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進次郎氏、脱原発に含み「議論するチャンス」 父の発言への質問受け
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131008/plt1310081208003-n1.htm
小泉進次郎内閣府・復興政務官の原発発言が波紋を広げている。父親の小泉純一郎元首相がブチ上げた「脱原発」論を受けて、「私は政府の一員」と安倍晋三政権の方針に従う姿勢を示しながら、「自民党にとって議論するチャンスであり、党が変わるきっかけになる」と述べたのだ。脱原発勢力は小躍りしているが…。
進次郎氏は7日、名古屋市内で行った講演で、純一郎氏が脱原発への政策転換を主張したことを聴衆から質問され、前出のように答えた。
進次郎氏はまた、安全性が確認された原発を再稼働する政府・与党方針を念頭に「なし崩し的に(再稼働に)いって本当に良いのかと国民はじわじわ感じているのではないか」「東京五輪開催後も目指す道がある方が夢や希望を持てる。たとえ高いハードルがあっても」とも述べ、将来的な脱原発を探る可能性に含みを持たせた。
純一郎氏が1日に脱原発発言を行ったのも、今回の進次郎氏と同じ名古屋市内での講演。これを受け、生活の党の小沢一郎代表が2日の記者会見で「首相を経験し、高い立場から考えて原発はやめたほうがいいという思いに至ったと思う」と評価するなど、脱原発派から歓迎を受けている。
進次郎氏は政務官就任直後の4日こそ「聞きたいことがあるなら父に聞いてほしい。父の思いは父の思いだ」と“安全運転”だった。しかし、やはり偉大な父の意向には逆らえないのか、7日の講演では脱原発に理解を示すかのような発言が飛び出した。
これは閣内不一致ではないのか。エネルギー問題に詳しいジャーナリストの石井孝明氏は「お父さんに比べて、進次郎氏は極めて冷静だ。政治家として自立している」といい、こう続けた。
「純一郎氏は、原発に対する直近の課題と将来の課題が一緒になっている。『脱原発』『止めろ』というだけで具体的な対案がない。政策的な落とし所がない。一方、進次郎氏は避けて通れない問題を極めて慎重に発言している。『脱原発』とも言っていない。単なる2世議員ではない」
[ZAKZAK(夕刊フジ) 10/8]
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