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誰からも信用されない/(C)日刊ゲンダイ
独仏首脳は盗聴に激怒、安倍首相だけが嘘つき米国と心中する
http://gendai.net/articles/view/news/145550
2013年10月29日 日刊ゲンダイ
これでオバマ大統領と米国は完全にアウトだ。国家安全保障局(NSA)がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴していた疑惑は底なしで、ドイツの米大使館に“スパイ部署”を設置し、メルケルだけでなく独政府中枢の通信を傍受していたことが発覚した。
先週、オバマは「何も知らなかった。知っていたら即座にやめさせた」とメルケルに謝罪。ところが直後の27日、ドイツ大衆紙ビルトが「大統領は盗聴をやめさせず、むしろ続けさせた」とスッパ抜いたことで、“嘘つきオバマ”が世界の共通認識になった。
NSAはドイツ以外に、フランス、イタリア、ギリシャ、日本、韓国など世界80カ所で長年にわたり盗聴活動を行い、同盟国の有力政治家の会話に聞き耳を立ててきた。
元外交官の天木直人氏はこう言う。
「米国の信用は地に落ちました。諜報活動を必要悪と考える外交・安保関係者が一部にいますが、世界の善良な一般市民は米国の盗聴行為を“国家ぐるみの犯罪”としか思っていません。同盟国を監視する犯罪国家を国際社会は信用しないし、オバマ大統領に心を許す海外の政治家は、もういないと思います」
激怒したのはメルケルだけではない。国内で7000万件もの通話記録を傍受されたフランスはオランド大統領がオバマに直接抗議したし、メキシコの外務省もカンカンだった。ところが、日本だけは「総理の電話は盗聴されていない。全く問題ない」(菅官房長官)と根拠もないのに言い切ったからおめでたい。
外務省国際情報局長だった孫崎享氏が言う。
「日本が米国の盗聴対象になっていることは国連も指摘した事実です。それなのに、安倍首相は聞く耳を持たず、米国に迫られた秘密保護法の成立に躍起になっているから、まるでマンガです。秘密保護法の前に、NSAに秘密が傍受されないように指示を出すのが先決でしょう。そもそも、秘密保護法は集団的自衛権を行使するための法律で、自衛隊を米軍の傭兵(ようへい)化するためのものです。国際社会で嫌われ、孤立する米国に安倍首相はどこまで追随するのでしょうか」
このままいけば、日本も犯罪国家・米国と心中だ。
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