世界信用恐慌の渦中では，世界的な一括関税引き下げは挫折する，そのために二国間貿易協定への移行は不可避である。だから農業や弱小中小企業を犠牲にしても大企業を救おうとする。だが，すべての企業は，内需の縮小を関税ゼロにして外需の拡大でカバーすることは不可能となる。そこで，内外の市場の縮小は加速される。そして政府や中央銀行がジャブジャブに、公的資金を投入しても、資金は円滑に流れません。それが世界信用恐慌なのです。

そのためにオリンピックや拉致・テロ・領土などを取り上げて，容易に支持率を上げられるが，貿易外資増加にはアベノミクスはマイナスに作用するために，諸刃の剣となる。そしてアベノミクスの為替と株価の推移の四半期ごとのクラス（項目）別反転から，アベノミクスブームは一年半で終焉することになる。

本当の原因が分かり、解決できない現象は、この世の中にはありません。政治指導者は本当の根因が見えませんし認識もしない。そのため、慌てて目の前に見える現象を原因だと錯覚し、間違った対処法をするのです。アベノミクスでは８０年ぶりの世界信用恐慌に効果的に対応できません。今回の世界信用恐慌とドル暴落では、輸出の神風は吹いてくれません。ＴＰＰで農業をおろそかにすると産業革命は先送りされ，我々は古今未曽有の地獄絵図を体験しなければならなくなる。

ではどうすればよいのか，原発から一日も早く脱出して第二次産業革命へ大胆にシフトすることです。第二次産業革命とは「ＣＯ２を発生させない動力」への転換革命です。すでに実用化されています。大企業は既得権益（設備・技術）を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗しています。抵抗する大企業は解体し再生すべきです。

先進工業国の基幹産業は、自動車とエレクトロニクスと住宅です。この基幹産業の好不調が、約３年半ごとの景気の上昇下降を決定しています。だから、三大基幹産業の製造は上昇すると、全産業に第二次産業革命は拡大し、景気は上昇します。本命は燃料電池です。燃料電池が家庭の電力として自動車の動力としてシフトするならば，次世代，コンデンサ電子半導体電池などが加速し普及します。と同時に、世界の技術革新をリードし、全産業を活性化させることができます。

言いたくはないが「馬鹿」としか言い様がない。

この先騙されたとかなんとか言い訳をして、全て人のせいにしていくんだろう

な。いい年したオヤジの集まりなんだから、騙されたとか言って誤魔化すな・・・