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「34.55回2回は1億回に3回」(EJ第3660号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/378657779.html
2013年10月28日 Electronic Journal
審査員の平均年齢の計算ミスの問題──「和モガ」氏の分析の
紹介を続けます。
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≪小沢審査会・2回目≫
30.90 歳 → 33.91 歳 → 34.55 歳
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「和モガ」氏は「30.90 歳」は11人で割ったものではな
く、「309」を10人で割ったものであるとしています。10
月4日の時点で、審査員の1人(133566)が印鑑を忘れて
いたので、10人で割ったのではないかと「和モガ」氏は推理し
ているのです。
ところが「年齢が若過ぎる」という批判を受けて、37歳の審
査員を足し忘れたと事務局は発表しています。2010年10月
12日のことです。
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30.90 歳×11=339.9 歳=340歳
340歳+37歳―4歳=373歳→33.91 歳
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しかし、「30.90 歳」には11人ではなく、10人を掛け
るべきなのです。そうすると、足し忘れた分の数字は、37歳で
はなく、次のように68歳になります。
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30.90 歳×10=309歳
309歳+X歳(足し忘れ分)―4=373歳
X歳=373歳―309歳+4=68歳
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これが正しいとすると、非常に若い審査員のなかに68歳とい
う高年配の人が含まれていたことになります。
この「和モガ」氏の主張に対し、志岐武彦氏は次のように反論
しています。
「30.9 歳という平均年齢に足し忘れはなかった」という仮
説を立てます。本当に37歳の人を足し忘れたのであれば、事務
局は「34.27歳」と発表したはずです。
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(30.9歳×11人+37歳)÷11=34.27 歳
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しかし、事務局は「33.91 歳」と訂正しているのです。そ
こで次のように計算して「33.99 歳」を出します。
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(30.9 歳×11人)÷10=33.99 歳
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しかし、「33.99 歳×11=373.89 歳」となり、整
数にならない。そこで、小数点以下の「.89 」を切り捨てて合
計年齢を「373」にしたのです。合計年齢が373歳であれば
「33.91 歳」になります。これが志岐氏の推理です。いずれ
にしても事務局は何かを隠しています。
30.90 歳はもちろん、33.91 歳でも34.55 歳でも
年齢は「若過ぎる」のです。
「和モガ」氏は、東京都特別区の選挙人の年齢別人口を基にし
て、次の方法でシミュレーションを行っています。モンテカルロ
法によるシミュレーションと思われます。
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1.全選挙人に1から連続番号を付ける。20歳の人口は86
803人、21歳は94022人なので、20歳の人は1
から86803番まで、21歳の人は86804から18
0825までの番号を持つことになる。同様にして、以下
各年齢について110歳以上まで同様に採番する。
2.選挙人の総数7496173を上限にして、1から749
6173までの間に乱数を発生させる。出た乱数に対応す
る選挙人年齢を逆引きする。その数が1から86803ま
でなら20歳、86804から180825までなら21
歳というように、110歳まで同様に実施する。
3.検察審査会では70歳以上については、候補者の希望によ
り辞退できるので、80歳以上になったときは全員辞退と
し、70歳から79歳までについては半数が辞退するもの
とする。このため70歳から79歳までの乱数となった場
合は乱数が奇数のとき、その番号をもつ選挙人を辞退希望
者とする。
4.それを同じ乱数が発生しないように制御して、11回、年
齢が出るよう繰り返すと審査員11人が選ばれたことにな
り、その11人の合計年齢を計算することができる。
──「和モガ」氏作成の告発状より
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これら一連の操作を1000万回実行させてグラフ化したもの
が添付ファイルです。
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◎1回目審査員平均年齢/34.55 歳(合計年齢380歳)
・5072回 ・・・ 1万回に約5回の確率
◎2回目審査員平均年齢/30.90 歳(合計年齢309歳)
・ 647回 ・・・ 10万回に約6回の確率
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陸山会事件の場合、1回目と2回目とも「34.55 歳」が連
続しているので、2つの確率の掛け合わせとなり、審査員は計算
上、1億回に3、4回の確率で選ばれていたことになります。こ
れにより、小沢審査会の審査員の選定作業において、何らかの人
為的な操作が行われたことが推定されます。
問題は、「審査員選定くじソフト」がどうなっているかです。
これについては、明日のEJでその概要を明らかにし、どのよう
な操作が行われたかについて検証することにします。
──── [自民党でいいのか/82]
≪画像および関連情報≫
●有田芳生の『粋醒漫議録』/平均年齢34.55 歳の怪
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2010年10月26日(火)法務委員会が終わった。質問
冒頭にこんな趣旨を語った。「昨年5月からはじまった裁判
員裁判ではじめての死刑求刑が行われ、司法への国民参加が
大きな話題となっています。同じときからはじまり強化され
た検察審査会への関心も小沢一郎議員への起訴議決で高まっ
ています。今日はこの検察審査会についてお訊ねします。ま
ず前提としてお願いしたいのは、専門用語を多用した朗読で
なく、だれにもわかりやすい言葉で説明していただきたいと
いうことです。作家の井上ひさしさんは『むずかしいことを
やさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、
ゆかいなことをまじめに書くこと』をモットーとしていまし
た。この委員会でも『むずかしいことをやさしく、やさしい
ことをふかく』説明していただくようお願いいたします。と
ころが法務省の刑事局長などの答弁は、予想通りの専門用語
の羅列ばかり。国会の政治文化を変えて行くのは並大抵のこ
とではない。東京第5検察審査会で「小沢問題」を起訴議決
した平均年齢は1回目も2回目もメンバーが変わってるのに
34・55歳と同じだ。しかしこの組織は内閣からも独立し
ているため、内実はまったくわからない。会議の開催数、時
間、内容なども会議録はあるのに公開する術がないのだ。
http://bit.ly/cN1Ylc
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