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http://31634308.at.webry.info/201310/article_15.html
2013/10/16 21:26
安倍首相の所信表明を聞いて、昨日のブログ『安倍首相の所信表明は問題隠しの演説で、日本の危機感が感じられない。』の中で、原発の対処に対しての危機感が感じられないと書いたら、毎日新聞の社説も同じく以下のように「汚染水に対して危機感薄い」と書いている。
毎日新聞社説:安倍首相演説 汚染水への危機感薄い
http://mainichi.jp/opinion/news/m20131016k0000m070140000c.html
東京電力福島第1原発の汚染水問題に対する危機感が足りないのではないか。そんな疑問を抱く安倍晋三首相の所信表明演説だった。この問題を解決しない限り、首相がアピールする「成長戦略の実行」も前には進めないはずだ。やっと開会した国会のスタートにあたり、まずそれを指摘しておきたい。
「状況はコントロールされている」という国際オリンピック委員会(IOC)総会での自身の発言に批判が集まっていることへの反論でもあったろう。首相は演説で汚染水問題に伴う風評被害に触れ「食品や水への影響は基準値を大幅に下回っている。これが事実だ」と断言した。
しかし、問題は風評被害だけではない。汚染水漏れの深刻な事態はIOC総会後も日ごと明らかになり、この危機的状況が収拾するめどは立たない。これでは廃炉もままならない。今の態勢では不安がむしろ増幅していることが大きな問題なのだ。
毎日新聞は、原発に関しては東京新聞と同じぐらい真っ当な意見を述べている。安倍氏の演説からは強気一辺倒で福島原発の本当の怖さを全く認識していない。こんな原発を外国に売りに行くこと自体、恐れを知らない行為である。社説にあるように、廃炉なんて夢物語になっている。
今日、野党の海江田氏が汚染水制御を批判したが、以下の記事のように、安倍首相は相変わらず「湾内に全体的にコントロールされている」とうそぶいている。コントロールということは何を意味しているのか、と聞くべきである。その定義を述べさせるべきである。全体的にということは、部分的にはコントロール出来ていないということである。この安倍首相というのは、「コントロール」という意味を知らないのではないかと思ってしまう。こういう嘘を、国会でまたしゃーしゃーと言わせるのは、到底許せることではない。
コントロールとは、人間の意志で汚染水の漏れる量なり、漏れる時間、時期なりを決めることが出来ることである。何十トンも漏れてしまった後に、東電が言い訳にもならない謝罪を言うことは、コントロールとは絶対に言わない。
安倍首相「コントロールされている」=原発汚染水で重ねて強調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131016-00000075-jij-pol
時事通信 10月16日(水)13時41分配信
安倍晋三首相は16日午後の衆院本会議で、東京電力福島第1原発の汚染水問題について「近海の放射性物質の影響は、発電所の港湾内の0.3平方キロメートル内にブロックされている。全体として状況はコントロールされている」との認識を重ねて示した。民主党の海江田万里代表への答弁。
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