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*NIKKEIよりコピペ
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/d74a2fcfb5436466d670f4539607c189
2013-10-17 07:38:44
「安全性を多くの人に理解してもらえる中身の濃い訓練になった。本土の他の地域での受け入れもしやすくなる」と、武田良太・防衛副大臣。オスプレイを使って初めての日米共同訓練が昨日10月16日に、滋賀県の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で行われました。訓練を視察した武田副大臣が口にしたコメントは、防衛省の官僚が書いたものであり、その振り付け通りに踊っているわけですが、この中に防衛省の狙いが明瞭に示されています。
このコメントの中に込めた防衛省の狙いは、「本土の他の地域も受け入れやすくなる」というところにあります。
さっそく次の日米共同訓練が一週間先の10月25日に、高知県で行われる計画です。南海トラフ巨大地震を想定し、オスプレイを使った防災訓練を予定しています。さまざまな地域で、さまざまなタイプの訓練をするのです。日本列島は、アメリカ軍の理想的な訓練場に変えられるわけです。
これは、日本列島全体の”沖縄化”であり、列島全域のアメリカ軍基地化を意味します。歴史的には、「日本占領」の再現です。
かつて、占領化ではアメリカの日本占領支配を貫徹するため、全国にアメリカ軍基地が置かれました。しかし、「独立」をめざす当時の民衆は激しい基地闘争を展開し、例えば砂川闘争などを経て、本土から多くの基地を撤廃させました。
もっとも、その結果、沖縄に集中させることになってしまいましたが……。形としては、日本本土からのアメリカ軍基地追放が進みました。しかし、沖縄にとどまり踏ん張ったアメリカ軍は、いままた”本土復帰”を果たそうと動き出したのです。南海トラフ時に想定される”巨大津波”にも匹敵するか、といえるほどの大きなうねりです。
キーワードは、「沖縄の負担軽減」であり、「中国や北朝鮮の脅威に備える」です。安倍政権を中心とする日米安保勢力は、自民党が衆参両院で多数を占めた現在を絶好の機会ととらえ、実に素早い動きをしています。
日本のジャーナリズムは、こうした安保勢力、通称安保ムラの攻勢にほとんどなす術がありません。やられっぱなし。
また、日本のリベラル勢力も、残念ながら有効な対抗策を打ち出し得ていないように見えます。日米安保条約を撤廃するどころか、アメリカさまのしもべ、隷従体制が強化されているといえるのではないでしょうか。
10年後、20年後、そして50年後、日本はどんな形の国柄になっているでしょう。アメリカの属州?
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