http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/744.html
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日本の公営水道はみんな民営化されるのか?
山本太郎氏の質問主意書を読んでいたら、公営水道の民営化を今の政府が予定しているというようなことが書かれていた。今年の4月麻生副首相がある会議で「水道は全て国営若しくは市営・町営でできていて、こういったものを全て民営化します」と発言されたというものだ。
自分はどういう経緯でこういった発言がされたのかよく知らない。多分、水道に関するインフラの老朽化とそれに伴う水道料金上昇などを考慮したものだと思う。
ただ、311後の日本の水道水はある意味とても微妙な問題に直面している。それは放射性物質の問題で、311の前と後では日本のかなりの地域で以前と比べるとかなりの量の放射性物質を日本の水道水は含んでいる。もちろん、それはいろいろな基準よりを下回って安全だということになってはいる。
しかし、今の日本の状況を見ると、とてもそういった安全が担保されているとは思えない。特に、民営化された場合、それも外資によって運営された場合、安全が担保されるとは思えない。このことについては、ぜひ、皆さんに関心を持っていただきたい。水道の民営化は明確に反対だ。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/184/syuh/s184017.htm
六 本年四月十九日、米国シンクタンク戦略国際問題研究所で開催された講演会において、麻生太郎副総理が、「水道というものは、世界中ほとんどの国では、プライベートの会社が水道を運営しているが、日本では自治省以外ではこの水道を扱うことはできません。しかし水道の料金を回収する九十九・九九パーセントというようなシステムを持っている国は、日本の水道会社以外にありませんけれども、この水道は全て国営若しくは市営・町営でできていて、こういったものを全て民営化します。」と水道民営化に言及している。
1 TPPでは政府調達の分野も含まれており、外国企業の参入を拒めなくなるはずである。水道のようなライフラインを外国企業に買収されてしまえば国家安全保障に関わる問題となる。この点について、政府の見解を明らかにされたい。
2 米国には国家安全保障を脅かす外国企業の活動を制限できるエクソン・フロリオ条項があるが、日本版エクソン・フロリオ条項のようなものの導入は検討していないのか、政府の見解を明らかにされたい。
3 愛媛県松山市において、ヴェオリア・ウォーター・ジャパン株式会社への水道事業の業務委託が始まっている。松山市は業務委託によって水道料金が値上がりすることはないとホームページで公言しているが、同ホームページによれば、平成二十五年度から平成二十八年度にかけて水道料金の大幅値上げが計画されている。ヴェオリア・ウォーター社が参入したことと、この料金値上げとの間に本当に関連性はないのか、政府の見解を明らかにされたい。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/184/touh/t184017.htm
六の1について
お尋ねの意味するところが必ずしも明らかではないが、交渉に係る個別具体的な内容については、お答えを差し控えたい。いずれにしても、我が国として国益を最大限実現するために全力を尽くす考えである。
六の2について
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではなく、また、御指摘の「日本版エクソン・フロリオ条項」が具体的にいかなるものを指すのか必ずしも明らかではないため、お答えすることは困難である。
六の3について
水道料金は、水道法(昭和三十二年法律第百七十七号)の規定に従い適切に定められているものであるが、その設定には様々な要因が影響するものであることから、御指摘の「関連性」について、政府としては、一概にお答えすることは困難である。
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