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http://31634308.at.webry.info/201310/article_19.html
2013/10/20 23:16
生活の党が、衆議院選挙、参議院選挙で、脱原発を訴えたが、マスコミではそれ程取り上げられなかった。
しかし、小泉元首相が、原発ゼロを主張するようになってから、政府ご用達の読売新聞が、小泉氏を悔し紛れに社説で批判している。きっとこれだけ原発推進に関して自民党に尽くしてきたのに、その気持ちを裏切る行為と見えるのだろう。産経新聞なども原発ゼロの発言を取り上げている。皮肉なものである。
小泉氏の発言に対して、各党の党首が以下のように述べている。
小泉元首相:今、原発をゼロにするという方針を自民党が打ち出せば、一挙に(脱原発の)気運が盛り上がる。
生活・小沢代表:理が通っている。私たちとも接点はある。
自民党・河野太郎氏:「原発ゼロの会」の主張と全く同じだ。
民主党・菅元首相:大歓迎。自民党内にも心情的に「原発ゼロ」の人はいるが、「原子力ムラ」に口を封じられている。
共産党・志位委員長:理が通っている。私たちとも接点ある。
みんなの党・渡辺代表:非常に危機意識を共有できる。偉大な政治家が現れた。
今までの敵同士が小泉氏の発言を歓迎している。小泉氏の発言は自民党のガス抜き、自分の息子の進次郎氏を総理にするための策略だという意見もあるが、読売新聞をマジに怒らしているからには、まんざら嘘とは言えない。例え、最終的に嘘であっても、自民党が再稼働をし、原発を輸出しようとしている今の時期には、逆に大いにその影響力、発信力を利用すべきである。維新の石原氏のような原発推進論者などよりは余程いい。小沢氏から「小泉脱原発党」云々の言葉が出て来る自体、今のどうしようもない閉塞した状況にアジテーションを与えると思っている。
昨日、役所広司が東京知事を演じる「東京原発」という映画を見た。東京に原発を建設したいというストーリーである。福島原発が起こる前に作られたと思うが、まるで今の事故が起こるべくして起きたかのような予言的な映画であった。この東京都知事が原発を言ったときは、気が狂ったのではないかと思わせるが、実は原発を止めさせるためには、東京に原発を立地するぐらい言わないと、「国民の無関心」は無くならないという筋である。この映画は今の日本の欠陥を如実に描き出している。
脱原発で結集期待 ゼロ発言 小泉元首相旗印
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013102002000123.html
「原発ゼロ」を繰り返し訴える小泉純一郎元首相に、野党や自民党の脱原発勢力からラブコールが殺到している。自身は表舞台に再び立つことを否定しているが、小泉氏を中心に与野党の脱原発勢力が結集する可能性はあるのだろうか。 (宮尾幹成)
小泉氏の発言を歓迎しているのは民主党の菅直人元首相、前原誠司元外相、みんなの党の渡辺喜美代表、共産党の志位和夫委員長、生活の党の小沢一郎代表、社民党の又市征治幹事長ら。
渡辺氏は十七日の衆院本会議の代表質問で小泉氏と直接「原発ゼロ」について語り合ったことを紹介し、安倍晋三首相に脱原発への政策転換を迫った。
また七月の参院選で初当選した山本太郎参院議員(無所属)も本紙の取材に「言っていることはすごくまともだ」と評価している。
彼らの多くは、以前小泉氏を批判し、激しく対立してきた。その「政敵」を持ち上げているのは小泉氏の知名度と発信力を利用し、脱原発の機運を高めようとしているからだ。
特に、人気のある政治家を担ぎ政治勢力をつくる手法を繰り返してきた小沢氏には、「小泉脱原発政党」を仕掛けようとしているのではとの臆測も流れる。
自民党内からも歓迎の声が上がる。小泉氏の次男・進次郎復興政務官は父親に歩調を合わせる。超党派の「原発ゼロの会」の世話人を務める河野太郎衆院議員は、「全国津々浦々を回って広めてほしい」と期待する。安倍首相が原発推進の方向を打ち出す中、自民党内の脱原発勢力は声を上げる機会を失ってきた。小泉氏の発言で、堂々と持論を訴える機運は高まってきたようだ。
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