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2013年10月19日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「神の存在を認めない」唯物論に立脚しているはずの中国共産党1党独裁の北京政府が、どうも「靖国神社」に軍神として祭られている英霊に恐怖感を抱いているらしい。唯物論者が神の存在を認識しているかのように安倍晋三内閣の閣僚たちの靖国神社秋の例大祭参拝にいちゃもんをつけ「内政干渉」し、「神の存在」を認める自己矛盾を冒している。唯物論者には、「神」は見えないはずなのに、極めて不可解でおかしなことだ。中国共産党1党独裁北京政府の習近平国家主席、李克強首相ら「チャイナ・セブン」と言われる最高指導部には、「靖国神社」に軍神として祭られている英霊が見えているのであろうか。見えているとすれば、中国共産党1党独裁北京政府の最高指導部は、もはや「唯物論者」とは言えない。「インチキ共産党員」の巣窟である。
◆中国共産党1党独裁北京政府の最高指導部は、日本ばかりでなく海外から何か批判的なことを言われると、必ず「内政干渉だ」と言って気が狂ったように反発するのに、そもそもから「見えていない」はずの「軍神」が見えているかのように極度に恐怖して、「日本の閣僚は終戦記念日に靖国神社を参拝するな、春秋の例大祭にも参拝するな」と茶々を入れてきている。これは、「軍神」が見えていないはずなのに、本当に理屈に合わない奇妙な要求だ。ひょっとしたら「軍神」が見えていて、すでにとっくの昔に「中国共産党1党独裁」の根本的支柱である「唯物論」を捨ててしまっているとしか思えない。
もしそうだとすれば、こんないい加減な「唯物論者」は、「反共産主義者」と言わざるを得ない。日本民族は、昔から「神州日本」と言われてきた国である。祖先を敬い、神として祖先を祀り敬い、大事にしてきた。それを「神を認めない唯物論者の政権」である「中国共産党1党独裁」である北京政府から、「ああだ、こうだ」といちいち言いがかりをつけられる筋合いはない。
◆だが、安倍晋三首相の「及び腰」にも問題がある。終戦記念日にしろ、春秋の例大祭にしろ、内閣総理大臣として参拝しない態度は、厳しく糾弾されなくてはならない。堂々と
参拝すればよいのである。祖父・岸信介元首相が嘆いている。中国共産党1党独裁北京政府は、安倍晋三首相が靖国神社に参拝しようと、しまいと、必ずいちゃもんをつけてくる。中国に気を使い、配慮し、言いなりになればなるほど、付け上がってくる。それどころか、鼻からバカにして、その都度エスカレートしてくるに決まっている。だから、むしろ「強気」に出た方がよい。それが外交交渉の要諦である。戦後日本が行使して来なかった「砲艦外交」という「武力外交」をいまこそ再び取り戻すべきなのである。嘗められてはいけないのだ。
◆国家どうしの外交は、「弱み」を見せた方が負けとなる。相手は決して善意で交渉に臨んでくる訳ではない。必ず「利益」を得ようとする。それを最初から「諸国民の公正と信義に信頼して」(日本国憲法前文)というのは、お人よしも甚だしい。相手は、日本が強気の「砲艦外交」に出てこないということで、「足下」を見ている。こんなことでは、一国の外交防衛は、確実に保障することはできない。
まず以て、自由と民主主義国家の国民である日本民族は、信教の自由など基本的人権が保障されていない中国共産党1党独裁北京政府のレベルまで身を下げて、これに右顧左眄するかのような議論、論議をするのは、根本的に間違っている。レベルは、日本の方が数段上に位置しており、「人治主義」を採る「野蛮国・中国」にまで下りて、そのレベルで議論するのは、大きな間違いである。いわんや、「唯物論者」が最高指導部を握る北京政府の「靖国神社」問題について、同調する必要はまったくない。そんな「唯物論者」を気にせずに安倍晋三首相は、堂々と「靖国神社」に「内閣総理大臣として公式参拝」すればよい。さもなくば、絶大なる支持者から見放される。
【参考引用】産経新聞msn産経ニュースが10月18日午前8時57分、「超党派157議員が靖国参拝 秋の例大祭では平成最多」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「超党派『みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会』(会長・尾辻秀久元参院副議長)の157人が18日午前、秋季例大祭にあわせて東京・九段北の靖国神社を参拝した。同会によると、参拝したのは自民党の高市早苗政調会長ら衆院114人と、参院43人。平成に入ってからは今年4月の例大祭の166人に次いで多く、秋では最多だった。参拝した議員の所属は自民、民主、日本維新、みんな、生活、新党大地の5党。安倍晋三首相による今回の例大祭期間中の参拝が見送られるとの観測が流れていることについて、尾辻氏は参拝後の記者会見で『やがて、お参りがあるだろうと思っている。今回お参りにならなかったということは首相の判断だ』と述べた」
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