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2013-10-05
最近のこの国の政治は余りにも酷いので、書く気になれません。安倍は完全に独裁者と化し、本来は与党内で決め、国会で審議すべき消費増税を一存で決めてしまいました。挙句の果てに、「俺のおかげで増えた税収だから、どう使うかは俺が決める」と言い放ったそうです。
自民党は長らく国政を牛耳って来ましたが、派閥間の調整という形で政権の独裁化を防いで来ました。具体的には自民党総務会の了承がないと物事を進めることができなかったのですが、安倍政権はそんなものにはお構いなく、自分たちの好きなように政策を決めています。
企業の復興増税を前倒しで廃止するという安倍の一方的な決定に対しても、党内から「政高党低だ」と不満が噴出しましたが、菅官房長官は「総理の意向に従わない税調なら総入れ替えだ」と恫喝したと言われています。呆れたことに、党は政府の方針に従うべきだと言うのです。安倍はヒトラーのように全権を委任されているのでしょうか?
公約に反してTPP交渉に参加し、日本を売り飛ばすことにも邁進していますが、その前線指揮官を務めているのが甘利で、マフィアルックの麻生太郎は総理大臣気取りで財務省の野望に力を貸しています。安倍・菅・麻生・甘利の4人で権力を恣にしているわけです。
安倍は米国のハドソン研究所で講演した際、「もし私を右翼の軍国主義者と呼びたいのならどうぞ」と開き直りましたが、オバマは安倍を徹底的に嫌っています。国連総会では日米首脳会談が開かれるのが通例で、野田や菅の時ですら行われています。それなのに先月の国連総会ではセットされませんでした。よくもまあ、これだけ嫌われたものです。
オバマ政権は好戦的な安倍政権に警戒していて、在韓米軍当局者は「(憲法改正は)地域にとって有益ではない」と苦情を呈し、先日揃って来日したケリー国務長官とヘーゲル国防長官は千鳥ヶ淵で献花しました。
こうした試みは始めてですが、靖国神社を信奉する安倍に対する当て付けであることは明らかです。ケリー・ヘーゲル両人の行為の是非は別にして、オバマ政権の不快感がはっきりと伝わって来ます。
今の状態が異様なのは、安倍政権がオバマ政権に徹底的に嫌われながらも存続していることです。それどころか、消費増税を決めても60%もの支持率を維持しています。(ホントですかね) これまでなら、疾うに米国によって政権は潰されているはずです。スキャンダルは幾らでもありますから。
しかし悲しい哉、今のオバマ政権には力がありません。暫定予算が通らずに政府機関が一部閉鎖になったことから判るように、この政権はボロボロです。シリア攻撃失敗というお粗末な事件もありました。
オバマ政権には、属国の政権すら倒す力がないのです。安倍の背後には米国戦争屋がいますから、彼らが支えているのでしょう。ここで怖いのが、安倍の勘違いです。
安倍は、自分に力があると思って本気で戦争に突っ走る可能性があります。国民は国家に奉仕すべきだと信じているようですから、何をしでかすか分かりません。「昔の夢よもう一度」とばかりに朝鮮半島を支配下に起き、中国に進出ようと考えているのかも知れません。
それが実現する前に、自ら決断した消費大増税で不況となり、身動きが取れなくなると思いますが、そうであれば尚更危ないと言えます。どの道、これからはいばらの道が待っていることは間違いありません。
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