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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131021/plt1310211202001-n1.htm
2013.10.21
「私たちは読者の代表として権力者に取材する立場だ」。堺市長選の投開票日(9月29日)直前に政党広告の掲載を拒否されたとして、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が取材拒否をしている朝日新聞社の社員が18日夜、市役所で自社の正当性を訴える論戦を仕掛けた。だが橋下氏が過去の選挙では投開票日直前に他党の広告が朝日新聞に掲載されたとして、対応の違いについて説明を求めたところ、社員は言葉に詰まらせ「分かりません」。それでも取材拒否の理由を尋ね続けたが、「社長に来てもらったら話します」「話をするカウンターパートじゃない」と突き放された。
橋下氏が「掲載が仮契約まで進んでいたのに突然拒否された。朝日が説明責任を果たすまで取材に応じない」と宣言してから半月余り。朝日新聞社側は「広告を複数回掲載することは、投票を読者に呼びかける『選挙広告』となる恐れがあり、掲載を見合わせる判断をした」などと説明してきたが膠着(こうちゃく)状態が続いてきた。しびれをきらして打開に挑み、失敗した格好だ。
戦いの火ぶたが切られたのは同日夜に行われた退庁時の“ぶらさがり取材”。仕掛けたのは朝日新聞の市役所担当の記者だった。
「極端な話だが、すごくお金をもっている政治団体がいて、政党の広告を選挙期間中、毎日載せてくれと。そういう場合でも載せないといけないのか」
橋下氏は「極端な話」に顔色をかえることなく、「ルールを明確化しないとだめですね。朝日新聞の誰の判断で、どういう手続きで(維新の広告掲載拒否を)判断したのか教えてほしい」と切り返した。
さらに、昨年の衆院選で他党の広告が投開票日まで連続して朝日新聞に掲載されたとして、維新との対応の違いを逆質問。朝日新聞社の別の男性社員は「分かりません」と答えたが、なおも橋下氏に取材拒否を続ける理由を問い続けた。
「この問題(の話し合い)は事務レベルでやっていること。トップである僕に聞くなら、朝日も社長に来てもらってください」。橋下氏は突き放したが、この社員は「橋下さんは権力者。私たちは読者の代表として、権力者に対して取材する立場」と応戦。すかさず橋下氏も「僕は市民の代表、国民の代表だ」「(質問をする社員は)話をするカウンターパートじゃない」と言い返した。
社員はさらに「全てを社長の決裁でやっているのではない。それをいきなり社長を連れてこいとは」と反論したが、議論は平行線のまま。議論開始から約30分、市役所担当の男性記者が「引き続き事務レベルで」と述べ、橋下氏も「そうですね」と応じた。
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