http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/418.html
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毎日夕刊が2面の大半を使い共産党の新人参院議員・辰巳孝太郎さんと「一緒に議事堂内を歩いた」記事を張っている。臨時国会はどうなっているか、「わずかな前兆に大きな変化を察知する」ため、密着した企画。首相の暴走に立ち向かう姿が伝わる。(津) pic.twitter.com/QWPCoV4Hry
— 赤旗政治記者 (@akahataseiji) October 24, 2013
特集ワイド:1強国会「すでに暴走」 今こそ野党連携「みんな」とも 共産新人・辰巳参院議員と歩く
毎日新聞 2013年10月24日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/news/20131024dde012010036000c.html
赤いじゅうたんの敷かれた院内でいまだに迷子になる辰巳参院議員=小林祥晃撮影
参院予算委で余裕の表情で野党議員の質問に答える安倍晋三首相=国会内で23日午前、藤井太郎撮影
◇民主にヤジの集中砲火 書店売れ筋は「憲法」本
一葉落ちて天下の秋を知る−−。わずかな前兆に大きな変化を察知するとの意だが、多年のねじれが解消し「1強多弱」の状態で迎えた臨時国会はどうか。新鮮な目を持つ新人議員に語ってもらうにしくはない。7月の参院選で初当選した共産党の辰巳孝太郎さん(37)と一緒に議事堂内を歩いた。【小林祥晃】
「応援したりいやあ!」
18日の参院本会議、辰巳さんは思わずヤジを飛ばしていた。民主党の女性議員が政府の検討する復興特別法人税廃止を批判している時だった。共産党の議員たちが「そうだ、そうだ」と盛んに合いの手を入れるのに、民主党席はなぜか沈黙。「元気がないですわ。『ヤジは議会の華』と言いますけど、政党の勢いも見えてくるもんなんやね」
辰巳さん、米国の大学の映画学科を卒業、在阪ラジオ局の映画評論番組のパーソナリティーを務めたりと共産党としては異色の経歴を持つが、中身はコテコテの関西人。そのノリのよさで無党派層に受け入れられ、大阪選挙区で共産党として15年ぶりに議席を獲得した。ちなみに大阪府立北野高校出身、橋下徹大阪市長の後輩だ。
「この雰囲気、なかなか慣れませんね」と頭をかきつつも、ただならぬ雰囲気を国会に感じているようだ。安倍晋三首相が登壇しようとすると、与党の男性議員が女性の声をまねるように裏声で「そおりいー」。まるでファンの集いのようだ。「うーん、浮かれてる感じだなあ。僕も安倍首相が『政治家でなければ映画監督になりたかった』と公言しているところだけは、共感してるんやけどねえ」
衆院=与党326(議長を含む)、野党154。参院=与党135(同)、野党107。今やこれだけの議席数差がついているのだから、ヤジの「量」ではかなうはずがない。とりわけ「集中砲火」を浴びるのが民主党のリーダーたちだ。
21日の衆院予算委員会。前原誠司元代表が「民主党政権時代にも上昇した経済指標はあった」と安倍首相にかみついたが、与党委員から「何を言ってんだ!」などと猛烈に突っ込まれ、場は騒然。何しろ委員50人中、自民党は31人なのに対し民主はたった6人なのだ。そそくさと委員会室を出た前原さん、「こんなにやられたのは久しぶり。アドレナリンが出るね」と笑い飛ばすも、ポツリ。「選挙の結果ってシビアだよな」
実は、NHKによる国会中継や衆議院によるインターネット中継では、やりとりの背後にかすかにざわつきが感じられる程度。激しいヤジはほとんど聞き取れない。個別に顔が映されることもない。要するに「飛ばし得」なのだ。
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