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「知る権利」より「ゴマスリ」優先する元キャスター・小池百合子
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar378107
2013/10/29 日刊ゲンダイ
トシを取って初心を忘れたのか。小池百合子元防衛相(61)が28日に国会で、新聞社や通信社が報じている「首相動静」について、「知る権利を超えているのではないか」とイチャモンをつけた。
米英など主要15紙について国会図書館に調べさせ、「首相動静のような記事は確認できなかった」と指摘。
「何を伝えてはいけないのかの精査もしていただきたい」と強調した。
何でも伝えるテレビキャスターだったとは思えない発言である。少しでも報道に携わってきたのなら「知る権利」の重要性を理解しているはずだ。政府が情報に制限を加えたり、コントロールしたりするようになれば、この国は中国や北朝鮮と同じ。だからマスコミ関係者は、知る権利を守り民主主義を守るために仕事をしている。元大臣もそうじゃなかったのか。まさか目立ちたい一心でキャスターをやっていたわけではないだろう。権力をウオッチする必要性を理解していたのではないのか。
それなのに「知る権利を超えている」と言い放つのである。野党から「国民が知りたがっている大切な事実」(民主党・海江田代表)、「国家機密と関係ない」(生活の党・小沢代表)と批判されるのも当然だろう。
政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「その日の予定を詳しく紹介しているのなら危機管理上の問題も発生するが、つまびらかにされているのは前日の行動です。いったい、どんな不都合があるというのでしょうか。隠さなければならないとすれば、その方が問題です。そもそも有名人がどこで何をしているのかなんて、リアルタイムでツイッターやブログにアップされる時代。制限しようという発想がナンセンスです。まあ本人も、本気で首相動静に噛みついているわけではないでしょう。『政府はこんなことも明かしているんですよ』と宣伝することで、特定秘密保護法案へのアレルギーを和らげようという計算。安倍首相へのゴマスリですよ」
いっそ元キャスターの肩書も隠しては?
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