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http://www.amakiblog.com/archives/2013/10/02/
2013年10月02日
きょう10月2日の朝日新聞が注目すべき記事を掲載していた。 すなわち在韓米軍の高官が10月1日、憲法9条の改正などをめぐる安倍首相の発言やそれを受けた日本国内での改憲の議論について、「この地域の役にたたない」と記者団に語ったというのだ。しかもこの発言を米国防総省のリトル報道官はワシントンの記者会見で追認している。
これまで米国は日本が憲法9条を変えるかどうかは日本が決める問題だと言ってきた。 その理由は憲法9条があってもなくても米国は日米同盟の名の下に日本に対し安全保障政策に関するあらゆる要求を実現させられる事を知っているからだ。だから変えてもいいが変えなくてもいいということだ。日本が勝手に決めればいいということだ。
ところがついに米国は憲法9条を変えることは米国の為にはならないと言い出したのである。これは大きな米国の動きの変化である。
私は鳩山、小沢という二人の民主党の政治家が、米国の国益を脅かしたから潰されたとは決して思わない。 彼らはそこまで米国の国益に反することをやろうとしたわけではない。しかし安倍首相がこれ以上かたくなな対中、対韓関係を続けるようであれば、それは日米韓同盟体制にひびを入れ、米中関係を損ねることになりかねない。つまり安倍政権は米国の国益を脅かすことになる。そうなれば米国は安部首相を潰しにかかるだろう。そんな米国の意向を先取りして外務官僚は安倍おろしに動くかもしれない。 絶頂にあると思える安倍首相の唯一、最大の敵は、米国と外務官僚である・・・
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改憲議論「地域に役立たぬ」 在韓米軍高官が安倍氏批判
http://www.asahi.com/international/update/1001/TKY201310010491.html
2013年10月2日0時1分 朝日新聞
【ワシントン=大島隆】在韓米軍高官は1日、憲法9条の改正などを巡る安倍首相の発言や日本国内の議論について「この地域の役に立たない」と批判した。記者団に語った。
この高官は「憲法と自衛隊(のあり方)の見直しの議論について、ここ数カ月の安倍首相の発言をすべて読んだが、率直に言ってこの地域の役に立たない」と話した。また、「憲法9条改正が非生産的だという意味か」と問われ、「(この地域で)そのように見られるかもしれないことは明らかだ」と話した。
この発言を受けて、米国防総省のリトル報道官は「米国は日米韓協力の拡大を期待している。歴史的な緊張はあるが、民主主義など共通するつながりに基づく未来があることも認識している」との談話を発表した。
また、太平洋軍のロックリア司令官は同日の会見で、日本の憲法9条改正の動きについて「コメントする立場にない」としながらも、「日米韓がそれぞれの能力を最も効果的に使うため協力することが重要だ。(そのためには)政府の構造や法律、憲法を変えることについて議論や検証が必要になるだろう」と述べ、日本国内の議論に一定の理解を示した。
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