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2013年10月16日
市民連帯の会 代表 三井 環
森山真弓法務大臣が三井環大阪高検公安部長に対し、懲戒免職処分としたが、これを不服として懲戒免職処分の取り消しを求めて、三井環は人事公平委員会に提訴している。
その審議の中で、当時の検事総長原田明夫を平成25年9月29日証人申請をした。その申請内容については、既に市民連帯の会のホームページに掲載をしている。
1、 原田明夫元検事総長は、記者会見をして、「法務検察の裏金づくりは存在しない。事実無根である」と、国民に対し、大嘘をついた人物である。それが原点となって、鈴木宗男議員らによる、予算委員会や法務委員会などにおける裏金づくりの追及に対して、これを否定する答弁を繰り返し、年間、約7億円にのぼる虚偽公文書作成、同行使、私文書偽造、同行使、詐欺等の巨額犯罪を法務検察あげて、現在に至るも、隠ぺいをし続けている。
三井環事件の大阪高裁判決は、裏金づくりの事実を認定している
にもかかわらず、これを法務検察は全く無視している。また、大手メディ アはその判決内容を報道しないでいる。
三井環事件は、原田明夫元検事総長が陣頭指揮をした事件だと言われている。当時の佐々木茂大阪地検検事正は、三井逮捕に反対したと言われている。
平成14年4月22日昼から、ザスクープの鳥越俊太郎の収録の予定であった。その3時間前に、三井環は大阪地検特捜部によって逮捕された。
5月の連休明けには、朝日新聞東京本社が法務検察の裏金づくりを一面トップで報道し、社会面で、三井環が現職のまま、実名で一問一答形式で裏金づくりの犯罪を語るという内容であった。
その朝日新聞の記事を元に、当時の民主党幹事長菅直人が法務委員会で裏金づくりの犯罪を追及し、その過程で三井環を証人として喚問し、裏金づくりのすべてを証言した後、国会内で記者会見をして、検事のバッチを外すというスケジュールであった。5月の連休明けにしたのは、報道が途切れるのを配慮したためである。
上記のスケジュールは大阪の日航ホテルで、4月18日、朝日新聞の落合記者と面談した段階で、最終スケジュールが決定された。
今、考えると、5月の連休明けを待たずにただちに行動に移っておれば、三井環の逮捕はなかったであろうと思われる。
かえすがえすも、時期が遅れたことが残念でならない。直ちに行動に移しておれば、真逆に、原田明夫元検事総長ら法務検察幹部約70名が懲戒免職処分、国民から刑事告発され、犯罪人として、処罰をされたであろう。紙一重の場面であった。
上記のような事実関係を、証人原田明夫元検事総長から追及する予定である。
ただ、検察当局は証人原田明夫元検事総長には、徹底的に反対するであろうし、有形無形の圧力を法務検察の組織をあげて、人事院公平委員会に対して圧力を加えることは必至であろうと思われる。
人事院公平委員会は独立、公平な立場で職務を追及しなければならないが、この法務検察の有形無形の圧力を跳ね返すだけの度量の有無が問われている。
2、 原田明夫元検事総長は、三井環事件で戒告処分を受けたが、直ちに退職することなく、ほぼ定年まで検事総長職を務め、依願退職後は大企業の顧問弁護士を務めるなどして、富を築き優雅な生活を送っている。退職金は、6,7千万円を手取りで受領しているものと思われる。
巨額の裏金づくりの犯罪者が、堂々と街を闊歩し、誰に咎められることなく生活している。一歩間違えれば、上記のとおり、懲戒免職処分となり、処罰された可能性もある人物である。彼が、裏金づくりは事実無根であると、大嘘をついたことは、もはや、彼の人間性を否定せざるを得ないと思われる。
証人申請する場合には、証人の住所を明示しなければならない。
調査をすると、原田明夫元検事総長の住所は、下記のとおりである。東京都港区六本木5−13−3 キャピタル麻布 101号室
3、 平成25年9月29日付人事院公平委員会に対する証拠資料提出書の中には、きわめて重要な証拠がある。
甲第38号証、亀谷直人(府中刑務所服役中、渡真利忠光が企業舎弟となっていた六甲連合組長)から、三井環宛に一通の手紙が郵送された。たぶん、三井環事件の捜査、公判で、創り上げたストーリーを、調書化、証言化したため、それを悔いて、真相を三井環に明らかにしたものと思われる。それ以外に、三井環宛に手紙を書く理由は、何ひとつない。
その手紙の内容によると、詐欺罪の共謀がないこと、贈収賄事件ではなく、単なる私的接待(三井環が渡真利に200万円を無利息で融資した見返り)であること、便宜供与となる事実が全くないこと、グランドカーム事件は全く架空のストーリーであること、などが、生々しく語られている。
渡真利忠光を取り調べたのが、かの有名な当時の元大阪地検特捜部検事大坪弘道である(村木厚子事件で、フロッピーディスクを改ざんしたとして、証拠隠滅で実刑判決を受けた前田恒彦主任検事を隠ぺいしたとして、犯人隠避罪で有罪判決確定)。
かの有名な大坪弘道元大阪地検特捜部検事が、渡真利忠光を利用して、架空のグランドカーム事件を創り上げたり、便宜供与の事実を創り上げたりしたことなどが、如実に物語られている。(甲第38号証 亀谷直人メモ)(証拠資料提出書 平成25年9月29日付)
大坪弘道元大阪地検特捜部検事は、三井環事件で手柄を立てたため、法務省の課長に異例の栄転をし、その後、神戸地検特別刑事部長、大阪地検特捜部長、京都地検次席検事と、順調に出世コースを歩んでいた。
ところが、村木厚子事件で、真っ白な事件を真っ黒にしようとして失敗し、失脚した。三井環事件は、真っ白な事件を真っ黒にして成功した事例である。約10年の歳月を経て、ようやく、亀谷直人の口から真相が明らかになった。
この際、大坪弘道元大阪地検特捜部検事は、検察当局に自らやられたのであるから、もはや、しがらみはないと思われる。自らの裁判も確定したので、三井環事件の真相を明らかにすることこそ、自らに課せられた責務ではなかろうか。
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