http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/384.html
Tweet |
新潟県知事の対応について、日経の社説が、大きな歪曲を書いた。これに対し
新潟県が正式に訂正要請を出した。
日経社説は、柏崎原発が事故をこれから起こした時に、原子炉爆発前のベントに際し、いちいち新潟県の了解を取ってたら迅速な対応ができん!、みたいな社説だ! なんだ結局、地元民は大量被ばくさせられるのか?
日経社説は、東電が日本中・世界中へ賠償ができるという前提で書き、
原発電気が安いという「根拠」で原発稼働をはやくしないと電機代が上がると論じ、などなど・・・カ・ク・シ・ン・ハ・ン・
これが新聞なのか怪文書なのか
〜〜〜「白夜の炎」ブログから〜〜〜〜
http://blog.goo.ne.jp/baileng/e/0f9c7d705a02516eb5512587d0604985
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日経の-意図的?- 大誤報/柏崎原発再開問題
2013年09月28日 21時21分
まず日経の社説をどうぞ。
「 東京電力は新潟県の柏崎刈羽原子力発電所6、7号機の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請した。難色を示していた泉田裕彦知事が条件付きで申請を容認した。東電は規制委の審査をへて来春にも再稼働をめざす。
東電の厳しい経営状況を考えれば、今回の申請自体は理解できる。同社は実質的に国有化された後も経常赤字が続いている。経営計画に盛った柏崎刈羽の再稼働が実現しないと、金融機関からの資金調達に支障をきたしかねない。電気料金の再値上げも避けられず、消費者への影響も大きい。
だが地元自治体の理解を得るのに時間がかかり、規制委への申請手続きが遅れたことを、東電は教訓とすべきだ。東電は同原発の改修工事を地元への説明が不十分なまま着手した。これが地元の不信を募らせ、事態をこじらせた。
同原発の再稼働には、地元の理解と協力が大前提になる。東電は安全対策を粘り強く説明するとともに、事故が起きたときの自治体との連携体制や住民を安全に避難させる計画づくりなどで全面的に協力し、信頼確立を急ぐべきだ。
泉田知事が東電に求めた申請の条件には、疑問が残る点がある。重大事故が起きたとき、放射性物質を外部に放出するフィルター付き排気(ベント)の実施に、県の事前了解が必要としたことだ。
重大事故への対応は一刻を争うだけに、それで迅速かつ適切な初動ができるのか。電力会社と自治体が結ぶ安全協定には、何を対象とするかや法的な拘束力をめぐり議論がある。国も関与して安全協定のルールづくりが必要だ。
規制委も同原発の審査を厳格に進めるべきだ。周辺は中越沖地震など地震が多い場所だ。直下に活断層はないか、近くの断層が動いても耐震性は十分かなど、科学的な根拠を踏まえて慎重に審査し、包み隠さず公表してほしい。
国による東電支援のあり方も見直しが避けられない。今回の申請でも東電の当面の資金繰りはなお綱渡り状態が続く。福島原発で深刻な汚染水漏れがおき、廃炉の費用は巨額にのぼる。周辺での除染の費用も東電の負担になる。
廃炉や除染をめぐり、国と東電の役割を改めて明確にすべきだ。原子力損害賠償支援機構を通じたいまの東電支援は限界にきている。柏崎刈羽原発の安全審査に併せて、国はこの問題に真剣に向き合うときだ。」
(http://www.nikkei.com/article/DGXDZO60327250Y3A920C1EA1001/)
赤字の部分は全くの虚構を書いている。
新潟県が公式に出した以下のコメントをみていただきたい。
「平成25年9月28日付 日本経済新聞2面社説について 2013年09月28日
本日、9月28日付けの、日本経済新聞社説において、
「泉田知事が東電に求めた申請の条件には、疑問が残る点がある。重大事故が起きたとき、放射性物質を外部に放出するフィルター付き排気(ベント)の実施に、県の事前了解が必要としたことだ。事故時の対応は一刻を争うだけに、それで迅速かつ適切な初動ができるのか。」
との記載がありますが、新潟県が条件とした事項は、了解が得られない限りフィルタベント設備の運用開始ができない、という趣旨であり、実際に事故が発生した際の個別の対応に、県の了解を得るよう求めたものではありませんので、修正していただくよう要請いたしました。
本件についての問い合わせ先 原子力安全対策課長 須貝 025(280)1690(直通) 025(285)5511(内線6450)」
(http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/1356769499833.html)
明らかに新潟県が非常識な対応を求めたかのように書いている。
もしこれが事実誤認に基づくものならば、担当の論説委員はまともに新潟県と東電のやり取りを確認せずに社説を書いたのではないか、といわれても仕方ないであろう。
そうでなければ明らかに、国の方針や東電のやり方に異を唱えてきた新潟県知事を貶める世論操作の一環だという疑念が生じる。
日本経済新聞社はどう考えているのか。
きちんと答える責任があるように思う。
〜〜〜〜「白夜の炎」ブログ 引用終り〜〜〜〜〜
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。