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小沢氏10/2定例会見:現状と将来を考える人なら脱原発
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2013-10-03 もうすぐ北風が強くなる
【2013年10月2日】小沢一郎代表 記者会見
2013年10月 2日 生活の党代表 小沢一郎 衆議院議員
定例記者会見
http://www.youtube.com/watch?v=1wCuC-oLW3Y 文字起こし 「銅のはしご」氏から
代表 小沢一郎 衆議院議員 会見
特別はありませんけれども,暫らく,常会以来,久しぶりの会見だと思いますけれども,もうすぐ臨時会も召集されるようですので,また色んなテーマがありますので,その中でさっき常任幹事会でメンバーの皆さんも我々の主張をきちっと打ち出して行こうということでやっておりました。
我が党が小さい所帯で,皆さんの報道の材料には,なかなか,ならないかも知れませんけれども,精一杯やって行きたいと思いますんで,よろしくお願いします。
代表 小沢一郎 衆議院議員 質疑応答
司会 幹事長代理玉城デニー 衆議院議員
では,質問に移ります。沢山(の記者の方にマイクを)回したいと思いますので,なるべくひとり一問ずつでお願いします。
TBSテレビ ; 先日,民放の番組で3年後の総選挙を集大成にしたいと仰っていましたが,そのお心,お気持ちをもう一度お聞かせ下さい。
代表 小沢一郎 衆議院議員
俗に予想されているのは,3年後の衆参ダブル選挙ということだろうと思います。任期で言えばその後まだ半年はあるんですけれども,多分そうなるだろう,と。
そしてこれは,今日(こんにち)の政治状況のまま3年後を迎えますと...
政治状況というのは,各派のあるいは各党の,そういった意味での政治状況ですよ。ですと,また自民党政権が否応なしに継続するということに,なりかねないことで,それは,日本の,日本国民の将来にとって,非常によろしくない結果をもたらすことになるだろうと,そう思ってますので,
何としてももう一度,3年後の総選挙で政権交代を実現して,そして,政治制度と言うと議会制民主主義を何とか定着させるための,4年前を言いますと二度目の試みになりますけれども,そうしたいと。
また,そうしないと日本の前途は非常に悲観的なものとして予想せざるを得ないものになるという思いが非常に強いですので,3年後のダブル選挙・総選挙ということであれば,多分,日本の今後の政治・日本の国の在り方にとって,最後のチャンスになるのではないかというふうに考えているということであります。
それから,わたくし自身も歳を経てきておりますので,そういう意味でも次の世代に松明を譲りわたしたいという気持ちもありますので,
何とか年来の目標であった議会制民主主義を緒に着けて,日本に民主主義が定着できるよう,ほんとうの日本の社会の民主化を実現させる,その第一歩を,今度こそきちんと築いて次の人たちに譲りわたしたい。
そう思っているということです。
東京新聞 ; 最近,小泉元総理が脱原発について政治が決断すれば実現すると発言している。生活の党のマニフェスト・政策とも近いと思うが,どう感じられるか。
代表 小沢一郎 衆議院議員
小泉氏とは別に話し合うわけでもないので,どういう考え・心境の変化か,私はまったく分かりませんけれども,
多分,彼も総理大臣を経験して,大きなあるいは高い立場から,冷静に考えた場合に,やはり,この福島の原発事故を契機にして原子力(発電)はやめることにしたほうがいいという思いに至ったんだと思います。
冷静に日本の現状と将来を考える人であれば大抵,行き着く結論だろうと思います。
私共ずうっと機会ある度に言っておりますが,特に事故の対応が,まったく放射能の封じ込めが,できていない。
(政府・与党は)一生懸命いい加減な話しをして事実を隠しておりますけれども,だんだん,だんだん,隠しきれなくなってくるのではないかと。
その時(事態が明らかになる時)は,かなり福島県そして日本にとって悲劇だと思いますけれども,そんなことを現実の政治の場を離れて冷静に見た場合に,そういう思いに至ったのではないかと,そう思います。
読売新聞 ; 国会改革について伺います。自民党公明党あるいは日本維新の会から,総理大臣の国会出席の日数を減らしたりするべきという議論が出ているが,生活の党・小沢代表としての見解を。
代表 小沢一郎 衆議院議員
総理大臣であれ,他の国務大臣であれ,政府の職務がありますからね。
それと,国民の代表たる国会での議論と,どういうふうに兼ね合いを保つかという話しですね。
だから,与党も野党も(現状の態度には問題がある)ね。
野党も何でもかんでも総理を引っぱり出さなきゃいかんという根性も良くないし。与党はもう,できるだけ審議はやらないで済まそうという,そういう根性も良くないし。
ですから,そこは,小泉氏が現場を離れてみて,公平に高みから眺めてみると,やはり脱原発だという心境に至ったことを考えてみても,ちゃんと冷静に,公平に考えれば,自ずと結論は出ることであって,これは制度の話しじゃないですから。
運営の話しですから。ただそれをもう少し,合理的な,そしてお互いにそれぞれの職責に忠実に考えていけば,必然的に出てくる話しじゃないかと思います。
<NHK?不明> ; 臨時国会に臨む会派について。先日,社民党の幹事長が記者会見で,生活の党と無所属の方と一緒に会派を組んで国会の活動をしたいと呼びかけていると話したが,臨時国会が15日あたりと迫ってきているが,この呼びかけにどのように答えられるか。
代表 小沢一郎 衆議院議員
そのことについては、色んなことを言う人もいるようですけれども,私はまだ,正式に聞いておりません。
多分,国対レヴェルで,お互いに発言権を,きちんと発言の場を確保していくためには,会派としての規模を大きくした方がいいんじゃないかというような思いで話ししているのではないかと思いますけれども。正式にどうしようかとか何とかということは,私は,聞いておりません。
朝日新聞 ; 少し前のことだが,安倍首相が五輪の招致演説の中で汚染水の問題について「コントロールされている」と述べ,その後も「ブロックされている」と述べている。東電側からは「現状ではコントロールできていない」と発言もあった。今後,安倍政権の行方にも影響してくる問題だと思うが,一連の首相発言についてどのように捉えるか。
代表 小沢一郎 衆議院議員
現実に事故対応の作業をしている東電が「コントロールされていない」と言い,総理は「(コントロール)されている」と言う。
この事実を見ただけで,原発事故の処理は,まったく不充分,放射能の封じ込めができていないということを象徴的に現したものじゃないかと思っております。
この問題は,日本では,政府そしてまたメディアの諸君の報道にも影響あると思いますけれども,何となく(原発事故が)治まってるような,風化していくような方向にありますけれども,
いずれ非常に国民にとって,そして日本にとって,大きなマイナスと言うか痛手と言うか損害と言うか,とにかくさらに大きな問題になって行く。そんなに遠い先の話しではないんじゃないか,と。
次々次々,今また(汚染 )水が漏れたの,どうしたのこうしたのって出てきてるわけですから。
これは直接的には福島県ですけれども福島県だけじゃなくて,地下水は当然,海に自然現象として流れているわけですから,沿岸の漁業もできないという事態になりかねない。
これはまた太平洋に広く拡がって行くということになれば,国際問題にもなってしまいます。
今,政府や日本の多くの人たちが考えているような,そんな簡単なものではない。私は,そう思ってます。
だから,一内閣が駄目になるかならないかなんという程度の話しではない。
もちろん政治の責任が一番大きいことは間違いないけれども,被害を被るのは日本国民ですから。そこんとこを充分考えないといけないし,(メディアの)皆さんにもお願いしたいと思います。
産経新聞 ; 以前,消費税8%の判断を総理がした後に野党再編の機運が高まってくるだろうと仰ったが,今後消費税10%に上げる時点,3年後のダブル選挙直前,タイミングはあろうと思うが,野党再編のスケジュール感について。
代表 小沢一郎 衆議院議員
それは,分かりませんけれどね,将来のことだから。
将来というか先のことですからね。現実に消費税上げるって政府が決めることは,最初っから分かりきってたことですし。
ただ,国会が召集されてね,そん中でまた,どのような論議になっていくか。あるいは,その論議に関連しながら,それぞれの国会議員がどういうふうに考えていくか,という問題が一つ。
それから,国民自身が,消費税(8%)が実施されることに決まったということを,どう受け止めるかという問題。
それから,今言った,原発の問題。
それから,TPPが,アメリカが今年中にやっつけちゃいたいんでしょ。その結果がどう出るか。 ということが臨時会と並行して出てくるでしょう。
ですから,そういう意味で色んな議論が高まる。国民の間でも高まっていく。
国民が,現実に肌身で今言ったような問題を感じた時に,政治も動くんじゃないですか。
毎日新聞 ; 野党再編について。みんなの党の渡辺代表は政党ブロック構想などを掲げている一方,新党結成を目指す動きもあると思うが,小沢代表はそのような動きについてどう考え,動かれるか。
代表 小沢一郎 衆議院議員
ブロックっというのは,どういうことなの? 俺,よく分かんないんだけど。
毎日新聞 ; 連立内閣みたいな構想です。
代表 小沢一郎 衆議院議員
「オリーヴの木」的な話しなこと? ああ,そうなの。そういう意味なの。
あのう,なんでもいいですけどね。
要は,国民が自民党に代わる受け皿のグループができたなという意識を・認識を持つようなものでなければ,意味がない。
ですから私はずっと以前から色んな所で言うんですけれども,それぞれがね,目先の利害に拘泥していたんではね,とても国民の期待に応えられるようなグループができないと思います。
自分たちの目先の利害は捨てて,日本の将来のために,そして国民のために,こうあるべきだというところに,できるだけ皆なが近付けるような努力をすれば,自然と国民の声を背景にしながら,できると思います。
その手法とか経過とかは,それは僕は何も気にしません。
いいかな? はい,有り難う。
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