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2013-10-16 07:06:04
「『積極的平和主義』こそが、わが国が背負うべき21世紀の看板であると信じます」と安倍首相は昨日10月15日の所信表明演説で強調しました。安倍首相は今国会を「成長戦略実行国会」と位置づけました。しかし、それは表向き。本当の狙いは「戦争ができる国」にすることです。
*The Haffington Postni(略称・ハフポ)に掲載された写真をコピペ。ハフポはアメリカのリベラル系インターネット新聞で、朝日新聞と連携、今年5月から日本でも配信
「戦争ができる国」にするため、首相演説は、憲法を変えるための「国民投票手続き法」の成立と、「「国家安全保障会議」(日本版NSC)の創設に固い決意を示しました。
すでにアメリカさまのおっしゃる通りオスプレイも買いました。どんどん武器を買います。新しいレーダー基地も造り始めました。日米共同訓練も例年になく力が入っています。
もうひとつ、今国会で是が非でも成立させようと心に決めているのが、「特定秘密保護法案」です。「何が秘密なのかは秘密」というこのとんでもない法案は、中曽根首相時代からの自民党の悲願です。今回はアメリカからの法案成立の催促圧力がこれまでになく強いだけに、この国会の終盤に短期間であっという間に採決する段取りと見られます。
アメリカは国家予算が新年度に入っても成立させられない情けない国に転落し、国防予算も削減の一方です。それだけに、日本への肩代わり要求が強い。その場合、かなりの秘密を日本とも共有せざるを得なくなりますが、日本は信用できない。よほど秘密を守れる態勢に変えてしまわなければ、日本を本格的な下請けとして使いこなせない、という判断です。
安倍首相が所信表明演説であえて触れなかったのが、この「特定秘密保護法案」と「集団的自衛権を広く行使できるようにする措置」についてでした。いずれもアメリカの強い要求に基づく措置です。ただ、あまり本音を見せると、反対運動を刺激して成立させられるものが失敗しかねない。そんな失敗を犯すよりも、黙って通してしまい、実利を取る方がいいと判断したようです。
日本ではすでに隠ぺい、ごまかし、ウソが横行し、まっとうな民主主義は殺されてしまいました。日本の民主主義を殺したのは、常に政権側であり、政権を操る官僚であり、その後ろに控えるアメリカのジャパン・ハンドラーたちです。もちろん、マスメディアも同類です。さらにいえば、そんな政権側のプロパガンダにだまされる私たち有権者側の責任でもあります。
それにしても泥船アメリカに、どこまでも追随しようとする安倍船長の日本丸。私たち日本国民は十把ひとからげで、その乗船員です。
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