http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/777.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201310/article_10.html
2013/10/10 22:55
最近、国会がないので、全く野党が表に出ることがなくなった。実際問題として、野党として質、量を確保して存在感がある党が無くなってしまった。最も野党らしい話をしているのは生活の党であると思っているが、如何せん数が激減してしまった。つまり質はいいが量が足りない。
野党第1党の民主党も、旧執行部の党内自民党が居て、海江田執行部も全く存在感がない。未だに野党再編と称して、民主の細野氏は、維新、みんなと会合を設けていると報道されている。生活の小沢代表は、社民党との統一会派は当面時期尚早ということで、社民党の提案は受けない。生活としては、小沢氏が言っているように野党第1党の民主党を中心として組みたいようである。先日の10月7日の記者会見は上記についての質問に対して以下のように回答している。
NHK ; 会派のことだが時期尚早と先ほど仰ったが,今回の臨時国会は自民党の一強多弱とも言われている。野党として,この巨大与党と向き合っていく中で,社民党という一つの枠組みだけではなく,より大きなかたちでの野党勢力の結集を模索していくべきだという考えがおありか。
生活の党 代表 小沢一郎 衆議院議員
はい,そのとおりです。維新の主張は,かなり,これ(小首を傾げながら)全員の一致した主張かどうかは別にして,橋下代表等から発信される政策・主張はほとんど自民党と酷似しておりますので,これは別として,その他の野党が,やはりもっと,今質問のあったTPPにしろ,あるいは消費税にしろ,あるいは原発にしろ,あるいは憲法にしろ,こういった基本の問題について,はっきりした党としての主張をしなくてはいけないんじゃないか。
とくに今度の国会では,国家安全保障局ですか,あるいは秘密保護法ですか,そういうこともやりたいという類いの政府・与党の考えがあるようですので,こういったことは直接国民の生活やら,国民の基本的人権に触れる話ですので,もっと国民も,そして野党も,真面目に真剣に考えるべきだと思います。
生活の野党再編には、民主党の細野氏が動いているような維新を含む再編は考えていない。個人的にも、自民党の政策と何ら変わりのない維新と一緒に再編を考えているようなら、私は生活は支持しない。ただ、小沢代表が言うように維新を含まないようにするには、維新とくっ付きたい民主党のメンバーとは別れなければならない。誰が考えてもわかる矛盾を百戦練磨の小沢氏が言う訳がないので、小沢氏はそれを期待していることになる。ただ、棚ぼたをいつまでも待っているようでは日が暮れてしまう。ここまで言うなら、小沢氏自身が動かなければならない。国民もそう期待している。
安倍首相の支持率は未だ高値安定である。しかし、TPP、原発再稼働、集団的自衛権、憲法改正、秘密保護法など、国民がきちんと考えればその問題がわかるはずである。民主党のどうしようもない政治に懲りて膾を吹く時期も、そろそろ終わりにしなくてはいけない。
なぜなら、日本はまた失われた10年となり、負の歴史への転換点と位置づけられてしまうからだ。次の世代は不幸になる。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。