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http://31634308.at.webry.info/201309/article_26.html
2013/09/29 22:08
大阪都構想が争点であった堺市の市長選挙で、維新が推す西林氏が敗れ、現職の竹山氏が再選された。維新の橋下代表が威信を掛けた大阪都構想が、少なくとも堺市民には受け入れられなかった。
維新は、大阪の地方議員約100人を堺に送り込み、さらに維新の会の国会議員を総動員した。橋下氏や松井一郎幹事長(府知事)も連日堺入りし、党を挙げて臨んだが負けた。
これで堺は、維新が掲げる自治体再編構想「大阪都構想」に参画しないことになった。これにより、大阪市、大阪府が進めている構想は、冷や水を浴びせられた。この選挙に負けても、維新の橋下氏の責任は問われないと、選挙前早々に大阪府の松井知事が防御線を張っていたが、国政での橋下共同代表の影響力低下は避けられないというのが専らの評判である。国民も橋下氏の本性がわかってきた。このような男に一時期、期待した自分が恥ずかしい。
今回、維新が負けたのは、「大阪都構想」の本質が否定されたこともあるだろうが、政党としての「維新」自体の存在価値が無くなっているからだと思っている。当初の維新は、国政でも何か今の体制を変えてくれるのではないかという期待感があった。百戦練磨の生活の小沢代表ですら騙された。前回の衆院選挙では、ぎりぎりまで維新との連携を模索していた。維新の橋下氏のことは決して悪くは言わなかった。しかし、今や自民党と何が違うのかと思うくらいの党となっている。
そもそも維新が維新でなくなった最大の原因は、自民党より自民党のDNAを持つ「石原氏グループ」を内蔵したことに始まる。石原氏は最近、産経新聞の記事で以下のように言っている。自民党の安倍首相に憲法を「破棄」しろと迫っている。憲法を改正するには「公明党」は足手まといだから、暗に離れろと言っている。「維新」のはずが、逆に強烈な「攘夷」党に逆戻りしてしまった。
石原慎太郎・日本維新の会共同代表(上) 「憲法改正、公明は足手まといになる」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130928/stt13092812340001-n1.htm
このとき、憲法について安倍君は「変えなきゃいけないです」とはっきり言った。「『破棄』って言ってくれよ」と言ったら、「そういう言葉はちょっと激しい」とも言ってはいたが…。
(10月15日召集予定の)臨時国会の代表質問では、今までになかった質問をやろうと思っています。
尖閣問題については例えば「果たして施政権は及んでいるのか。具体的なものを示す必要があるのではないか」と聞きたいな。それと、みんなが「なるほど!」ということを提案します。石垣の漁民が、日本人全体が喜ぶと思うよ。これを安倍君がのまなかったら「政府の責任」となるから。
果たして安倍君は憲法改正をどこまでやれるのかね。公明党は必ず足手まといになりますよ。現に、公明党がいることで集団的自衛権の行使容認という課題は先送り、先送り、先送りになっているじゃないか。
このブログで維新のことを批判的に書いている。なぜ批判的に書くかというと、今の野党がバラバラになってしまった原因の1つが「維新」のせいだと思っているからである。革新のはずの「維新」が、「維新」という皮を被った自民党であることがわかったらだ。その「維新」が野党の中に居て、民主、みんななどに影響力を及ぼしている。
今、自民党にきちんと対抗しなければならない野党が、まやかしの維新によって生気を抜かれていると考えている。維新を野党と思っていては、とんでもないことになる。自民党の補完政党でしかない。自民党が送り込んだ、自民の別働隊と思った方がよい。
今回の維新の惨敗は、国民が維新の真の姿をわかって来たからだと考えている。
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