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(回答先: 小泉元首相「原発進める方が無責任」 名古屋で講演 (朝日新聞) 投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 10 月 02 日 00:25:01)
小泉純一郎元首相をめぐる発言要旨は次の通り。
経済界の人と話をしていると、原発ゼロなんて無責任だと憤る声が多い。私はそんな中で原発ゼロを主張しています。放射能廃棄物、核のごみをどう処分するか、あてもないのに原発を進めて行くのは無責任ではないか。先日、フインランドのオカロンという最終処分場を視察したが、四百メートルの硬い岩盤をくりぬいた地下に埋める。
それでも原発四基のうち二基分しか容量がない。そもそも今、ごみを埋めても十万年後まで人類がきちんと管理できるのか。日本では野田佳彦前首相が一昨年暮に事故の収束宣言をしたがとんでもない。原発は事故が起きれば人の健康や農水産物、地域への影響が計り知れない。民間会社では負担しきれない。
原発を立地してもいいという自冶体の為にどれだけの税金を使って来たか。汚染水対策も廃炉も税金を使わなきゃあできない。事故の賠償にこれからどれぐらいかかるのか。原発のコストほど高いものはない。
第二次世界大戦で日本は無謀な戦争をして三百万人以上が命を落とした。満州(現中国東北部)から撤退していれば戦争は防げたが「満州は生命線だ」と撤退を拒否し、結局は国を焦土にした。経済成長のために原発は必要だという意見があるが、そんなことはない。戦争で満州を失っても、日本は発展したじゃないか。
原発の代案はない、今すぐ全廃は無謀だという声も聞くが、政治がはっきりと方向性を示せば代案は必ず出てくる。日本は焦土からでも立ち上がった。これと言う目標ができれば、官民が協力し、ピンチをチャンスにする特性を持っている。今、原発をゼロにするという方針を自民党が打ち出せば、一挙に(脱原発の)機運が盛り上がる。(太陽光など)再生可能エネルギーを資源にした循環型社会を作るという夢に向かって結束できる。世界が必要とする安全な社会を作るため、今はピンチではなくチャンスなんだ。
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(私のコメント)
至極もっともな正論である。脱原発派はこれを言ったり書いたり行動したりしているのだ。首相経験者は言うだけでなく実現に向けて本気で動いてくれないと国民は困るのである。いろいろバカをやって批判も多いと思うが死を覚悟して進めてもらいたいものだ。しかしこの世は恐ろしいことにいい事、正論を言いだすと消される事が多いからなあ。身辺に気をつけ頑張ってもらいたいものだ。
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