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川崎市長選で初当選し、万歳をする福田紀彦氏=27日夜
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131028/plt1310281534002-n1.htm
2013.10.28
安倍晋三政権が慢心への警戒を強めている。27日投開票の川崎市長選で、自民、民主、公明3党推薦の元官僚候補が敗北したうえ、神戸市長選では、同じ3党推薦の前副市長が勝利したものの、僅差だったのだ。世論調査では、臨時国会の焦点である特定秘密保護法案への反対が半数を超えており、慎重な国会運営が求められそうだ。
「(連合)艦隊と手こぎボートの戦いだったが、みんなの手でこいでもらって勝つことができた」
川崎市長選で勝利した元神奈川県議の福田紀彦氏(41)は、目に涙を浮かべて、選挙戦をこう振り返った。
事実上の一騎打ちとなった相手は、総務省出身で、3党が推薦した元市財政局長の秀嶋善雄氏(44)。3期務めて引退する現市長も自治官僚出身のため、福田氏は「市民派の市長を誕生させよう」と訴え、約2800票差で逃げ切った。
福田氏は2009年の前回市長選にも出馬・落選しており、9月に出馬表明したばかりの秀嶋氏に比べて知名度はあった。また、かつて福田氏が秘書を務めた川崎市出身の元県知事、みんなの党の松沢成文参院議員の支援も大きかった。
一方、神戸市長選は、3党推薦の前副市長、久元喜造氏(59)が、会社役員の樫野孝人氏(50)ら4候補を破り、初当選した。だが、久元、樫野両氏は約5600票の僅差だった。
両市長選の投票率は、32・82%と36・55%と低く、通常ならば、組織力がある3党の推薦候補は強いはず。3党の幹部は、早急に選挙結果を検証したいとしている。
政治評論家の小林吉弥氏は「衆参ねじれが解消し、自民党だけで、すべてがほぼ決まってしまう『一強政治』への不満もあるのではないか。民主党など野党も存在感を示せていない。国民は『大丈夫なのか?』『ちょっと危ない』と不安・不満を抱えている。共同通信の世論調査で、特定秘密保護法案への反対が50・6%となっていた。安倍内閣の支持率は高いが、慎重に国会運営を進めないと、とんでもない落とし穴が待っている」と語っている。
◇川崎市長選 開票終了
当 142672 福田 紀彦 無新
139814 秀嶋 善雄 無新 【自】【民】【公】
85475 君嶋千佳子 無新 【共】
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