http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/437.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201309/article_27.html
2013/09/30 21:10
安倍首相は、今後汚染水問題には政府が前面に立って責任をもってコントロールすると豪語した。しかし、実際には政府の誰が最高責任者であるかわからない。環境省なのか、経産省なのかもわからない。
現状は専ら東電が前面に出ているが、東電は東電で、事故処理は東電の関連会社や下請けに行わせている。先日も核物質を除去する装置が20時間の運転で停止しまったが、その原因がタンク内部にゴムシートを置き忘れたからという、全く笑えない初歩的な事故であった。先日も書いたが、作業者の質が低下して来ているのではないと思われる。
先日、国会で東電の広瀬社長が汚染水問題について答弁したが、最近、俄然原発問題で活発な社説を展開している毎日新聞が、以下のように中々適切な社説を書いている。生活の小沢氏も、国会では 首相が汚染水を完全ブロックしていると言ったことに一点集中すべきと述べている。
何せ、世界に向かって大嘘を言った訳であるから、逃げようないはずである。
社説:汚染水問題質疑 首相こそ国会で説明を
http://mainichi.jp/opinion/news/20130930k0000m070127000c.html
遅きに失した始動だ。福島第1原発の汚染水事故に伴う衆院経済産業委員会の国会閉会中の審査が行われ、政府や東京電力などによる対策への具体的検証が始まった。
さきの参院選以来論戦を放置してきた国会だが、この期に及んでも臨時国会の召集時期で駆け引きを演じているのだからあきれる。安倍晋三首相が国会で説明する場を一日も早く設けなければならない。
閉会中審査は30日も行う。だが、汚染水問題の深刻さが表面化して以降、首相が国会で国民に説明する場面はいまだに設けられていない。
東京五輪招致演説で首相が「状況はコントロールされている」と発言したことをめぐり、東電幹部は「コントロールできていないと考える」と述べた。広瀬氏は国会で首相と同じ考えだと強調したが、現状認識や長期的取り組みの態勢をどう構築するか、首相は説明する責任がある。
首相の「汚染水の影響は原発の港湾内の0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」という発言も波紋を広げている。政府は海洋モニタリングで放射性セシウム上昇がみられないなどと説明しているが「影響は完全にブロック」とは、そもそも何を意味するのか。
政府が対策の前面に立つ以上、首相が明確な対処方針を語るべきだ。国会こそ、その場にふさわしい。
安倍首相が憲法改正で頼りにしている維新があやしくなってきた。これは、国民にとって朗報である。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。