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2013年10月08日
オバマ大統領の欠席によってすっかり年内妥結の目算が外れてしまったTPP首脳会議だが、その騒ぎの裏で見逃してはならない安倍自民党政権と万歳全中会長の密約がある。 それがはからずも西川失言で満天下に暴露されたのだ。
すなわち安倍自民党の公約だった関税撤廃の「聖域」である農産品五項目の見直しについて、早急に農業団体と調整に入る、と西川議員は口を滑らせた。
その失言が、ついに日本は自動車についで農産品までも譲歩するのかという騒ぎに発展し、西川議員はもとより石破幹事長はじめ自民党幹部があわてふためいている。
しかし、この騒ぎで一番慌てているのは全国農業協同組合中央会(全中)であり、その会長である万歳(萬歳)章氏その人に違いない。
彼は既に5月12日の朝日新聞紙上でインタビューの中で関税率の一定引き下げは容認できる考えを示唆していた。
その記事を読んだ私は、もはや全中はTPPに断固反対ではなく、安倍政権側と条件闘争に
入ったと当時指摘した。
それから5ヶ月、いままさに西川失言によってその密約がはからずも露呈したということだ。
農水議員と全中に安倍自民党政権から自由化後の対策費と称して莫大な予算がばら撒かれる。
それは「あうんの呼吸」(10月8日朝日)という呼び名の「密約」である。
国民は怒らなければいけない。
なによりも、何も知らされずに一生懸命農業を守ろうとしてきた農民たちは権力者たちの背信に体を震わせて怒りをぶつけなければいけないのである・・・
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