http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/857.html
Tweet |
JR北海道、徹底的に調べろ 菅氏、国交省にハッパ 監督責任飛び火を警戒
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/497751.html
安倍晋三政権が、JR北海道によるレール異常の放置や車両トラブルの多発に神経をとがらせている。国土交通省の特別保安監査のさなかにも問題が次から次へと発覚し、同社の経営に強い権限を持つ政府に批判が及びかねない事態だからだ。「経営陣の刷新だけで済む話ではない」(政府高官)との厳しい声も上がっている。
「あらゆる分野にわたって徹底的に調べろ」。菅義偉官房長官は同社への追加監査を控えた7日、官邸で国交省の滝口敬二鉄道局長にハッパを掛けた。
同社を指導、監督するのは基本的には国交省だ。ただ今回の問題については、菅氏が記者会見で「極めて悪質」と言及し、国交省幹部に頻繁に指示を出すなど官邸の関与が目立つ。
背景にあるのは、同社と政府の関係。同社は国交省所管の独立行政法人、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が100%出資する特殊会社で、政府が事実上、経営の手綱を握っている。代表取締役の人事は閣議了解を得る必要がある。
このため政権は、批判の矛先が自らの監督責任に向くことを警戒。国交省に対し、全容解明を進め、事業改善命令などの行政処分を急ぐよう求めている。
15日開会の臨時国会では、安全体制の不備を見抜けなかった国交省の定期監査の甘さや、脆弱(ぜいじゃく)な収益構造の原因とされる旧国鉄の分割民営化のあり方が追及される可能性がある。(東京報道 佐藤陽介)<北海道新聞10月13日朝刊掲載>
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。