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スパイ機関「米NSA」の暴走が止まらない 〜これに同調する「日本版NSC」も国際スパイ同然〜
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2013年10月22日 暗黒夜考〜崩壊しつつある日本を考える〜
元CIAのエドワード・スノーデンが機密文書を白日の下に晒して以降、「米NSA」による常軌を逸したスパイ活動が次々に明るみとなっている。
「米NSA」は暴露された情報収集活動について”対テロ名目”として正当性を主張しているが、そのスパイ活動範囲が国連本部・欧州連合(EU)から国際原子力機関(IAEA)といった国際機関にまでおよび、さらに80以上の大使館・領事館までもがその通信傍受対象にされていたというのであるから、対テロという名目だけでこれを正当化するのはあまりに無理がある話であろう。
「米NSA」の監視対象は国際機関や各国の大使館・領事館のみならず、一般の民間人もその対象に含まれるが、以下の「AFPBB News」記事にあるように、フランスの民間人の7000万件もの通話記録が極秘裏に傍受されていた事実が今回新たに明らかとなった話である。
勿論、我々日本人の通話・通信記録も相当数、「米NSA」によって秘密裏に傍受されているであろうことは言わずもがなであろう。
携帯電話による会話然り、Eメールの内容然りである。
更には以下のロイター記事にあるように、メキシコ前大統領の公的な電子メールをハッキングし、傍受していたというのであるから、宗主国アメリカが「NSA」を介してやっていることはハッキリ言ってメチャクチャである。
では日本はどうであろうか?
すでに世界各地の日本大使館・領事館も「米NSA」の監視対象とされていることが明らかとなっているが、重要なことは我々一般市民がその監視対象とされている点であろう。
にも拘らず、そんな中で、安倍政権は「特定秘密保全法案」と共に、「米NSA」の劣化コピーである「日本版NSC」を創設しようとしているのである。
世界中どこを見回しても、数々のスパイ行為にて悪評を買っている「米NSA」同様のスパイ機関を創設し、事もあろうかその「米NSA」と情報ネットワークを共有して協調していくことを宣言するようなバカな国家は日本以外にないであろう。
即ち、日本は世界中の”笑い者”であり、”鼻つまみ者”同然だということである。
スパイ機関と協調することは、自らもスパイ行為に加担することを意味するわけであり、日本版NSCが創設された暁には、日本はめでたく「国際スパイ」同然との”謗(そし)り”を免れないであろう。
「日本版NSC」創設については、国際的には「犯罪国家アメリカ」に同調するとの意であり、結果、”国益”を大きく損なう行為と断じてよい話である。
フクシマ原発の「汚染水問題」といい、「日本版NSC」創設といい、日本国民は”国際社会の目”というものをもっと常日頃より意識すべきであろう。
そう遠くない将来、フクシマ原発事故による放射能汚染問題が国際社会問題となることは自明であり、その時のためにも、「アメリカの目」=「国際社会の目」であるかのような「米国盲従」という”思考停止”状態からいい加減に抜け出すべきであろう。
さもなくば、日本はハリウッド映画の如く、極悪マフィアに忠誠を誓うものの呆気(あっけ)なく”切り捨て”にされるチンピラさながらの目に遭うことであろう。
(転載開始)
◆米NSA、仏民間人の通話7000万件を傍受
2013年10月21日16時28分 AFPBB News
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/43/c22007c8caea54ed2fff738253b78895.jpg
ドイツ南部ローゼンハイム(Rosenheim)近郊にある米情報機関・国家安全保障局(NSA)の元監視基地に設置されたレーダードーム(2013年7月16日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News
【AFP=時事】仏紙ルモンド(Le Monde)電子版は21日、米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)がフランス国内で、一般市民の通話7000万件の通話を極秘裏に記録していたと報じた。米当局に訴追された米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者から入手した機密文書に基づく情報という。
ルモンドによると、NSAは2012年12月10日〜13年1月8日の30日間に、フランス国内の通話7030万件を記録していた。コード名「US-985D」と呼ばれる計画の下、仏国内の特定の電話番号からの通信を自動的に収集していたほか、テキストメッセージも記録していたという。
ルモンド紙は、入手した資料によればNSAはテロに関与している疑いのある人物のみならず、実業界や政界の重要人物をも標的にしていたとみられると指摘している。米当局は同紙の取材に、「機密扱いの」文書についてはコメントできないと述べたという。
マニュエル・バルス(Manuel Valls)仏内相は21日、仏ラジオ局ヨーロッパ1(Europe 1)のインタビューに応じ、ルモンド紙の報道に「衝撃を受けた」と語るとともに、米当局に説明を求めたことを明らかにした。
これに先立ちドイツのニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)は、NSAがメキシコのフェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)前大統領の電子メールをハッキングしたと報道。メキシコ政府は米当局に説明を求めている。
◆メキシコが米国を非難、前大統領のメール傍受との報道で
2013年10月21日14時11分 ロイター
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c0/b1ef47a07562965c19bdb7f75900df49.jpg
[メキシコ市 20日 ロイター] - メキシコ外務省は、米国家安全保障局(NSA)がカルデロン前大統領の在任中に前大統領の公的電子メールのアカウントをハッキングしていたとするドイツ週刊誌の報道を受け、米国を非難した。
シュピーゲル誌によると、NSAの担当部門が2010年5月のカルデロン大統領(当時)のメールアカウントにアクセスし、官邸から「豊富な」情報を得ていたと報告したと報道。元NSA職員のスノーデン氏から得た情報として報じた。
外務省は名指しを避けながらも「この行為は容認しがたく、違法、かつメキシコおよび国際法に抵触する」と述べた。
◆米NSAが国連本部も盗聴、ビデオ会議の暗号解読=独誌
2013年 08月 26日 11:02 ロイター
[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツの週刊誌シュピーゲルは25日、米国家安全保障局(NSA)がニューヨークの国連本部などでも盗聴活動を行っていたと伝えた。
同誌によると、NSAは2012年の夏に国連のビデオ会議システムに侵入し、暗号の解読に成功。解読件数は3週間以内で12件から458件に増えた。
同誌は米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者が入手した機密情報として、米国が組織的に他国や国際機関などにスパイ活動を行っていたと報道。対象には欧州連合(EU)や国際原子力機関(IAEA)も含まれるという。
シュピーゲルによると、NSAはEUのニューヨーク拠点でも盗聴を行い、EUの活動計画やサーバーなどの情報を入手。このほか複数の国で80以上の大使館や領事館を対象に、「特別収集活動」と称する盗聴プログラムを行っているという。同誌はこのプログラムが「テロリストの阻止とはほとんど関連がない」としている。
(転載終了)
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