http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/376.html
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http://31634308.at.webry.info/201309/article_25.html
2013/09/28 21:11
毎日新聞が原発に関して、東京新聞以上に厳しい意見を展開している。それに対して、読売や朝日は口を噤んでいる。毎日は2日間続けて、以下のように浜岡原発と柏崎原発について社説で批判している。
浜岡原発については、再稼働自体を考え直せと述べている。つまり、再稼働は無理という主張である。南海トラフ地震は、いつあってもおかしくない。また富士山の噴火も、いつあるかわからない。浜岡原発は首都圏とも近く、中京、阪神と結ぶ大動脈の東名高速道路がすぐそばを走っていて、ここで一度何かが起これば、首都圏、中京、阪神の経済に与える影響は福島原発事故の比ではない。また、ここには活断層もある。社説は、検討すべきは廃炉であると断じている。これは脅しではなく、国を想っての主張である。
社説:浜岡原発 再稼働申請は考え直せ
http://mainichi.jp/opinion/news/20130927k0000m070120000c.html
中部電力が、静岡県御前崎市にある浜岡原発を再稼働するため、今年度中に安全審査を申請するという。
浜岡は東京電力福島第1原発の事故後に、菅直人首相(当時)の要請で全面停止した原発だ。再稼働には大きな危険が伴う。検討すべきはむしろ廃炉である。中電は審査申請を考え直すべきだ。
もう一つは、柏崎原発についての社説である。東電は柏崎原発の再稼働を申請したが、社説は福島事故の収束が先だと述べている。その通りである。
社説:東電再稼働申請 福島事故の収束が先だ
http://mainichi.jp/opinion/news/20130928k0000m070134000c.html
毎日新聞 2013年09月28日 02時30分
東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の再稼働に向けた安全審査を申請した。同県の泉田裕彦知事が、条件付きで申請することを承認したためだ。
しかし、東電は福島第1原発事故の当事者である。再稼働の前提として、汚染水処理など事故の収束に真摯(しんし)に取り組み、企業としての信頼を取り戻す必要がある。
この社説の中には、今まで反対していた泉田知事が、急に軟化した理由がわからないと述べている。当然、政府側もしくは公権力側からの圧力が掛かったことは間違いない。阿修羅の掲示板では、福島の佐藤栄佐久氏の場合のように、検察からの圧力が掛かっているとも書かれている。
『泉田知事に何があったのか 「特捜部がターゲットに」報道も (田中龍作ジャーナル) http://www.asyura2.com/13/senkyo154/msg/308.html』
泉田知事自身が、佐藤栄佐久氏の二の舞いになるような気がするかと聞かれて、「する」と述べたぐらいだから、体制に反発する分子として相当の圧力を受けていることは確かである。況や、安倍首相は原発を推進すると豪語している。その意向を受けて、あらゆる機関がそれを進めるように動いているはずである。
この流れを変えるには、次期選挙で体制を変えるしかない。
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