安倍晋三首相は１日、官邸で会見し、「最後の最後まで考え抜いた」として、消費税率を現行の５％から、来年４月に８％へ引き上げると発表した。「財源確保は待ったなし」と強調し、かつて長州藩で成功したという経済政策にまで、こじつけた。今回の増税は年約６兆円の家庭負担増を生むとされる。増税に関与した歴代内閣はその後、退陣に追い込まれた。高い支持率を背景に「鬼門」に踏み込んだ首相。国民の理解は得られるのだろうか。

　首相は冒頭、１９６４年（昭３９）１０月１日、東海道新幹線が開通、直後の東京五輪開幕を振り返った。９７年以来１７年ぶりの増税。少しでも夢のある話に結びつけたかったのか。「半世紀前のように国が成長に向かうため、国の信認を維持し、社会保障制度を次世代に引き渡すことを同時に進めることが、私の内閣に与えられた責任。社会保障の安定と財政を再建するため、財源確保は待ったなし」と述べた。

　景気回復は全国に波及していないと認めつつ、経済指標の好転を理由に「日本の縮みマインドは変化しつつある」と強調。さらに、財政再建と経済成長を実現したという、首相が目指す地元・長州藩のモデルケースまで持ち出した。

　７代藩主毛利重就が財政難の中、財政再建で得た４万石の収入を新産業の育成など投資に回したという。「この判断が明治維新の原動力になった。一時しのぎではなく、未来を描こうとした」。こじつけのような説明で、「財源は社会保障費以外に使わない」とし、増税と同時に行う５兆円の経済政策も「一過性のものではない」と訴えた。消費税率３％アップで、税収は年約８兆１０００億円増える。

　一方で、被災地の反発が強い復興特別法人税の１年前倒し廃止も検討しているが、「１２月中に結論を得る」と述べた。「企業側の賃上げへの理解が進むことを踏まえた上で」と、企業の判断にげたを預けた格好。賃上げが実現しなかった場合の言及は、なかった。

　歴代内閣が、国民の反発を恐れ先送りしてきた消費増税に、高い支持率をバックに踏み込んだ。「アベノミクス」への期待が残る今しか、タイミングはなかった。一方、１５年１０月からの１０％増税については「経済状況をみて判断したい」とだけ述べた。同年４月に統一地方選、翌１６年は衆参ダブル選が予想される。増税後の経済状況次第では、有権者の自民党離れが加速しかねない状況だ。【中山知子】

　［2013年10月2日8時49分　紙面から］

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20131002-1198346.html

消費税を上げるんだったら、ガソリンや酒等の二重課税は辞めるべきだ。
いい加減にして欲しい。（暴動が起こってもいいぐらいだ！）
酒会社も突っ込めば良いのだが「ノンアルって酒税は無いのに第３のビールと同じ値段なの？」って
バレルのが怖いのかな？ｗ　儲けすぎやろ！（皆、気づいてるのか？どう考えても、おかしいぞ！）
まあ、そう考えれば、ジュース等も結構儲かっているんだろうがな。

アホか
最初から景気対策という名のバラマキがやりたいために、その財源としての消費増税だろうが
選挙直前に志位が暴露した「国土狂人化に伴う土建業界へのおねだりカツアゲ」が何よりの証拠じゃないか
全部社会保障に使うって話は当然のようになくなり、引き換えだったはずの議員定数削減も当然のように無し。

そして自民党のバラマキは「元々豊かな層」に対してだけ行われる、いつも。

昔、建設屋に内定した土木科の先輩が、入社前研修で地方の現場に行ったときの歓迎会
宴会に使った旅館の１室、１つ布団に枕が２つｗ　鄭重にお断りしたと言ってたな〜（将来の上役やからやて）
戦前、時代遅れの大艦巨砲に走ったのも、飛行機造るよりマージンが大きいからとか？

時々、甲府に行くんだけど、行く度に新しい道路が出来てる。（それほど混まない郊外なのに）
我が町では、２km程の道路が何年経っても進まない。
地方では土建屋に金がいくが、都市では地主にいくだけで、政治家に旨味はないからだろう。
（地域雇用の為とか言ってるんだろうがね）

国はＰ（計画）→Ｄ（実行）→Ｃ（チェック）→Ａ（改善）ができていない。

官僚のやることはＰ→Ｄ→Ｐ→Ｄ・・・・の連続。

そのＰ（計画）も「前年度予算以上＝今年度計画」で予算が削減される仕組みがない。

ふくらむ一方。

これで破綻しない方法があったら教えてくれ〜。

国家はどこも似たようなものでいずれ破綻する道を破綻するまで突き進む。

小沢一郎はそれを変えようとしたのだったが仕事が難しくなるので官僚は小沢一郎を消しにかかった。

いやはいあなるべくしてなるという国家破産でした。