぞれの汚染度は分からないわけですよね。どちらかというと、国もメディアもこの汚染は福島にしかないという印象が強い感じがするんです。ようは福島県にしか汚染が存在しないというような取り方ができるような報道があまりにも多い。そうじゃない。東日本一帯に広がっているじゃないか。まだ。東京にもホットスポットありますよねという話ですよね。で、事故前から考えたら、いま僕たちが与えられている基準というのはあまりにもおかしいじゃないですか。放射線管理区域以上のところに人々が住んでてよかったかって。当たり前のことが当たり前に伝えられなくて、当たり前のようにそれが報道されないというのはあまりにもおかしいじゃないですか。いまの話から少しずれてしまったかもしれないですけど」 (5)「この星に生きるものの一人として向きあわないといけない」
−−重ねて聞くが、きょうの行為については天皇の政治利用につながらないという認識ですね 「はい。もちろんです」 −−陛下に対してお手紙を渡して、その先に知ってほしいという以上に何かしていただきたいという気持ちがあったのか 「知っていただきたいことですか。これはおそらく立場、身分というものを超越して、この国に生きるもの、この星に生きるものの一人として、生命体のひとつとして、すべてのものが向きあわないといけない問題だと思うんですよね。だから、伝えられることは僕自身がお伝えできることは、お伝えした。それをどう受け止めるかというのはそれぞれだと思うんですよね」 −−園遊会で渡すことによってこれだけ集まっている。政治的主張で陛下を利用という批判はおきるとおもいますが。それは当たらない 「そうっすね。僕としてそういう思いは全くないです。政治利用なんてとんでもないという話ですね」 −−個人的な政治主張なわけですよね。 「政治主張というんですかね」 −−思い 「思いですよね」 −−思いを大事なことだと思ってみなさん政治活動をしている 「まあまあ、自分の政治活動に何かを役立てようとして、そういうようなアクションを起こしたわけではないということです」 −−そういう理由ではない 「もちろん」 −−確認ですが、今回渡したのは、参院議員山本太郎としてお渡ししたという認識で良いか 「あ、もちろん、園遊会に出席させていただいたのは、肩書きとしては参院議員という立場なので、その問題ではそうなると思います」 −−直接天皇陛下に渡すことが参院議員の役割だとお考えですか 「うーん。先ほど話した通りだと思うんです」 −−参院議員の役割をこえているとお考えですか、それとも参院議員の役割とは天皇陛下に直接伝えることだと思いますか 「いえいえ、そんなことはないです。参院議員の役割は、参院議員の仕事としてではないと思います。1人の人間としてお伝えしたいことがあった。たったそれだけです」 −−国会議員として情報発信していく手もあるが、あえて陛下に渡したというのは、そうすることでご自身の主張が注目を集めやすくなるだろうということをお考えなんでしょうか 「いや。だってもしもそのつもりであれば、みなさんにその内容を公開しているはずですよね。意味分かりますか」 (5)「この星に生きるものの一人として向きあわないといけない」
−−重ねて聞くが、きょうの行為については天皇の政治利用につながらないという認識ですね 「はい。もちろんです」 −−陛下に対してお手紙を渡して、その先に知ってほしいという以上に何かしていただきたいという気持ちがあったのか 「知っていただきたいことですか。これはおそらく立場、身分というものを超越して、この国に生きるもの、この星に生きるものの一人として、生命体のひとつとして、すべてのものが向きあわないといけない問題だと思うんですよね。だから、伝えられることは僕自身がお伝えできることは、お伝えした。それをどう受け止めるかというのはそれぞれだと思うんですよね」 −−園遊会で渡すことによってこれだけ集まっている。政治的主張で陛下を利用という批判はおきるとおもいますが。それは当たらない 「そうっすね。僕としてそういう思いは全くないです。政治利用なんてとんでもないという話ですね」 −−個人的な政治主張なわけですよね。 「政治主張というんですかね」 −−思い 「思いですよね」 −−思いを大事なことだと思ってみなさん政治活動をしている 「まあまあ、自分の政治活動に何かを役立てようとして、そういうようなアクションを起こしたわけではないということです」 −−そういう理由ではない 「もちろん」 −−確認ですが、今回渡したのは、参院議員山本太郎としてお渡ししたという認識で良いか 「あ、もちろん、園遊会に出席させていただいたのは、肩書きとしては参院議員という立場なので、その問題ではそうなると思います」 −−直接天皇陛下に渡すことが参院議員の役割だとお考えですか 「うーん。先ほど話した通りだと思うんです」 −−参院議員の役割をこえているとお考えですか、それとも参院議員の役割とは天皇陛下に直接伝えることだと思いますか 「いえいえ、そんなことはないです。参院議員の役割は、参院議員の仕事としてではないと思います。1人の人間としてお伝えしたいことがあった。たったそれだけです」 −−国会議員として情報発信していく手もあるが、あえて陛下に渡したというのは、そうすることでご自身の主張が注目を集めやすくなるだろうということをお考えなんでしょうか 「いや。だってもしもそのつもりであれば、みなさんにその内容を公開しているはずですよね。意味分かりますか」 (完)「言いたいように言っていただいて結構です」
−−ごめんなさい 「もしも僕が政治利用して自分の発言に対して注目をしてもらいたいということで天皇陛下を政治利用するという形なのであれは、自分自身が天皇陛下にあてて書いた手紙といものを、もうすでに公開しているのではないですか。内容について。もしも自分を政治活動に対してそれを利用したいという思いなのであれば、そういうことをするはずですよね。でも、そうではなく、本当に自分の気持ち、自分の思いというものを、天皇陛下に対して知っていただきたい、そして、そこは、先ほども言ったが、立場であったり、身分というものは、もうしわけないですが、一度横におかしていただいて、この国に生きる、この星に生きる命のひとつとして、その思いを伝えたかった。例えば、これがもしも園遊会でなく、全く別の集まりであったとしても、僕は同じような思いでいろんな方々にお話をしているということですよね」 −−手紙の一文だけでいいので教えて下さい 「ま、現状を書いたまでですね。被曝労働者、収束作業に関わっている人たちが最初、東電というところに8万円の労賃が入るのですが、結局、最下層の下請けというところからお金をもらう人たちは、数千円しかもらえていないと。高線量エリアで命をかけて労働してくれている方々は常に切り捨てられている存在であります。とういような現状を書いたという覚えがあります」 −−失礼にあたるかもしれないとは思わなかったか 「ルール的には園遊会の中でお手紙を渡すということが禁じられていることは聞いていなかったということがあります。常識的に考えて、陛下に対して、お手紙をお渡しするという行為は失礼に当たるかもしれない。けれどもやっぱりこの現状を知っていただきたいという自分の気持ちがまさってしまったという部分ですね」 −−禁じられていなければ、何をやってもいいということか 「そのことによるんじゃないですか。その内容によるんじゃないですか」 −−法律で禁じられていなければできるということですよね 「そうですよね」 −−外形的には政治利用であり、憲法にもかかわる問題だという認識はないか 「まあまあまあ、どのようにレッテルを貼っていただいても結構です。それはなんやろう、公人という立場で僕がそのような行為をしたことに対して、みなさんが言いたいように言っていただいて結構です。でも自分自身どういうつもりで、どういう気持ちでその手紙をしたためたか。そしてどういう気持ちで、天皇陛下に受け取っていただいたかというのは先ほど説明した通り、ということです」 (了)
|