http://www.asyura2.com/13/senkyo155/msg/388.html
Tweet |
「30.90歳が意味しているもの」(EJ第3658号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/378333382.html
2013年10月24日
真実に迫るためにやらなければならないことがあります。それ
は、第5検察審査会の事務局がどうして審査員の平均年齢を間違
えたかの謎を解くことです。それを解くことによって、そこから
見えてくるものが必ずあるからです。
第5検察審査会事務局の平均年齢の計算ミスは、次の3回に及
ぶのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
≪小沢審査会・2回目≫
1.30.90 歳 → 33.91 歳 → 34.55 歳
≪小沢審査会・1回目≫
2.34.27 歳 → 34.55 歳
―――――――――――――――――――――――――――――
2010年10月4日に小沢氏の起訴議決を公表したときの平
均年齢は「30.90 歳」。「年齢が若過ぎる」という声が上が
ると、37歳の人を足し忘れたといい、「33.91 歳」と訂正
し、それでも矛盾を突き付けられると、「34.55 歳」である
と再度訂正。それに加えて、1回目の平均年齢「34.27 歳」
を「34.55 歳」に訂正しています。これで小沢審査会の1回
目と2回目の審査員の平均年齢が、小数点まで含めてまったく同
じになったのです。
志岐氏は、その年齢訂正の件を直接東京第5検察審査会事務局
長の傳田みのり氏に聞くべく、面会を求めていたのですが、やっ
と電話で話すことができたのです。2010年12月27日のこ
とです。志岐氏の本からそのやり取りを引用します。
―――――――――――――――――――――――――――――
志岐:傳田局長お願いします。
傳田:傳田です。どういうご用件ですか。
志岐:これまでのいきさつから、審査員が選ばれたのか、審査
会がまともに開かれ、まともな議論がなされたのか疑い
を持っています。審査員の選定と審査会の開催状況を教
えてください。
傳田:どうしてそう思われるのですか。
志岐:審査員の平均年齢を三度も訂正した。単純な計算なので
間違えるものではないはずです。どのような間違いをし
たのですか。
傳田:申し訳ありません。今となつては(どのような間違いを
したか)わかりません。間違えたと理解してもらう以外
にありません。
志岐:最初37歳を足し忘れたとして、33.91 歳と説明し
た。「37歳を加えて計算しなおしても、33.91 歳
にならない」と指摘されたら、また平均年齢を訂正しま
したね。
傳田:間違った理由はわかりません。議決時の年齢を就任時で
計算したという間違いもありました。
志岐:「はっきり37歳の人を足し忘れた」と説明していたで
はないですか。議決時と就任時との取り違えでは、平均
年齢の違いはごくわずかです。説明を聞いても全然理解
できません。
傳田:わかってもらえないのは仕方がありません。見解の相違
です。 ──志岐武彦/山崎行太郎著
『最高裁の罠/the Trap for Ozawa』/K&Kプレス
―――――――――――――――――――――――――――――
なぜ、第5検察審査会は何回も平均年齢を間違えたのかについ
てはいろいろな説があります。そのなかで「和モガ」氏の分析は
きわめて明快なので、ご紹介することにします。
「和モガ」氏は、この年齢計算のミスを解明の突破口にして、
小沢氏に起訴議決を下した東京第5検察審査会の議決には犯罪性
があるとして、これにかかわったとされる9人を最高裁判所に対
して告発状を提出しています。
解明のかぎは「30.90 歳」にあります。この数字は審査員
の総数11人で割った数ではないのです。なぜなら、11で割っ
て割り切れない場合は、小数点2位まで取ると、次の10パター
ンの循環小数になり、「90」にはならないからです。
―――――――――――――――――――――――――――――
09 55
18 64
27 73
36 82
45 91
―――――――――――――――――――――――――――――
この「30.90 歳」は11ではなく、10で割った数字なの
です。年齢の合計数は「309」ということになります。ちなみ
に、事務局が発表した数字である「33.91」 「34.55」
「34.27」 はいずれも小数点2位までが、上記10パターン
のいずれかに該当するので、明らかに11で割った結果であるこ
とがわかります。
なぜ、10で割ったのかについて「和モガ」氏は、審査員が議
決書に署名した2010年10月4日の時点で、審査員の1人が
印鑑を忘れて署名していないことが原因であるとしています。そ
の審査員は氏名はわかりませんが、情報開示資料から「1335
66」であることがわかっています。
役所では印鑑を持っていない場合は、指印で済ますことが多い
ですが、議決書の謄本は検察審査会が対外的に発行する公文書に
なるので、印鑑が必要であったものと思われます。平均年齢の計
算は、署名のある10人の平均年齢なのです。
「30.90 歳では年齢が若過ぎる」という声が上がると、事
務局は37歳の人を足し忘れていたとして、「33.91 歳」と
訂正してきたのですが、これも間違えているのです。この解明は
明日のEJで行うことにします。
──── [自民党でいいのか/80]
≪画像および関連情報≫
●最高裁事務総局が小沢検審起訴の首謀者!
―――――――――――――――――――――――――――
◎「小沢検審起訴の首謀者は最高裁事務総局」
小沢検審起訴の黒幕は最高裁事務総局といい続けてきた。追
っていくと黒幕だけの存在ではなさそう。最高裁事務総局が
小沢起訴の首謀者であり実行犯のようだ。何故そう結論付け
るのか。それは検察審査会事務局が最高裁の一機関に過ぎな
いからだ。最高裁は、検察審査会事務局職員に裁判所事務官
を充てがい、これらの職員の人事を担当している。最高裁事
務総局人事局は検察審査会事務局職員の昇進・昇給・査定・
異動等全てを行っている。最高裁は職員を指揮命令できる体
制を作り上げている。民間流に言えば、最高裁が検察審査会
事務局職員を雇用しているといっても良い。現状の検察審査
会事務局を「最高裁事務総局検察審査会議開催係」と組織名
称を替えてもよいくらいだ。
◎「最高裁は審査員クジ引き責任者手嶋課長を異動させた」
最高裁事務総局は4月人事で審査員クジ引き責任者の手嶋健
第一検審事務課長を異動させた。2012年4月8日検審事
務局を訪問してわかったことだ。手嶋健氏は最高裁担当者と
共謀してクジ引きインチキをした男だ。市民が何度も手嶋氏
を攻めた。彼は完全に動転していた。ノックアウト寸前だっ
た。最高裁は彼を匿わざるをえなかった。昨年は傳田みのり
東京第五検審事務局長を異動させた。これで実行犯がいなく
なった。最高裁は揉み消しに必死だ。http://bit.ly/HcuFoa
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。