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http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/10/post_4c5b.html
今夜、NHK「ニュース9」で取り上げられた話題は、とても印象深かった。
山本太郎参議院議員が、天皇に手紙を渡したのだ。
共同通信などマスコミは、「陛下は受け取ったが、すぐにそばにいた侍従長に預けた。」と活字にしている。
しかし、私が見るに、山本太郎氏から天皇に手渡された手紙は、こともあろうに、侍従長(宮内庁の幹部役員)が天皇の手から奪い取ったように見えた。。。確かに、そう見えた。
天皇が、近づいてきた侍従長に気付いて上半身を向けると、厳しい目つきの侍従長が、当然とでも言うかのごとき態度で手紙に手を差し伸べたのだ。。。動画を良く見ると、天皇が手紙を渡そうとしているのではなく、侍従長の手が手紙を奪い取るべく、先に「ピクッ」と動いていることが解る。
これが、街カフェTVの「解説」だ。
NHKには到底出来ない報道なのだ。
愕然とする光景であった。
彼らは、天皇を守っているのではない。
彼らは、天皇を見張っているのだ。
雅子さんが適応障害と発表される理由も、こんなところにある。
山本太郎氏は、昔で言うなら「直訴」に等しい行為を行ったのだが、その意気や賞賛に値する。「勇気ある行動」と称えられこそすれ何ら恥じることは無い。批判されることも無い。。。それを蛮行のように報じているマスコミこそ反省しなければならない。
この映像を報じたNHkは、「ハプニングがあった。」とナレーションを入れただけで、大越キャスターに一言も語らせなかった。
まるで、早期の幕引きを図るかのように・・・
私が見るに・・・
NHkが必死に事態収束を図る背景には、「宮内庁が天皇を私人と認めず、プライバシーが全く無い程に厳しく監視している実態を国民に知られたくない」との思いがある。
然るに
天皇と言えども人間である。
個人間の秘密はあっても良い。
山本太郎氏にしても、個人的に天皇に読んで貰うために真心を込めてしたためた「信書」を、宮内庁の役人に「検閲」されたのでは、たまったもんじゃないだろう。
それにしても、何と言うことだ。
衆人が見守る秋の空の下で「取り上げられた手紙」があり、その当事者が天皇と国会議員であり、その手紙が天皇に返される保障すらない。。。マスコミは真の問題を解説せず、NHKがはぐらかそうとする。
マスコミが「マスゴミ」と言われるのは、こうした理由があるのだが、この国の役人は、いつからそんなに偉くなったのだ。天皇は国家の象徴であり、国会議員は主権者国民の代表だというのに・・・
宮内庁幹部の侍従長とはいえ、その役目は天皇の「見守り」であって「監視」ではない。。。昔で言えば、天皇に対する不敬罪で投獄もの、下手すれば極刑だ。高知の偉人、幸徳秋水などは、天皇に対する反逆罪の「ぬれぎぬ」「冤罪」で命を奪われたのだ。。。
。。。
そもそも、特定秘密保護法案で国家の機密保護を謳う政府の役人が、逆に、個人の秘密をないがしろにして個人間の手紙まで検閲するとは・・・ 全く矛盾している。
天皇が山本太郎氏から私的に、直接に、手渡しされた手紙は「信書」であり、この個人的秘密は侵してはならない。。。個人がある個人に対して手紙を書いて渡す行為は、当然あってしかるべきであり、その個人間の秘密は、家族・兄妹であっても、恋人であっても、上司であっても、お偉い役人であっても侵してはならないのだ。
「保護されるべき当然の秘密」とは、こういうことなのである。
たとえ宮内庁であっても、政府であっても、軍組織であっても・・・ 普遍的不可侵条項として、個人間の秘密は存在しなければならない。そうでなければ人間社会の崩壊を招くからだ。
これに対し、特定秘密法案で定められている国家間の安全保障に関する機密は、主権者たる国民の権利を侵害する虞が多大にあるから、正当な請求に基づき開示されるべきであり、国家権力をもって秘密にすることは、憲法の精神と規定に尽く違背する。
特定秘密保護法は、その制定そのものが「憲法違反」なのである。
特定機密保護法への反対意見が、国民の中で渦巻いている。
「秘密にすべきもの」とは、いったい何なのか?
主権者国民は、真剣に考えなければならない。
因みに、この記事の内容を即興で解説した街カフェTVの番組は、時間が経っても公開することが出来ない。。。
http://twitcasting.tv/kochi53/show/
我々国民が自由にネット配信できると謳われている仕組みも、やはり監視され、極めて厳しい検閲体制下にあると言うことを示している。。。いやはや情けない国である。
。。。 。。
こんな事が許されて良いのか・・・
秋の夜長に、とっぷりと浸って考えてみたい。
【山本太郎議員が天皇陛下へ直接手紙渡す】
[2013年10月31日18時11分](共同)
天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が31日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれ、プロ野球巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんや、80歳でエベレスト登頂に成功したプロスキーヤー三浦雄一郎さんらが天皇陛下や皇族と懇談した。
陛下が招待者の並ぶ列の前を回られた際、参院議員の山本太郎氏が陛下に直接、手紙のようなものを手渡す場面があった。
陛下は受け取ったが、すぐにそばにいた侍従長に預けた。
内容は不明で、山本議員の事務所は「個人的な思いを書いたものを渡すと聞いていた。中身は言えない」としている。
園遊会には中央官庁が分野ごとに推薦した芸術など各界の功労者や国会議員、官僚、自治体の首長らとその配偶者計約2140人が招かれた。漫画家のちばてつやさんや、歌舞伎役者の中村吉右衛門さん、歌手の由紀さおりさんらも招待された。
会場では雅楽の演奏が流れる中、飲み物や軽食が振る舞われ、両陛下や皇族が会場を回って、招待者にねぎらいの言葉を掛けた。
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