http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/418.html
Tweet |
「民主党はなぜ国民から嫌われるか」(EJ第3641号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/376076574.html
2013年09月30日 Electronic Journal
9月27日の日本経済新聞によると、民主党は次のテーマで世
論調査を行うことを検討しているといいます。
―――――――――――――――――――――――――――――
なぜ私たちが嫌いなのですか
―――――――――――――――――――――――――――――
どうやら、現在、民主党にまだ残っている議員たちは、自分た
ちが何をしでかしたのか、なぜそれが国民の激しい怒りを買って
いるのかがわからないようです。わからないなら、世論調査なん
かするより、EJが教えてあげることにします。
2009年の衆院選では、民意は「小沢総理」を期待していた
のです。「現在の政治の閉塞感を小沢なら打ち破ってくれるかも
しれない」──小沢嫌いの人でもそのときは小沢に期待して民主
党を圧勝させたのです。
ところが待望の政権交代を実現するや、その恩人である小沢一
郎氏を、手の平を返して例の「米・官・業・政・電」利権複合体
と一緒になって足を引っ張ったのは、現在も民主党に残っている
議員たちなのです。少しでも志を持っている人、まともな政治家
は、既に民主党を去っています。
「国民の生活が第一」を掲げて選挙をし、当選したのに国民の
生活をピンチに陥れる消費税の大増税を、敵方の野党の自民党と
手を組んで成立させたこと。これは、国民に対する正面きっての
裏切りであり、絶対に許されざることです。そのことがわかって
いない人が現在民主党に残っている政治家たちなのです。
民主党は、2009年の衆院選以来、ほとんどの選挙でことご
とく敗北しています。そして、クーデターに等しい2012年の
衆院選と、2013年の参院選では超大敗しています。それでも
負けた真の原因がわかっていないようです。もし、このままなら
次の衆院選と参院選で民主党は消滅してしまうはずです。離れた
民主党支持者は戻ってはこないのです。「半沢直樹」ではありま
せんが、国民は民主党に「倍返し!」をしているのです。
突如として消費増税を打ち出して、参院選に完敗した菅直人首
相に対して、植草一秀氏が作詞した「『完敗』の歌」をご紹介し
ましょう。しかし、まだこのときは民主党に対して期待が残って
いた時点です。
―――――――――――――――――――――――――――――
かたい絆を あっさり捨てて
仁義を尽くさぬ裏切りの日々
小沢を傷つけ 出世を喜び
総理の椅子に座った あの日
あれからどれくらい たったのだろう
参院議席を いくつ数えたろう
民主支援者は いまでも君の
心の中にいますか?
完敗! いま君は人生の厳しく悲しい舞台を去り
はるか険しい道のりを歩き始めた
民主に幸せあれ!
スポットライトの 中の総理は
責任逃れに 血眼(ちまなこ)になる
消費税大増税 言い出したのは君
言い訳なんか しないほうがいい!
選挙の洗礼を 身体に浴びて
振りかえらずに そのまま引けばよい
風に吹かれても 雨に打たれても
信じた政策に 背を向けるな
完敗! いま君は党内の歪んでねじれた舞台を去り
再編始まる道のりが開き始める
民主に出直しあれ!
完敗! いま君は党内の歪んでねじれた舞台を去り
国民主権の道のりが開き始める
民主に再生あれ! 民主に再生あれ!
「植草一秀の知られざる真実」/http://bit.ly/bzXiZf
―――――――――――――――――――――――――――――
2013年9月24日の産経新聞によると、現在落選中の仙谷
元官房長官は、2010年の中国漁船衝突事件のさい、公務執行
妨害で逮捕した中国人船長を釈放したのは「那覇地検の判断」と
したことはウソであったことを認めています。あのとき、菅首相
と仙谷官房長官はこういっていたのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
◎検察当局が国内法に基づいて粛々と判断した結果である。
──菅首相(当時)
◎検察の判断を了としている。検察官が総合的な判断のもと
にどうするかを考えたとすれば、そういうこともあり得る
のかなと。 ──仙谷官房長官(当時)
―――――――――――――――――――――――――――――
この問題についての時事通信の世論調査では、79.9 %の国
民が「信用できない」と回答しているのです。それに、仙谷氏は
ウソを認めたかもしれませんが、菅元首相は知らん顔です。これ
では民主党の信用がなくなるだけです。
2010年の民主党の代表選は党員・サポーター票に関して不
正が行われたことは確実です。それが証拠に、集計された投票用
紙は早々に処分されているからです。
もうひとつの疑惑である検察審査会の議決に関する疑惑につい
ては、明日のEJから検証していきます。果たして本当に議決が
行われたかどうかです。 ─── [自民党でいいのか/63]
≪画像および関連情報≫
●消費増税法案可決の大きな代償/民主党の大罪
―――――――――――――――――――――――――――
2012年8月10日、参議院本会議で消費税増税法案を含
む社会保障と税の一体改革関連法案が可決され、成立した。
「消費税の引き上げは2009年の総選挙のマニフェストに
は明記していません。深く国民にお詫びしたい」議決後、記
者会見で野田佳彦首相は開口一番、陳謝の言葉を口にした。
「政治生命をかけて」と明言して取り組んだ法案が難渋の末
実現を見たのだ。達成感と充足感は大きかったはずだが、高
揚した様子はうかがえなかった。一方で失ったものも甚大だ
ったからだ。第一は、野田も認めるようにマニフェスト違反
による国民への背信である。第二は、自民党との連携だ。総
選挙で「歴史的な政権交代」を選択した有権者に対する裏切
りであるのは間違いない。第三は、民主党を分裂させた。第
四は、党勢の低迷と凋落を阻止できず、逆に加速させ、支持
率低落、政権崩壊と党解体の危機という絶望的な事態を招来
させた。野田はそれだけの犠牲と代償を覚悟のうえで「今国
会での増税法案成立」で突き進んだ。6月26日に増税法案
が衆議院で可決される。国会を9月8日まで延長して参議院
の採決に備えた。だが、衆議院の早期解散をもくろむ自民党
と、解散先送りを狙って参議院の採決の先延ばしを図る民主
党との綱引きが続いた。
http://president.jp/articles/-/7413
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。