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2013年10月14日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆海外で緊急事態が発生した場合、陸上自衛隊を派遣して在外邦人を陸上輸送できるよう自衛隊法改正するのに伴い、安倍晋三政権は、陸上自衛隊員が携行する武器に小型重火器の「無反動砲」を追加する方向で検討に入っているという。自衛隊法改正案は10月15日から始まる臨時国会で成立する見込みだ。
これは、モフタール・ベルモフタールに率いられたイスラーム系武装集団が2013年1月16日、アルジェリアのイナメナス付近の天然ガス精製プラントで、人質を拘束し、このうち日揮の従業員10人が殺害された事件が起きた際、日本から自衛隊を派遣して、人質を救出することができなかった反省に立っての措置である。
◆しかし、海外で緊急事態が発生する可能性が高いとして現在、最も危険視されているのは、中国と韓国だ。中国は、すでに「4分裂」が取り沙汰されており、韓国は北朝鮮(金正恩第1書記=元帥)により朝鮮半島統一・大高句麗建設に向けての計画が着々と進められているからだ。
中国では、デモ、暴動から年間30万件も発生しているうえに、北京市をはじめ各都市部やその周辺で微小粒子状物質(PM2.5)などによる大気汚染、あるいは、全土で河川汚染から深刻化しており、人民の多くが、習近平国家主席や李克強首相ら「チャイナ・セブン」といわれる北京政府最高指導部に対して、不満と反発心を強めている。このまま手を拱いていると、デモ、暴動が内乱へと拡大し、内戦へと発展、中国「4分裂」が加速する可能性が大である。それでなくても、北京市と上海市は、いまや丸で別々の国のような対立状況にあり、北京軍区と南京軍区が、「核戦争も辞さない」構えを示しているので、いつ何時、戦端が開かれるか分からない危機的状況にある。
韓国は、北朝鮮の金正恩第1書記=元帥が朝鮮半島統一・大高句麗建設に向けて、こちらもいつ何時、北朝鮮軍に「南進命令」を下すか分からない。韓国駐留米軍は、かなり前から腰が引けており、部隊を南部に後退させており、米韓同盟ににもかかわらず、本気で守る気持ちはない。むしろ、北朝鮮に味方しかねない。
◆中国、韓国で緊急事態が発生した場合、それぞれの在留邦人は、「内戦」の大混乱の渦中に巻き込まれて、生命、財産が危険にさらされてしまう。中国も韓国も、在留邦人に構ってはいられない。そうなると、在留邦人を救出に向かうことができるのは、陸海空3自衛隊のみということになる。
陸海空3自衛隊が、中国、韓国に上陸すれば、大東亜戦争後初めての上陸となる。しかし、たとえ中国、韓国に忌避されようとも、怯んではいられにない。
今後は、中国、韓国に派遣された陸上自衛隊が、在留邦人を輸送して、空港や沿岸港まで輸送し、そこから空路か海路を通じて、日本に帰国させるための万全の態勢を築いておく必要がある。
そのためには、安倍晋三首相には、航空自衛隊の大型輸送機を造機、あるいは米国から「大型輸送機オスプレイ」を大量購入、海上自衛隊の空母型護衛艦「いずも」の後続艦建造を急ぐことが求められる。
【参考引用】読売新聞YOMIURI ONLINEが10月13日午前6時36分、「邦人救出の陸自装備強化検討…対戦車用火器も」
「政府は、自衛隊による緊急時の在外邦人輸送で陸上自衛隊員が携行する武器に、小型重火器の『無反動砲』を追加する方向で検討に入った。船舶と航空機に限られている邦人救出時の輸送手段が、自衛隊法改正で陸上輸送も可能になることを見越し、陸自隊員の装備を強化する。無反動砲は、携行が容易な対戦車・対車両用火器の一つ。部隊防御のために使用し、車両による自爆テロの阻止にも有効とされる。イラク復興支援で2004年に陸自隊員が派遣された際にも携行を認めた。海外で騒乱などに遭った邦人について、自衛隊法は航空機と船舶で輸送すると定めている。隊員の携行武器は、閣議決定で『拳銃、小銃または機関銃に限る』と規定されている」
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