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「小沢謀殺の黒幕は最高裁事務総局」(EJ第3651号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/377457353.html
2013年10月15日 Electronic Journal
小沢事件に関わる東京第5検察審査会の2回目の議決には多く
の謎があります。
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1.10月末日までに結論が出るだろうという情報をリークし
ながら、急遽9月14日に議決している。
2.この日は民主党の代表選当日であり、しかも、代表選の投
票の開始される30分前に議決している。
3.少なくとも9月14日の起訴議決までに、担当の斎藤隆博
検察官が第5検察審査会に行っていない。
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なぜ、議決日を9月14日に急遽変更したかというと、民主党
代表選で小沢一郎氏が勝つ可能性が出てきたからです。もし、小
沢氏が14日に勝つと、小沢政権が発足し、起訴議決は出しにく
くなるからです。
それなら、投票開始前に起訴議決を出して、その情報を流すこ
とによって議員の小沢票を減らし、小沢総理実現を阻むか、万一
それでも小沢氏が勝利したとしても、小沢政権発足前に起訴議決
を突き付けることができる──最高裁事務総局側にこういう判断
があったものと考えられます。
民主党の代表選と最高裁事務総局がつながっているとは考えに
くいことですが、民主党の反小沢陣営と、法務省や弁護士会との
つながりはきわめて親密なのです。
仙谷元官房長官と宇都宮健児日本弁護士連合会長(当時)とは
親密の仲であり、宇都宮氏は仙谷氏に政治献金も行っています。
また、当時菅直人陣営の選挙対策本部長を務めていた江田五月議
員は、竹崎博充最高裁長官と小学校から大学まで同窓であること
を山崎行太郎氏が次のように明かしています。
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菅直人陣営の選挙対策本部長を務めていた江田五月議員は「鈴
木宗男議員上告棄却」情報について、菅直人陣営の決起集会で
こう発言した。「政治とカネの問題は過去の問題ではない。卒
業するためにどういう選択があるか。答えは一つ、菅直人だ」
──「毎日新聞」/2010年9月9日付) これは明らかに
小沢氏を念頭においた発言である。江田氏は仙谷由人元宮房長
官らとともに民主党内の反小沢グループの中心人物だった。そ
の江田氏は現在最高裁長官を務めている竹崎博充氏と小学校か
ら大学(東大法学部)まで同窓だそうである。偶然だろうか。
私には偶然とは思えない。鈴木宗男上告棄却情報が、「小沢潰
し」のためのリーク情報であり、情報工作のための政治的リー
ク情報であったことは間違いない。つまりこの裁判情報のリー
ク事件もまた、最高裁によって仕掛けられた可能性があるとい
うことだ。 ──志岐武彦/山崎行太郎著
『最高裁の罠/the Trap for Ozawa』/K&Kプレス
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この竹崎博充最高裁長官は、2008年11月25日から現在
も現職にありますが、自民党の麻生内閣のときに就任しているの
です。しかも竹崎氏は最高裁事務総局育ちのエリート裁判官であ
り、小沢内閣阻止の動きと密接な関係があります。このように最
高裁は政権交代直前の自民党にも、菅内閣当時の民主党とも深い
つながりがあるのです。
もし、9月14日の代表選の投票前に「小沢一郎2回目の『起
訴相当』議決」の情報が最高裁事務総局から、菅陣営の江田選挙
対策本部長に入ったら、どうなるでしょう。おそらく反小沢陣営
はもちろんのこと、中間派でどちらに入れるか迷っている議員に
対して一斉に情報が流されることは確実です。これが投票に影響
することはいうまでもないでしょう。
このように考えてくると、小沢一郎謀殺事件がかなり以前から
相当周到に計画されたものであることがわかってきます。EJ第
3587号(2013年7月11日)でも指摘したように、それ
は麻生内閣のときからはじまっているのです。
平野貞夫氏は、達増拓也岩手県知事の話を紹介するかたちで次
のように述べています。
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自公政権の末期、政権交代を前に麻生首相が「小沢一郎は社会
主義者である。こんな人物が支配する民主党に政権を委ねてい
いのか」という発言をした。時の政権トップからこんな強烈な
メッセージが発せられたら、官僚としては「これはまずい」、
「なんとかトップの意を体して阻止しなくてはならない」と思
い、小沢排除にあらゆる知恵をしぼり荷担しようとする。それ
にもっともビビッドに反応したのが検察であったというのであ
る。この達増知事の官僚論は説得力がある。たしかに他の省庁
の官僚たち、とりわけ元財務省事務次官が菅政権と野田政権を
裏でコントロールしたといわれ、それはそれで一部真実であろ
うが、小沢謀殺をしそうし指南までしたとは考えにくい。むし
ろその可能性がもつとも高いのは達増知事も指摘するように官
僚機構の中の「元締め」を自負する検察であろう。
──平野貞夫著/ビジネス社刊
『真説/小沢一郎謀殺事件/日本の危機は救えるか』
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ちなみに麻生首相(当時)は、「国民の生活が第一」の「5つ
の約束」(http://bit.ly/12jZI9A) を見て、「小沢は社会主義
者である」といったのです。
実は、平野貞夫氏は官僚機構のなかの「元締め」を検察と述べ
ており、私もそう思っていたのですが、小沢謀殺の絵図を書いた
黒幕は検察ではなく、最高裁事務総局ではないかと思われるので
す。不可解なことをやっているのは検察だけではなく、裁判にお
いてもそれが何回も行われているからです。そうなると、検察と
裁判所と検察審査会のすべてを操れる組織といえば、最高裁事務
総局しかないからです。竹崎最高裁長官は麻生政権のときに就任
しているのです。 ─── [自民党でいいのか/73]
≪画像および関連情報≫
●小沢無罪判決前に竹崎博充最高裁長官が訪米/るいネット
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東京高裁で小沢一郎に無罪判決が出た。最高裁は、責任を検
察に押し付けて逃げたのだと思われる。しかし「小沢一郎」
つぶし「政権交代つぶし」を裏で画策した「最高裁」、ない
しは「最高裁事務総局」の政治的謀略の問題は、終わるわけ
ではない。「小沢事件」と「小沢裁判」はこれで終わるが、
「最高裁事務総局」の問題はこれから始まる。民主党の「反
小沢一郎グループ」の頭目の一人・江田五月と、小学校から
大学まで同窓だった竹崎博充最高裁長官の「訪米」の意味が
いろいろと取り沙汰されています。何故、「小沢一郎判決」
を目前にして、わざわざ訪米しなければならなかったのか。
表向きは、日米の最高裁長官の交流や「裁判員制度の現状報
告」が目的だったらしいですが、時期が時期だけに、その訪
米目的がいろいろ勘ぐられているというわけです。おまけに
民主党幹部の江田五月とツーカーの仲です。野田・民主党が
「TPP参加」をテーマに、解散に打って出ようとしていま
す。米国の選挙支援の確証が取れたのでしょうか。つまり、
竹崎博充最高裁長官の訪米は、「小沢一郎判決」にどう反映
されるのか。一説には、小沢一郎控訴審判決は「一審差し戻
し」で、さらに有罪無罪とは関係なしに「小沢裁判」を長引
かせ、小沢一郎の政治生命を絶つという政治謀略・・・とい
う話も、司法関係者の間で飛び交っているらしい。いずれに
しろ、日本の戦後の裁判制度が、憲法と同様に、米国主導の
もとに作られたということが、明らかになったのが竹崎博充
最高裁長官の訪米であったと言っていいだろう。
http://bit.ly/GUVhd1
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