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ゴタゴタが収まらないみんなの渡辺代表(左)と江田前幹事長
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131023/plt1310231210001-n1.htm
2013.10.23
みんなの党の渡辺喜美代表が「強権体制」を強めている。民主党や日本維新の会との勉強会に参加した党所属議員について、新党結成を目指す動きをみせれば処分する意向を示したうえ、議員の処分を決める党倫理委員会のメンバーについて、江田憲司前幹事長に近い議員から、自らの側近議員に差し替えたのだ。中堅議員が党の嘆かわしい現状を明かした。
「渡辺執行部は本気で邪魔者を放逐する気だ。もう、仕上げの段階だ」
中堅議員はため息混じりに話し始めた。
渡辺執行部は8月7日に、野党再編を模索した江田氏を幹事長から更迭し、同月23日には柿沢未途衆院議員を離党させた。今月15日には、小野次郎参院議員から国対委員長代理の職を取り上げ、側近の松田公太参院議員を後任にした。松田氏は渡辺夫人のお気に入りだ。
「小野氏は警察キャリア官僚として29年間勤務し、小泉政権では首相秘書官をも務めた。永田町の先例やルールを熟知しており、手腕には定評があった。そんな小野氏を更迭し、経験のない松田氏に大事な国対を任せるなんて…」
「江田斬り」の布石とみられる動きも浮上した。渡辺氏は18日の記者会見で、倫理委員会のメンバー変更を明らかにした。中堅議員はいう。
「水野賢一政調会長代理と、山内康一幹事長代理、弁護士でもある三谷英弘氏が選任された。いずれも渡辺氏の側近だ。倫理委員会は渡辺派一色となった」
江田氏には、浅尾慶一郎幹事長と山内氏が11日、新党結成を目指す行動の自粛を求めている。
「この自粛の期間について双方で見解が異なる。江田氏は臨時国会の期間内だと思っているが、渡辺執行部は永遠に制限するつもりだ。真綿で首を絞めるように行動範囲を狭め、江田氏が自ら離党するように仕向けている。それでも出ていかなかったら、除名処分だろう。倫理委員会の手続きが必要になるが、このメンバーなら簡単だ」
党の現状を憂いて、10日の両院議員総会で、寺田典城参院議員が「代表、いい加減に目を覚ましてください!」と諫言したが、その後の動きを見る限り、渡辺執行部の方針は変わらない。
中堅議員は「江田氏の次に狙われるのは小野氏かな。誰も“その次”になりたくないから戦々恐々としている」と声を潜めている。(安積明子)
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