http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/786.html
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朝鮮日報の言いたいことはよく分からないが、ここに来て日本で問題になっている集団的自衛権の行使は、米中対立を巡る対中包囲網の構図で語られるべきことが理解できる。
アメリカ政府の世界戦略を反映しているようだ。
憲法問題という「局所的」な議論では収まらない。
アメリカが日本に踏み絵を迫っているということだろう。
朝鮮日報から
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/10/05/2013100500962.html?ent_rank_news
集団的自衛権:米日同盟強化、選択迫られる韓国
米国が3日、日本の集団的自衛権行使、防衛予算増額を歓迎する立場を表明し、北東アジアの安全保障情勢が複雑化している。韓日関係が首脳会談の日程すら決まらないほど悪化している状況で、米日軍事同盟の強化が韓半島(朝鮮半島)にどんな影響を与えるか注目される。
■「日本は周辺国の懸念解消を」
韓国政府は米国が日本の集団的自衛権行使を公式に歓迎すると表明した以上、反対ばかりしてもいられないとみている。そこには米日両国の利害関係が一致して推進される事柄を韓国の力では阻止できないという現実的な判断がある。韓国は日本の集団的自衛権に関する憲法解釈変更を注視し、韓国政府としての立場を最大限貫いていく構えだ。韓国政府高官は4日、記者団に対し「日本の政策変化は、周辺国の懸念を解消しながら、域内の平和と安定に寄与する方向へと透明な形でなされるべきだ。韓国政府は今後、自国の立場を積極的に明らかにしていく」と述べた。
韓国政府は米国が米日同盟強化を契機として、韓米日による軍事同盟体制を構築しようとする場合、韓国の負担が増大することを懸念している。梨花女子大の朴仁W(パク・インフィ)国際学部教授は「米国が韓国の戦時作戦統制権移管の再延期を受け入れる代わりに、韓日の軍事的協力を求め、国防費の増額、韓国型ミサイル防衛(KAMD)と米国のミサイル防衛(MD)の連携などを迫ってくる可能性がある」と指摘した。
こうした中、韓国政府は日本の集団的自衛権確保が当面韓国の安全保障を脅かすことはないと評価している。韓国政府は日本の自衛隊が韓国の領土や領海で作戦を展開するには、韓国の同意が必要となるため、事実上不可能だと説明している。また、一部には日本が集団的自衛権を持てば、北朝鮮の突発事態をはじめ、韓国の安全保障を脅かす状況が生じた際、後方支援を担う在日米軍の補給路が安全になるとの見方もある。
パク・スチャン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
※集団的自衛権、憲法改正、アメリカの世界戦略
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