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カナロコ by 神奈川新聞 10月30日(水)8時0分配信
自民、公明、民主の3党が「相乗り批判」にさらされている。27日投開票の川崎市長選では3党推薦候補がまさかの敗北、神戸市長選でも辛勝を強いられた。「増税翼賛体制のなれの果て」「諸悪の根源」−。3党と一線を画したみんなの党や日本維新の会幹部は痛烈な批判を浴びせ、自民、民主両党の幹部からも相乗りの在り方の検証が必要との声が出始めた。発火点となった“川崎ショック”が政界で尾を引いている。
「川崎では自公民の増税翼賛体制にノーの結論がはっきり示された」
29日のみんなの党役員会。渡辺喜美代表は、昨夏の消費増税をめぐる3党合意を引き合いに、自公民の相乗りを皮肉った。
勝手連の立場で福田紀彦氏を応援した浅尾慶一郎幹事長(衆院4区)も、3党相乗りの弊害が福田氏の“金星”につながったと分析。「自民には業界団体、民主には労働組合。そうした団体が既得権を守るために相乗りしているのではないかと市民に見られたのではないか。多くの市民はその既得権の外側にいるのだから」と解説した。
「歳出圧力のみが働いて、削減にも見直しにも消極的になる」。政党相乗りで誕生した首長と議会の関係をそう解説し、相乗りを「諸悪の根源」と批判するのは、日本維新の会国会議員団の中田宏国会対策委員長代理。
横浜市長時代に廃止になった市議への費用弁償が、現市長が3党相乗りで再選した後、ほどなく復活した例を挙げ「結果的に財政赤字、累積債務しか残さない構造になる」と強調した。
一方、自民、民主の幹部からは与野党相乗りの在り方を問い直す発言が続いた。自民党の石破茂幹事長は川崎市長選などの結果を受け、「国政に直接影響を与えないと切って捨てるのではいけない。与野党相乗りのもたれ合いや責任の不明確化があったとすれば改善が必要だ」と言及。民主党の海江田万里代表も「(相乗りが)有権者にとって分かりにくくなっているとすれば改めないといけない」と述べた。
自民の小泉進次郎復興政務官(11区)は、国政で対抗する政党同士が地方選挙では手を握る与野党相乗りを「(有権者にとって)分かりにくい」と指摘。一方で「論点が明確でなく、みんなが(ある候補が)いいと思っているケースでは相乗りになってしまうのも現実」とし、「杓子(しゃくし)定規に相乗りは駄目というよりも、論点がはっきりする選挙になるよう各党が努力を重ねた上で、そこからはケース・バイ・ケースではないか」と述べた。
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