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安倍首相の「懐刀」甘利・経済再生担当相が名誉毀損で訴えられた
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar373948
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2013/10/23 日刊ゲンダイ
安倍首相の「懐刀」と呼ばれる甘利明・経済再生担当相が東京地裁に提訴された。1000万円余りの損害賠償を求める民事訴訟である。安倍政権が成長戦略の柱に掲げる「国家戦略特区」の諮問会議のメンバー入りが確実視されるなど、存在感を増しつつある甘利の身に何が起きたのか。
初公判は先週15日。事件の“発端”は、甘利の親族で、元秘書だった現神奈川県議の事務所のスタッフがネットに書き込んだ名誉毀損行為だ。
「昨年1月、ネットサイトに、ある男性を誹謗中傷する内容が書き込まれ、この男性のフェイスブックのアドレスが掲示されました。クリックすれば、その男性が誰だか分かってしまう。怒った男性が発信元を調べると、ナント、甘利大臣が代表者を務める『自由民主党神奈川県第13選挙区支部』だった。そこで男性が支部に問い合わせると、支部はスタッフが書き込んだことをアッサリ認め、弁護士を通じて謝罪した。ところが、この一件がその後、大モメになるのです」(司法記者)
ネットに書かれた誹謗中傷の中身はというと、この男性が玩具大手バンダイ創業者の長男、山科誠氏が代表を務める山科ホールディングス(HD)の寄生虫であるかのように書かれていた。
関係者が背景を説明する。
「実は、この書き込みの1カ月前、週刊朝日に山科氏と甘利大臣をめぐる怪しい関係が報じられたのです。記事には、甘利大臣の資金管理団体『甘山会』の会長だった山科氏が甘利大臣から1500万円ほどで買った美術品を鑑定に出したところ、100万円程度にしかならなかったという関係者の証言が書かれていました。ネットに中傷を書き込まれた男性も、書き込んだスタッフも元山科HD社員。要するに、このスタッフは男性を週刊誌のネタ元と疑ったわけです」
甘利事務所の“その後”の対応もマズかった。原告側の弁護士が言う。
「支部の代表である甘利氏側は『スタッフが勝手にやったことで支部は一切知らない』という態度なのです。スタッフ本人からの謝罪もありません。甘利大臣はテレビを相手に名誉毀損の裁判を起こしたこともあるから、毀損された相手がどんなに嫌な気分になるか分かっているはず。話し合ってもナシのつぶてなので裁判に訴えることにしたのです」
ちなみにこのスタッフは単なるアルバイトではない。「自民党神奈川県大和市第2支部」の会計責任者も兼ねていたため、甘利らが使用者責任などを問われて裁判を起こされたわけである。
(略)何らの法的責任は負わないものと考えております」と回答した。
つまり、スタッフが勝手にやったことで事務所には責任はない、ということだ。「裏金づくりか!?」と疑われるような美術品売買が報じられただけに、今後の展開に注目が集まる。
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