http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/501.html
Tweet |
沈痛な表情で記者会見する、みのもんたさん(26日午後4時23分、東京都内のホテルで)=川口敏彦撮影 :読売新聞
みのもんた、逆風に恨み節も「ここまで叩かれるとは思わなかった」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/10/26/kiji/K20131026006886990.html
2013年10月26日 19:08 スポニチ
若い頃からジャーナリストに憧れを抱いていたみのもんた(69)にとって「朝ズバッ!」は念願の報道系番組だった。久米宏や古舘伊知郎がキャスターを勤めてきたニュース番組と並べ「その一員になれた喜びもありました」と語るほどだ。
歯切れの良い言葉で人気を集めてきたからこそ、身内の事件は大きな痛手となった。日増しに強くなる逆風に「人品骨柄、収入、住む家、ここまで叩かれるとは思わなかった。平凡なサラリーマンのせがれだったら“このバカヤロー”で済んだ」と恨み節も…。「番組を降りることは悔しい」と強く唇を噛んだ。
ただ、おとなしく引き下がるつもりもない。キャスター復帰の意向を問われると「(オファーが)来ないかもしれないが、その時は今よりももっと厳しくやります」と“みの節”も忘れなかった。
◇
みのさん「辞めなければ収まらない風潮感じた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131026-00000774-yom-ent
読売新聞 10月26日(土)19時36分配信
日本テレビ社員だった次男が窃盗容疑などで逮捕された人気司会者のみのもんたさん(69)が26日、東京都内で記者会見を開き、「親の道義的責任として、天職であるしゃべる仕事から下りるという一番重い道を選んだ」と、TBS系の二つの報道・情報番組を降板した理由を説明した。
みのさんは次男の事件が発覚した9月以降、「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」両番組への出演を自粛し、25日には降板が発表された。
約200人の報道陣が詰めかけた会見で、みのさんは「辞めなければ収まらない風潮も感じた。みのもんたのせがれじゃなかったらというのが正直な気持ち」と悔しそうに語った。
一方、「元々、報道番組のキャスターに憧れており、両番組には誇りと喜びを感じていた」とも明かし、「どこまで自分が立ち直れるか分からないが、しゃべる世界はこれからも命懸けで追求したい」と報道番組復帰への意欲ものぞかせた。
◇
みのもんた 報道番組降板記者会見 (Full)
◇
みのもんた:「辞めなければ収まらない」会見で責任と降板語る 一問一答
http://mainichi.jp/mantan/news/20131026dyo00m200035000c.html
2013年10月26日 毎日新聞
タレントのみのもんたさんが26日、東京都内のホテルで会見し、次男が窃盗容疑で逮捕された問題について「親子の縁は切れない、その責任は、父親である私にあります。申し訳ありません」と謝罪し、TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」と「みのもんたのサタデーずばッと」の降板についても語った。一問一答は以下の通り。(毎日新聞デジタル)
私事で、大変世間をお騒がせし、まことに申し訳ございません!(長い時間頭を下げ続ける)
私の次男が窃盗未遂ということで警察の取り調べを受け(沈黙)、いろいろな分野の方から取材を申し込まれました。ことがことだけに、最終的な結論が出てからお話をした方がいいのではないかと、私個人の思いで、あらゆる取材にお断りを入れて参りました。その間約2カ月、ことが刑事事件ということで、番組への、報道番組への出演を自粛という形を取らせていただいていました。
私の気持ちの中に、何でこんなことが起きたのか、なかなか整理がつきませんでした。30を過ぎた家庭と仕事を持った社会人である我が子。「何で」という気持ちが強かった。しかし、2、3、4週間たつうちに、少しずつですが、私の中に思いの変化が出てまいりました。自宅に引きこもるような状態の中で、無為な時間を過ごす日々でございました。
何であのバカ息子が、一体俺はどうしたらいいんだという迷いも生じてまいりました。女房と懸命に育てたつもりだったのに、何かが狂った、おかしくなった、そんな思いが強くなった。確かにあの子は私の子です。しかし、大人になって家庭を持ったはずなのに、こんな事をしでかす。どこか教育で、何か間違っていたんじゃないのか、不完全な形で世に送り出してしまったのか、だとしたら父親としての責任があるなと思い至りました。親子の縁は切れない、間違いなく我が子として社会に送り出した。その責任は、父親である私にあります。申し訳ありません!(深く頭を下げる)
彼は職を失い、社会を失い、厳しい社会の非難で苦しい日々を送っていると思います。彼は多くのものを失いました。苦しんでいると思います。親としての責任を感じたとき、私はどうやって親として、どう責任を取るべきなのか、必死に考えました。自分では天職だと思っていたしゃべる世界。それも報道に関する番組の司会進行。時には言いたいことをいい、時には自分の流儀で進めてまいりました。一番私にとって、しゃべるという世界、報道の番組から降りるということが、私にとって一番苦しくてきつい判断でした。でも道義的にも父親としての責任を感じたなら、自分にとって一番きつい選択をしました。
TBSさんには大変なご迷惑をかけた。読売テレビさんにも降板を申し入れました。「バラエティーだからというわけではない。あなたのしゃべり、進行、(日本テレビ系のバラエティー番組「秘密のケンミンSHOW」を)どうぞ続けていただきたい」と言われた。うれしかったです。私のルーツ、ラジオの文化放送も、ナショナルスポンサー2社が辞退した。でも、「しゃべるということにおけるみのさん、しゃべる世界の中で生き様を見せてくれ」と言われ、今日も生放送してきました。
正直に申し上げます。道義的な親の責任を、非常に感じました。そういう親はどう責任を取るか、答えは、自分にとって一番苦しい道を選ぶべきだと思いました。これから、大いにこの問題を議論していただきたい。私はやはり、しゃべるという世界をこれからも命がけで追求したい。一体自分は、どこまで立ち直れるのか、どこまで強い男になれるか挑戦してみたいと思います。これから先どこまで場を与えられるか、分かりません。与えられないかもしれない。もし場を与えられたら、さらに自分を磨きたい。突き詰めてみたい。
今日は思いっきり皆さんとお話ししたいと思いました。おわびをしないといけない。たくさんの方が取材の声をかけてくれましたが、一件落着したら、という思いが大変強くあった。時には無視することもありました。私に懸命に声をかけてくださった記者の方を無視する態度を取ったこと、おわびします。(長く頭を下げる)今の正直な私の気持ちです。以上です。
−−親としての責任を感じたのは、報道番組の自粛をしてから? バラエティーは?
30過ぎた子供は自分で責任を取れればいいと思っていた。でも、応援はしたい、と思っていた。でも日がたつにつれて、何でこんなばかなことをしたんだと思った。そのうち、どこか間違ってたのかなと思うようになった。育てた私の接し方、人間性に問題があったんじゃないのか。これはどうにも親子の縁が切れない限り、ついて回るものだと思った。
バラエティーもラジオも好きです。でもバラエティーで政治を切る、年金問題を切ることはない。でも私のやっていた報道番組では、年金も汚染の問題も真面目に切る番組。こういう番組に誇りを持ってきた。いい悪いはっきりと言えるのは、私のあこがれでもありました。久米宏君や古舘(伊知郎)君の番組を見たりして、昔自分が若い頃にあこがれたジャーナリストという言葉に、もしかして僕もその一員になれたんじゃないかという喜びも感じていた。それを真っ向から否定しなきゃいけないような今度の事件、(番組を)降りるしかないと思いました。悔しいです(声を震わせる)。
−−次男の再逮捕について。
残念です。彼が収監されてから、彼とは話していません。一度だけ自宅に会いに来ましたが、何もしゃべりません。顔だけ見て5分で出ました。彼からは謝りましたが、正座して板の間で、僕の顔を見て「ごめんなさい」と謝り、何か言いかけましたが、僕からは何も言いませんでした。
−−もしTBSから引き留められても報道を辞めた?
辞めます。他の番組も「辞めてくれ」と言われたら辞めます。(報道は)僕の昔からのあこがれです。報道キャスターになりたかった(と唇をかんで下を向く)。
−−他の番組は続ける?
はい。
−−セクハラ問題は?
番組の中でアシスタントのお嬢さんに触った触らないという話。あのお嬢さんはよくとちるお嬢さんだった。背中をたたいたり肩をたたいたり、「コラッコラッ」ってやって、だんだんとちらなくなりました。あの一件のとき、カメラのフレームの下は腰です。私は腰をたたいたつもりです。セクハラをしたつもりはありません。彼女に聞いてもらったらいいと思います(苦笑)。どうやって映像を作ったのか分からないが、映像を見せられた。彼女が僕の手を持って遮る姿が、僕が女性をまさぐるように描かれたのは残念です。
−−みのさんは「私が何かをやったわけではない」と語った。でもそれでも番組を辞めるというのは、影響を及ぼすのでは?
事件については(TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」を)休んでいるとき知った。事件を起こした本人は、怒られるのが怖かったのか、私には伝えてきませんでした。僕は最初に「子供じゃないんだから、大人なんだから責任取れ。僕の仕事と何が関係ある」と強く思いました。(息子と自分は)別人格と、素直にそう思いました。「僕がやったわけじゃないのに」と正直な気持ちをラジオで言いました。そうしたら「開き直り」って記事に書かれた。そうなのかなと思った。
本当に私は番組を降りると決断したのは、あの、バカせがれと、同じ苦しみを味わうべきだと思ったからです(声を震わせる)。女房だったら、せがれと、刺し違えて責任を取ってたんじゃないかなと思いました!(叫ぶ)
息子本人も、女房も子供もいて苦しむ。だったら僕も、自分にとって一番つらい道はと思ったとき、すべての局に降板を申し入れました。残していただいたのが、「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系)と文化放送です。特に文化放送は、スポンサー2社が自粛という道をとった。つらいです。私は、それでもしゃべる道を手離したくないんです!
−−親としてどこが間違っていた?
厳しすぎたかな、おこづかいとか。私は、悪いことをやったときは悪いことをやったと、殴るタイプ。「嫌なら出て行け」というタイプの父親です。それが父親のええかっこしいだった。(その教育が)何かやったらおやじに分からないようにしちゃおうと思わせた。何でも話せる親じゃなかった。
−−報道番組を辞める必要があると感じた?
辞めなければ収まらない風潮に、僕は感じました。そこまでたたかれるとは思いませんでした。何でこんなに騒がれるのかな、と。うちの場合は普通じゃないのか、と思った。(被害者との示談は)申し込んであります。返事を待っている。みのもんたのせがれじゃなかったらな、というのが本当の僕の気持ち。そうでなかったら、バカ息子で終わったかも。仕方ないですね。
−−謝った息子への思いは?
怒りよりも悲しかったです。怒りとしてぶつけることはなかった。警察に捕まる、窃盗未遂、怖いなあ。法を犯すとこんなことがあるんだと、客観的に思った。一人でどう立ち直っていくか見守りたい。嫁さんも若いし、嫁さんの実家にも申し訳ないです。まだ伺っていないが、どうやって頭を下げていいか分からない。
−−今回会見を開いたのは?
番組降板をTBSが決めてくれたから。3、4日前に(情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」と「みのもんたのサタデーずばッと」の)降板を申し込んだ。TBSに、本当の意向をお聞かせ願いたいと言った。迷惑をかけた上、特に活字媒体では、せがれじゃなくて、みのもんた個人の攻撃になっている。TBSさんは休んでくれと、名前を冠した番組で僕を待ってくれた。甘えていました。局の名前に傷が付くから、早いほうがいいと思って会見した。
−−今後、報道番組からオファーがあったら、戻りたい気持ちは?
あります。そのときはもっと厳しく出ます。(視聴者に)朝はつらくないですかとよく言われたが、全然つらくなかった。楽しかった。朝ズバは、いいものはいいい、悪いものは悪いと言える番組だった。非常に残念。もし一人でも「楽しみにしていたのにな」と言ってくれる人がいましたら、本当に申し訳ないと思う。(自分と同じ状況の人がいたら意見が言える?)今は言えます。そうしないと世間が納得してくれない。
−−最初から、親の責任を認めていればこんなに大事にならなかったと思う?
それはそうだと思います(苦笑)。でもあのときはできませんでしたね。どっかで思い上がって、どっかで突っ張っていたんじゃないですか? でも完膚なきまでに自分の考えは間違っていたと思い知らされました。世のお父さんお母さんにも考えてほしい。
−−息子さんにひと言。
ばかやろう!(叫び、深く頭を下げて、会見終了)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。