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「事務局はなぜ計算を間違えたのか」(EJ第3659号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/378386939.html
2013年10月25日 Electronic Journal
小沢審査会の2回目で東京第5検察審査会事務局は、審査員の
平均年齢を2回も訂正しています。それを次に示します。
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≪小沢審査会・2回目≫
30.90 歳 → 33.91 歳 → 34.55 歳
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改めていうまでもなく平均年齢は、審査員11人の年齢を加算
して、11で割るだけです。計算としてはきわめて簡単ですし、
最高裁の職員ともあろう者が2回も間違えるのは不自然です。
そこでひとつ考えられることは、検察審査会のスタッフが何か
を隠そうとした場合です。以下、「和モガ」氏の資料に基づいて
できるだけわかりやすく説明します。
2回目の小沢審査会の議決結果を公表した2010年10月4
日、事務局は、審査員の平均年齢を「30.90 歳」と発表して
います。これには2つの異論が指摘されたのです。1つは、「年
齢が異常に若過ぎる」というのと、2つは「計算が違っている」
という指摘です。1の「年齢が異常に若過ぎる」という指摘は後
で検討するとして、「2」について考えます。
「30.90 歳」は、11で割った答えでないことは明らかで
す。昨日のEJで説明したように、11で割った場合、小数点以
下の数字が「90」になることはないからです。本当は審査員の
年齢の合計数を10人で割っているからですが、それを明らかに
すると、9月14日に起訴議決しながら、議定書にサインしたの
が10人であることがバレてしまうので、いえなかったのだと思
います。
事務局としては「これはまずい」と考えて、「37歳の人を1
人足し忘れていた」として「33.91 歳」と修正したのです。
この数字は、小数点以下が「91」ですので、間違いなく11で
割った数字です。しかし、これに対してもすぐ、「計算が違って
いないか」と異論が出たのです。それは、次のように計算すれば
「34.27 歳」になるからです。
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30.90歳×11=339.9 歳=340歳
340歳+37歳=377歳 377歳÷11=34.27歳
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実は事務局はそういう指摘が出ることを予測していて、その言
い訳を考えていたのだと思います。その言い訳とは、志岐武彦氏
と傳田第5検察審査会事務局長(当時)のやりとりで、傳田局長
がそれに近いことを口にしています。
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志岐:最初37歳を足し忘れたとして、33.91 歳と説明し
た。「37歳を加えて計算しなおしても、33.91 歳
にならない」と指摘されたら、また平均年齢を訂正しま
したね。
傳田:間違った理由はわかりません。議決時の年齢を就任時で
計算したという間違いもありました。
──志岐武彦/山崎行太郎著
『最高裁の罠/the Trap for Ozawa』/K&Kプレス
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既に述べたように小沢審査会の2回目は、1群の5人と2群の
6人でスタートしたのですが、審査途中の7月末に1群の5人は
任期満了になり、8月以降は2群の6人と3群の5人で審査が進
められたのです。
上記の傳田氏の表現は「就任時で計算すべきなのに議決日で計
算した」の間違いではないかと思います。つまり、傳田局長は、
本来2群就任時である5月1日時点で計算すべきなのに、議決日
の9月14日で計算したといっているのです。小沢審査会の場合
年齢を計算する基準日は、次の3つがあります。→の右の数字は
その場合の合計年齢です。添付ファイルはこの関係を図解したも
のです。(「和モガ」氏の資料)
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1.第2群の就任時/5月1日 → 373歳
2.第3群の就任時/8月1日 → 377歳
3. 9月14日の議決日 → 380歳
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実は第2群は、9月14日までの間に4人、第3群については
3人が誕生日を迎えているのです。これを前提に合計年齢の根拠
を示します。
便宜上「3」から説明します。「3」の「380歳」は年齢計
算基準日を議決日の9月14日として計算した数です。この場合
は、5月1日〜9月14日までに誕生日を迎えた7人(4人+3
人)を加える必要があります。この数字が事務局が、10月13
日に訂正数字として発表した数字です。以下、この「380」と
いう数字を中心に説明します。
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373歳+7人=380歳
380歳÷11=34.55 歳
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「2」の「377歳」は、第3群の就任時である8月1日を計
算の基準日にしているので、8月1日以降9月14日までに誕生
日を迎えた3人を「380」から引く必要があります。そうして
得られた数字が「377歳」です。
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380歳−3人=377歳
377歳÷11=34.27 歳
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「1」の「373歳」は、第2群の就任時の5月1日を基準日
にしているので、5月1日から9月14日までに誕生日を迎えた
7人を「380」から引く必要があります。「373歳」はその
ようにして得られた数字です。── [自民党でいいのか/81]
≪画像および関連情報≫
●「検察の罠」から「最高裁の罠」へ/あるブログより
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小沢一郎を強制起訴に持ち込んだ「検察審査会」のメンバー
11人の「平均年齢」の計算ミス事件から始まった「最高裁
スキャンダル」は、その後、拡大の一歩をたどっている。ま
さしく「最高裁の罠」と呼ぶべき大掛かりな陰謀謀略が次々
と暴露され、日本という国家の根幹に関わる「大スキャンダ
ル」に発展しつつある。しかし、不可解なことに新聞、テレ
ビを中心とする巨大マスコミはほとんどこの「最高裁スキャ
ンダル」を報道しようとしない。何故か。巨大マスコミもま
たこの「最高裁スキャンダル」の共犯であり、陰謀謀略に加
担しているからではないのか。この前代未聞の最高裁スキャ
ンダルを執拗に追求しているのは、小沢事件及び小沢裁判に
まつわる数々の疑惑に関心と興味を持ちはじめ、検察や司法
の謀略や犯罪を追うことになった一般市民であり一般国民で
ある。元検察官や弁護士、元裁判官、あるいは司法ジャーナ
リスト・・・ではない。むしろ、彼ら、司法の専門家たちの
多くは、逆に「最高裁スキャンダル隠し」に動いているケー
スが少なくない。要するに、彼等は多くの場合、国家権力そ
のものとも言うべき最高裁に歯向かうような勇気も度胸もそ
して思想的動機も持ち合わせてはいないというほかはない。
「専門家は保守的だ」という言葉があるように、こういう場
合、彼等のような「専門家」は当てにならない、ということ
を知るべきである。 http://bit.ly/17eC3Mj
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●添付資料出典/「和モガ」氏作成/ http://bit.ly/179HASj
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