10月3日　最高裁・検察は「鳩山偽装献金事件」を小沢抹殺に利用か？（その１）東京第四の鳩山検審も架空議決？
http://civilopinions.main.jp/2013/10/103.html
2013年10月 3日　一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

　鳩山元首相は、小沢陸山会事件が問題になる直前、偽装献金問題で告発された。
　この鳩山元首相偽装献金問題に対する司法側の解決は、小沢抹殺と密接に関係しているように思えてならない。

　鳩山元首相偽装献金問題の検察・最高裁の対応、そして小沢抹殺との関係を掘り下げてみる。

　＜検察は捜査もせず鳩山元首相を不起訴にした＞

　鳩山氏は母親から多額の金銭供与を受け、これを120人の支援者からの献金だとして処理していた。これは明らかに政治資金規制法に違反している。鳩山氏はこのことを秘書と母親が勝手にやったことで、自分は知らなかったとしているが、知らないわけがないと思う。　
　告発を受けた検察は、「母親からの金銭供与は知らなかった」とする鳩山氏からの上申書をもらっただけで、捜査もせず、2009年12月不起訴処分とした。
　一方小沢氏は、収支報告書の記載時期だけの問題で、大捜査がなされた。鳩山氏は明らかな政治資金規制法違反なのに捜査もされない。検察のこの差はなんなのだ。
　検察は鳩山氏に明らかに手心を加えている。
　裏に魂胆がありそうだ。

　市民がこの不起訴処分を不服とし検審に申し立てを行い、ステージは検審に移った。

　＜新聞情報によると、鳩山検審と小沢検審は歩調を合わせた如く進捗した＞

１．検審への申し立て時期
鳩山検審は2010年1月東京第四検審
小沢検審は2010年2月東京第五検審
２．検察官の説明
鳩山検審は4月13日
小沢検審は4月6日
３．議決時期のリーク
鳩山検審4月14日「今月中にも議決」（神奈川新聞2010年4月14日.pdf）
http://civilopinions.main.jp/items/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E6%96%B0%E8%81%9E2010%E5%B9%B44%E6%9C%8814%E6%97%A5.pdf

小沢検審4月7日「検審、近く当否を議決」（神奈川新聞2010年4月７日.pdf）
http://civilopinions.main.jp/items/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E6%96%B0%E8%81%9E2010%E5%B9%B44%E6%9C%883%E6%97%A5.pdf

４．議決日
鳩山検審4月21日議決（不起訴相当）
小沢検審4月27日議決（起訴相当）
５．議決発表
鳩山検審4月26日議決発表（神奈川新聞2010年4月27日.pdf）
http://civilopinions.main.jp/items/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E6%96%B0%E8%81%9E2010%E5%B9%B44%E6%9C%8827%E6%97%A5.pdf

小沢検審4月２7日議決発表（神奈川新聞2010年4月28日.pdf）
http://civilopinions.main.jp/items/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E6%96%B0%E8%81%9E2010%E5%B9%B44%E6%9C%8828%E6%97%A5.pdf

　＜鳩山検審も架空議決濃厚だ＞
　
　小沢検審のように確実に架空議決だと言い切れる情報が不足している。
　だが、以下の情報から鳩山検審も架空議決の疑いが濃厚だ。

�@議決結果が「不起訴相当」
議決要旨に書かれた議決理由をみると、鳩山氏の上申書の言い分を否定する内容が見つからなかったので「不起訴相当」としたとしている。捜査していないのだから見つかるわけがない。明らかに政治資金規正法違反だし、鳩山氏が母親からの献金を知らないというのは解せない。
　小沢検審の議決結果が「起訴相当」。
鳩山検審と小沢検審では逆の結果が妥当だと思うのだが。

�A鳩山事件の申立は３件あり、申立人、容疑事実、被疑者が異なる。容疑事実と被疑者が違うのだから、申立案件ごとに議決をすべきだ。
ところが、鳩山検審では一括議決している。（議決の要旨.pdf）
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%AD%B0%E6%B1%BA%E3%81%AE%E8%A6%81%E6%97%A8.pdf

�B鳩山検審と小沢検審とは、「議決予定」「検察官の説明」等のリークが似通っている。
　わざわざ、「議決予定」などリークする必要はないはずだ。

�C小沢検審の議決発表の前日に議決発表しているのは、明らかに作為的だ。
　もし発表の順序が逆だったら、国民はどう考えただろうか。
　小沢検審で11人全員が検察の不起訴判断を覆し「起訴」と判定した後で、鳩山検審で半数以上が検察の不起訴判断に賛成し「不起訴」と判定したと聞いたら、どう思うだろうか。
　東京第四検審の判断は異常だと考えるだろう。

�D東京第四検審は、小沢氏を架空議決した東京第五検審同様、２００９年５月に新設された。東京第五検審同様、新設から審査員を選ばなかった可能性がある。

　鳩山偽装献金事件に対しての検察の判断は納得しがたい。
　検審の議決結果は怪しい。

　鳩山元首相の不起訴処分が小沢抹殺シナリオに大きな意味を持っていたことについて、次回ブログで書くことにする。

コメント
01. 2013年10月04日 03:37:19 : RufpgDo1AM 「小沢氏抹殺に利用か・・・？」ではなくて 「利用した」が正解・・・いや、 「小沢氏抹殺に利用するため」に、 鳩山氏の献金の件もにわかに叩かれた、 というのが正解だろう。 すべては小沢氏を抹殺するという一点に 核心がある。 ・・・しかし、「東京第四の鳩山検審も架空議決？」なんて、 今頃、気づいたのだとしたら、超遅くないか？
02. 2013年10月04日 21:42:56 : nYqO3uLJhE 志岐武彦さんブラボー！ 鳩山由紀夫の『親指立て』の意味がわかったよ。 鳩山は政権の小沢さんを入れなかった。 そして、司法取引で小沢追放に加担した。 要は鳩山の「小さいぽっぽ心臓」が国民の期待を裏切ったとも言える。 鳩は小沢さんの力には叶わないことを自覚していたんだね。 結果的に鳩は国民に刃を向けたと言うことだ。 ポッポと立ち去れ！
03. 2013年10月05日 08:43:37 : qXh3X3oBwc 鳩山は政治生命絶とうとしたら簡単。 親から金受け取っていたのは誰でも知っているから何時でも政治資金規正法で逮捕できる。 霞が関にしたら相手ではない。 母親の件で脅されて寝返って小沢氏引き落としに加担したのだろう。 哀れなやつ。
04. 無言人 2013年10月05日 12:29:22 : XYYGAzH.o088Q : gGO861d05c 鳩山君は、年老いたお袋を　しょっ引くと脅されて　寝返ったんだろうね。「最低でも県外が　よくよく勉強したら　辺野古移転容認になってしまいました。」なんて、腰砕けも　要するに米国と官僚の仕業だろ。
05. 2013年10月05日 13:09:41 : FQldSW8m1e 寝返ったといってもいいのかもしれないが、鳩山は首根っこを押さえられて わが身可愛さで、小沢を救うこともできずに見殺しにした。 こんな感じだったと思う。 いずれにしても、検察、最高裁はグルで、一体となって小沢を陥れた。 検察が悪い、いや、最高裁が悪いなどという議論はまったく馬鹿げている。 ＞鳩山検審も架空議決の疑いが濃厚だ。 志岐はなんでも無理やり架空議決に結び付けようと推測する。 いい加減、架空議決から頭を切り離して全体を見渡す努力をしたらどうか？
06. 2013年10月05日 15:42:37 : 2LJqzukOns 多くの方々が指摘されているように、司法官僚は鳩山氏の故人献金問題を小沢潰しに利用したのだ。 まさに検察と鳩山氏の司法取引が秘密裏に行われたのだ。 権力の本質は自由裁量権である。検察が握っている起訴便宜主義を極めて悪用したもので、かって軍部が持っていた統帥権のようなものだ。 司法官僚は鳩山氏の不起訴を小沢氏を政権から排除し党に閉じ込めることを条件としたのだ。 公よりも私を選択した鳩山氏がそれに応じてしまい、民主党政権は崩壊の道を転げ落ちることとなった。 違法な検察・司法の政治謀略に対し、対抗できなかった責任は１に鳩山氏、２に小沢氏にあると私は思っている。
07. 2013年10月05日 17:06:31 : o51SXm224w でも日本の検察、警察は、証拠のある事件は起訴しないが、証拠の無い事件は、証拠を改ざんしてまで、起訴し有罪にしてしまうのでは無いですか？自民党議員の人達も、証拠があっても捕まえませんよね。石○なんとかさんの様な・・・・ 結局検察、警察にとって気に入らない人間は、抹殺してしまう。と言う事ではないでしょうか？本当に日本の検察、警察は恐ろしいですね。それに司法までが加担するから、もう救いようが無い様にな気がします。
08. 2013年10月06日 05:34:20 : o6fGYkXEJk 一市民赤かぶが斬るコーナー 阿修羅名物　赤カブファシズム誘導 「米国政府機関閉鎖・デフォルト関連話題」隠しの赤カブ電通チームのネット誘導は見事です。そこで、小沢関連と定番の志岐記事投稿とは、一石三鳥の欲張りプランです。 これからやっと新自由主義・真性ファシズムとの戦いが始まるのです。 日本売国奴は、気がつけば、十分に、十分に、ファシストの正体を現してくれました。ファシスト・マーキングはついています。一億二千万国民は、真剣に、本格的に一％のファシズム支配への抵抗を開始しましょう。 ファシズムなんだから、遠慮はいらない。 ネットの工作員も100％真性ファシスト。 ファシズム抵抗の戦いは世界と連帯している。 我々は孤立していない。 世界にファシストなんかいらない！ この見極めと認識こそは、ネットの有志達全員の勝利。

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